ナビゲーションをスキップする

田中貞三 五味清吉 高橋忠彌
松本竣介 澤田哲郎 吉田清志 欠畑美奈子
左上から/田中貞三「新橋河岸」明治45年作、五味清吉「秋草」大正4年作、高橋忠彌「蘇る上海租界」昭和19年作、松本竣介「顔(女の顔)」制作年不詳、澤田哲郎「荷車引き」昭和17年作、吉田清志「剣、八ツ峰」平成6年作、欠畑美奈子「母子」平成3年作

萬鉄五郎記念美術館は昭和59 年の開館以来、本年5 月1 日で30 周年を迎えます。開館当初より萬鉄五郎の調査研究はもとより、日本近代や地元岩手の美術、さらには次代の萬というべき現代美術の紹介をおこなってまいりました。さらに、この方針に沿って美術作品の収蔵に努め、購入のみならず趣旨に賛同いただいた方々より作品の寄贈や寄託をいただいてきました。
30 周年を迎えるにあたり、その成果として所蔵する近代美術のコレクションから具象表現にスポットをあて、時代とともに変わってきた表現手法やその造形性をたどる展覧会を企画しました。
地方の洋風表現は、海野三岳によって明治中期にはじまります。その後、萬鉄五郎や五味清吉に代表される東京美術学校卒業生が地方美術の核となっていきます。その後、昭和の大戦を経て、岩手の美術界は新設された岩手県立美術工芸学校がその座を獲得していきます。そこでは美術評論家の森口多里を校長に、深沢省三、紅子夫妻や舟越保武、奈知安太郎などが指導にあたり、多くの若かき表現者を輩出するに至りました。
地方の洋風表現の目覚めに始まり、写実描写から主観的表現へと、そしてイデオロギーを帯びた表現やシュルレアリスムへの傾倒を経て昭和期の暗い戦争の時代、大戦後のオープンで自由な表現活動へと岩手の美術が展開していきました。それらの時代を彩る今回の展示作品は、いずれも近代美術を語るうえで欠かせない表現者たちのそれであり、今後も当館所蔵品として保存・研究してまいる所存であります。
最後になりましたが、貴重な作品を快くご恵贈及びご寄託を賜りました所蔵家の方々や協力者に深く感謝申し上げます。

出展作家

海野三岳/田中貞三/真山孝治/及川呉郎/五味清吉/及川文吾/畠山三朗/橋本八百二/寺島貞志/高橋忠彌/舞田文雄/松本竣介/舟越保武/澤田哲郎/奈知安太郎/海野経/吉田清志/橋本花/阿部金剛/高原栄人/浅沼弘/橋本正/豊川和子/木村正/欠畑美奈子/池田次男/藤井勉

具象表現の系譜展 出品目録(PDF形式:94KB)

会期:平成26年3月4日(火曜日)~4月13日(日曜日) 
開館時間:午前8時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日(祝日の場合はその翌日)
入館料:一般400円(350円)、高校生・学生250円(200円)、小学生・中学生150円(100円)
注)( )内は20名以上の団体料金
 

この記事についてのお問い合わせ

萬鉄五郎記念美術館

電話
0198-42-4402
FAX
0198-42-4405

028-0114 岩手県花巻市東和町土沢5区135

ホームページからのお問い合わせ

市役所へのお問い合わせ

周辺地図

アンケートにご協力ください

この記事はいかがでしたか?

このページの先頭部へ戻る