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菊池俊吉画像
広島原爆の記録「ガスタンクに残る影」爆心地から約2キロメートル広島瓦斯広島工場のガスタンク。
表面に塗られたコールタールは熱線で溶け、流れ落ちた。ハンドルが熱線をさえぎった部分だけが
溶けずに黒い影のように残っていた。

萬鉄五郎記念美術館「写真家 菊池俊吉が捉えた昭和」展

菊池俊吉(きくち しゅんきち、1916年-1990年)は日本を代表する昭和期の写真家の一人です。彼は岩手県花巻市御田屋町に生まれました。1937年(昭和12年)オリエンタル写真学校を卒業後、東京光芸社を経て東方社入社し報道写真家としてスタートを切ります。
戦時下にあっては、『FRONT』の写真部の一員となり、本土及び外地の部隊の撮影や産業記録など幅広く活躍しております。なかでも、終戦直後に文部省の原爆被害調査団の一員として広島を撮影した記録写真は、悲惨な原爆の傷跡を克明に伝えてくれます。 
また、戦中戦後を通して銀座のありようを記録したそれらは、昭和という時代を通して、刻々と変化する街の様を、生々しくも透徹した視線で私たちに示してくれています。
さらに戦後は、農村漁村の暮らしを題材としたシリーズや科学分野の撮影などで幅広く活躍し、日本における記録写真の分野を確立したカメラマンの一人といえます。これまで郷里で紹介する機会が少なかった菊池俊吉のファインダーが切り取った昭和という時代を、彼の写真を通してあらためて見つめ直したいと思います。

展覧会名

写真家 菊池俊吉が捉えた昭和 展-花巻市共同企画展「ぐるっと花巻再発見!」

会期

平成23年9月23日(金曜日・祝日) ~ 平成24年1月29日

会場

萬鉄五郎記念美術館

出品点数約

140点 

開館時間

午前8時30分から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)

休館日

月曜日休館(月曜日が祝日の場合、その翌日)

入館料

一般400円(350円)、高校生・学生250円(200円)、小学生・中学生150円(100円)
( )内は20名以上の団体料金 

主催

萬鉄五郎記念美術館

後援

岩手日報社、岩手日日社、盛岡タイムス社、河北新報社盛岡総局、朝日新聞社盛岡総局、読売新聞社盛岡支局、毎日新聞盛岡支局、産経新聞盛岡支局、日本経済新聞社盛岡支局、NHK盛岡放送局、IBC岩手放送、テレビ岩手、めんこいテレビ、岩手朝日テレビ、エフエム岩手、ラヂオもりおか、奥州エフエム、花巻ケーブルテレビ、えふえむ花巻

菊池俊吉プロフィール

菊池俊吉肖像 

1916年(大正5年)、岩手県花巻市御田屋町生まれ。1937年(昭和12年)、オリエンタル写真学校を卒業後、1938年(昭和13年)東京光芸社写真部に入社し、報道写真家として始まり。1941年(昭和16年)岡田桑三が設立した東方社写真部に入社、1942年(昭和17年)2月に創刊された陸軍参謀本部の対外宣伝グラフ誌『FRONT』の写真部員となる。戦時中、日本本土及び外地の部隊、産業記録撮影など幅広く活躍。
1945年(昭和20年)敗戦後、解散の東方社スタッフは文化社として再建。同年9月、文部省の学術調査団のもとで原爆被災地の医療状況を記録映画撮影、スチール写真担当として医学班に属し、10月1日~10月22日被爆後の広島を撮影。翌年は、焼け野原となった東京ドキュメントとして『東京1945年・秋』を出版。1947年(昭和22年)8月、復興中の広島をアピールするための写真集『LIVING HIROSHIMAPDF』製作のために再び広島へ。
文化社の解散後、1951年(昭和26年)以降『世界』、『中央公論』、『婦人公論』などのグラビア頁を担当。科学雑誌に内外科学者のプロフィールと科学実験など科学分野の写真で知られた。1985年(昭和60年)、歴史的資料となる写真集『銀座と戦争』、『昭和の歴史』に作品が掲載。
1990年(平成2年)、急性白血病により逝去、享年74。

写真集

  • 岩波書店編集部 編集『廣島 戰爭と都市』(岩波写真文庫、1952年、2008年復刻版)
  • 平和博物館を創る会『銀座と戦争』(平和のアトリエ、1986年) 
  • 『日本陸軍写真集(1) 機械化部隊の主力戦車』(グリーンアロー出版社、1994年)
  • 『陸軍航空隊の記録 第1集 航空ファンイラストレイテッド No.79』(文林堂、1994年)
  • 『陸軍航空隊の記録 第2集 航空ファンイラストレイテッド No.80』(文林堂、1995年) 他

 菊池俊吉チラシ表(PDF形式:617KB) 菊池俊吉チラシ裏(PDF形式:682KB)

この記事についてのお問い合わせ

萬鉄五郎記念美術館

電話
0198-42-4402
FAX
0198-42-4405

028-0114 岩手県花巻市東和町土沢5区135

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