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 ◆ 花巻の文化財 国指定:イーハトーブの風景地 釜淵の滝
イーハトーブの風景地 釜淵の滝 いーはとーぶのふうけいち かまぶちのたき
イーハトーブの風景地 釜淵の滝
 区分 記念物−名勝
 名称 イーハトーブの風景地
釜淵の滝
 よみ いーはとーぶのふうけいち
かまぶちのたき
 指定 平成17年3月2日 国指定
 所在地 湯本地内 台川河川内
 所有者 国(国土交通省)
 

 「釜淵の滝」は、国指定名勝「イーハトーブの風景地」の一つです。
 北上川の支流の瀬川が上流でさらに支流となる台川の峡谷底にあり、比高約8.5m、幅約25mにわたって丸く盛り上がる岩床の表面を舐めるように水が洗っている美しい滝で、宮沢賢治の文学作品「台川」に登場します。

 宮沢賢治は、日本の代表的な詩人・童話作家として花巻が誇る人物で、明治29年(1896年)8月27日に花巻で生まれ、昭和8年(1933年)9月21日に37歳のとき花巻で没しましたが、大正10年(1921年)12月(25歳)から大正15年(1926年)3月(29歳)までの約4年3か月の間、稗貫郡立稗貫農学校(大正12年(1923年)4月1日、郡制廃止に伴い岩手県立花巻農学校となる。)の教員を勤めていました。
 文学作品「台川」は、宮沢賢治が稗貫(花巻)農学校の野外授業で生徒たちを引率し、台川沿いを遡って「釜淵の滝」に至った際における、生徒たちや自然との心の交流の経験を基に書かれたようです。

 「釜淵の滝」など岩手県内の多様な風景は、地形・地質に詳しい宮沢賢治の観察眼を通じて科学的に捉えられ、創作活動の重要な基となって独特の自然観・世界観の醸成に大きな意味を持ち、やがて宮沢賢治の心の中における理想の大地としての日本岩手県「イーハトーブ」へとつながっていきました。 

宮沢賢治のコーナー


 国指定名勝
  「 イーハトーブの風景地
     鞍掛山 七つ森 狼森 釜淵の滝 イギリス海岸 五輪峠 種山ヶ原 」

 宮沢賢治は、理想の大地としての日本岩手県を「イーハトーブ」と名付け、文学作品の中に、その独特の風土を表わす自然の風景地を数多く登場させています。
 それらの風景地は、今もなお岩手県内に残っており、宮沢賢治の文学作品を連想させる美しい風景として、多くの人々に愛されています。
 宮沢賢治の作風の源泉となったそれらの風景地を保護するため、平成17年3月2日に文化財保護法による国指定名勝「イーハトーブの風景地」が六か所一群で指定され、平成18年7月28日には「イギリス海岸」が追加指定されて 七か所一群となりました。
 「釜淵の滝」、「イギリス海岸」、「五輪峠」の3か所は、花巻市内にあります。

鞍掛山(くらかけやま)  : 岩手郡滝沢村
七つ森(ななつもり)  : 岩手郡雫石町
狼森(おいのもり)  : 岩手郡雫石町
釜淵の滝(かまぶちのたき)  : 花巻市 (旧・花巻市地域内)
イギリス海岸(いぎりすかいがん)  : 花巻市 (旧・花巻市地域内)
五輪峠(ごりんとうげ)  : 花巻市 (旧・和賀郡東和町地域内)
種山ヶ原(たねやまがはら)  : 奥州市江刺区、気仙郡住田町
 


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