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文化審議会が選択答申

花巻市で6件目の選択へ

文部科学大臣及び文化庁長官の諮問機関である文化審議会(佐藤信会長)は、平成31年2月8日(金曜日)に開催された同審議会文化財分科会の審議・議決を経て本市東和地域に伝承される倉沢人形歌舞伎(岩手県指定無形民俗文化財)を記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財に選択することについて文化庁長官へ答申しました。
今回の答申に基づき、近日中に正式に選択された場合、記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財は、岩手県内では20件目、花巻市内としては6件目となります。

記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財とは

記録作成等の措置を講ずべき無形の文化財とは、文化財保護法に基づき、文化庁長官が国指定重要無形民俗文化財以外の無形の民俗文化財のうち特に必要のあるものを選択するもので、選択された文化財については、調査や記録の作成、公開などが進められます。

倉沢人形歌舞伎の概要

倉沢人形歌舞伎は、東和町倉沢に伝承され、歌舞伎の上演内容を人形に移して演じる姿勢を有し、役のせりふを人形遣いが発するなどの点で、特色のある人形芝居となっています。人形は一人遣いを基本とし、人形の裾から片手を入れて操る裾突っ込み式で、かつ差し入れた手の人差し指と中指で人形の首(かしら)を挟み、親指と小指で人形の両腕を操作する挟み式という形態です。
上演は舞台浄めの「三番叟(さんばそう)」に始まり、最後は「景色(けいしょく)」という短い踊りで打ち出しとなります。この間に演じられる演目は、「本朝廿四孝十種香の場(ほんちょうにじゅうしこうじゅしゅこうのば)」「絵本太閤記尼ケ崎の場(えほんたいこうきあまがさきのば)」「傾城阿波の鳴門巡礼歌の段(けいせいあわのなるとじゅんれいうたのだん)」などが伝えられ、竹本(義太夫節)の演奏と、人形遣いによる各役のせりふが掛け合いで演じられます。これらの多くは歌舞伎の代表的な義太夫狂言ですが、一方で竹本を用いない「戸隠山岩見重太郎大狒退治の段(とがくしやまいわみじゅうたろうひひたいじのだん)」のように、近隣地域に伝わる人形芝居との関連をうかがわせる演目も含まれます。

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上演の様子
002
本朝廿四孝

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