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「棟方志功 萬鉄五郎に首ったけ」展

釈迦十大弟子、墨摺版画
棟方志功「釈迦十大弟子」1939年、墨摺版画・紙、宮城県美術館蔵 
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萬鉄五郎「口髭のある自画像」1914年、油彩・画布、萬鉄五郎記念美術館/棟方志功「上向像」1973年、油彩・紙、個人蔵/萬鉄五郎「海岸風景」1923年、油彩・画布、萬鉄五郎記念美術館蔵


青森に生まれ日本の近代版画(棟方は板画と称した)を代表する版画家、棟方志功。版画のほかにも油絵、倭画(やまとが)、書、詩歌など多岐にわたり独創的な優れた作品を残しています。その棟方が、大正期の画家萬鉄五郎に対して日本の真実を油絵でなしとげた無類の人と手ばなしで認め、《わたくしは萬氏の繪の事については、際限を持たない。それ程、わたくしは「萬鐵に首ったけ惚れて」いるのだ。仕方がないほど、参っているのだ。》(「『萬鐵』の繪心」『板響神』1952年刊)とその心酔ぶりを記しています。これほど萬を敬愛し惚れ込んでいたことは、専門家の間でもあまり語られてきませんでした。
ゴッホにあこがれ画家を目指して上京した棟方が、初めて入選を果たした春陽会展会場で、奇しくも「萬鉄五郎遺作展」が開催されていました。ここで棟方は何を目にし、何を感じたのでしょうか。以後、次第に版画の道へと分けいったその姿には、萬の影が漂っているように思われてならないのです。それを物語るように、棟方の奔放な表現性に萬のそれと通じるものを見出すことはたやすく、作品に漂う土着的な匂いにも共通するものを感ぜずにはいられないのです。
さらに、棟方は萬作品を手元に置きたいと1940年代から探し続けます。そして何度目かのめぐり会いで、ようやく手に入れた「自画像」に《萬鉄五郎先醒(せんせい)》と自ら裏書きし、封印するかのように額裏に糊貼りして生涯愛蔵したことからも、並々ならぬ敬愛の念を抱いていた証といえます。
この度、画家を目指した棟方志功の初期の作品を皮切りに、第6回春陽会展で目にした萬鉄五郎遺作室の再現を試み、そこに何を見出し萬に惹かれていったのか。棟方と萬、両者の作品を対比しながら版画家・棟方志功に萬がもたらした意義を跡づけたいと思います。

展覧会名

《萬鉄五郎生誕130年 棟方志功没後40年記念企画展覧会》
棟方志功 萬鉄五郎に首ったけ

会期・会場等

会期・開館時間

平成27年7月4日(土曜日)から 8月30日(日曜日)まで
午前8時30分から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)

休館日

月曜休館(月曜が祝日の場合その翌日)

主催・会場

萬鉄五郎記念美術館 (岩手県花巻市東和町土沢5区135番地)

協力

青森県立美術館、岩手県立美術館、棟方志功記念館

後援

岩手日報社、岩手日日新聞社、盛岡タイムス社、河北新報社盛岡総局、朝日新聞盛岡総局、読売新聞盛岡支局、毎日新聞盛岡支局、産経新聞盛岡支局、日本経済新聞社盛岡支局、NHK盛岡放送局、IBC岩手放送、テレビ岩手、めんこいテレビ、岩手朝日テレビ、花巻ケーブルテレビ、エフエム岩手、ラヂオもりおか、奥州エフエム、えふえむ花巻

入館料

一般700(650)円、高校・大学生400(350)円、小学・中学生300(250)円

  • ( )内は20名以上の団体料金
  • 花巻市内小・中学生は「まなびキャンパスカード(含ふるさとパスポート)」、花巻市内在住の高校生、花巻市内の高校に在学する生徒は生徒手帳、富士大学学生は学生証を受付で提示いただくと、土・日・祝日と長期休暇期間の入館料が無料となります。

棟方萬展チラシ 棟方萬展チラシ

関連事業

ギャラリートーク

棟方志功研究家の石井頼子氏による展示作品を見ながらの作品解説。

日時等

日時:平成27年7月4日(土曜日) 午後2時から2時30分まで
会場:萬鉄五郎記念美術館
講師:石井頼子氏(棟方志功研究・学芸員、棟方志功令孫)
参加方法:時刻までに直接会場にお越しください

講演会&ミュージアムコンサート

棟方志功が愛した津軽三味線の演奏を交えて、世界の棟方に駆け上がるまでのエピソードや裏話を棟方研究の第一人者が語ります。

・講演会「萬鉄五郎と棟方志功」
講師:石井頼子氏(棟方志功研究・学芸員、棟方志功令孫)
・津軽三味線ミュージアムコンサート
演奏:三代目 井上成美氏(津軽三味線奏者)

日時等

日時:平成27年7月26日(日曜日) 午後6時から8時まで
会場:萬鉄五郎記念美術館
入場無料

ワークショップ「棟方志功流 お茶の楽しみ」

日常的に茶の湯を好んだ棟方志功。棟方作品をはじめ河井寛次郎、浜田庄司などの器で楽しむ茶会。

日時等

日時:平成27年8月23日(日曜日)午前10時、午後2時(2回)
会場:萬鉄五郎記念美術館
講師:石井頼子氏(棟方志功研究・学芸員、棟方志功令孫)
定員:各回20名(定員になり次第締め切ります)
申込み:8月1日(土曜日)から8月7日(金曜日)までに、萬鉄五郎記念美術館(電話番号:0198-42-4402)までお申し込みください。 
参加料:2,000円

この記事についてのお問い合わせ

萬鉄五郎記念美術館

電話
0198-42-4402
FAX
0198-42-4405

028-0114 岩手県花巻市東和町土沢5区135

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