花巻市議会 行政報告 平成18年第2回(平成18年6月議会)
平成18年第2回花巻市議会定例会行政報告
平成18年6月9日(金)
行政報告について申し上げます。
窓口業務の土日開庁について
初めに、窓口業務の土日開庁について御報告申し上げます。
私のマニフェストに掲げており、また前回の3月定例会においても早期に実施とお話ししておりましたので、7月から「窓口業務の土日開庁」を行うこととしたところであります。
窓口を開庁するに当たりまして、関係部署の移動等もあり、7月1日はちょうど土曜日に当たりますので、7月1日、2日を利用して準備を行い、実質的に7月の第2土曜日となる8日から行うこととなります。
取り扱う業務の内容は、税、登録、医療、福祉等の届出・申請の受付、証明書交付であります。
行政は最大のサービス産業と言われておりますので、サービス産業の実践の一つということもございます。いつでも行政サービスが受けられる状態、その一つの試みをスタートさせると同時に、職員の意識改革の一つになるものと考えております。
この土日開庁は、県内で初の試みであり、多様な市民ニーズに応える、行政サービスの向上を目指すものであります。
また、これに併せ、観光都市花巻を強くアピールするねらいとして、市役所自らが一つの情報発信源として機能するよう、観光課と観光協会を本庁1階に配置し、観光はもちろん総合的な案内業務を担う組織として、観光と市民サービス両面の拡充を図って参ります。
さらに、団塊世代の定住を促進する取り組みとして、7月から庁内に専門部署を設置し、専従職員を配置します。配置先は、観光課を考えております。
内容は、在京人会などを通じて県外の方々への情報の受発信に加え、定住や滞在のための住宅情報、産業支援体制、三世代旅行をターゲットとする「ファミリーツーリズム」など、部局横断的な事業を展開し、団塊世代に魅力ある本市独自の取り組みを紹介していこうとするものであります。
中華人民共和国「大連市」「上海市」の訪問について
次に、中華人民共和国「大連市」「上海市」の訪問について御報告申し上げます。
この目的は大きく二つあり、一つは海外の観光客を岩手・花巻に誘客すること、それに伴って花巻空港の整備促進につなげること、もう一つは中国と岩手県との経済交流を開発することであります。
去る5月23日から27日までの5日間にわたり訪問して参りましたが、大連市では、カ・トクジン大連市長はじめ農業、観光の担当部局長、旅游局長に直接お会いすることができ、たくさんの観光客が岩手・花巻を訪問するようお願いして参りました。
また、コメやリンゴなど農業分野での経済交流に明るい兆しを感じて参ったところであります。
訪問期間中は岩手県大連観光ミッションにも参加し、その団長として大連市並びに上海市も訪問いたしました。岩手県大連観光ミッションは、昨年度の「岩手県大連経済事務所」設置を契機として、中国遼寧省大連市を中心とする現地の観光関係行政機関や中国旅行会社等との交流を深め、岩手県及び花巻市への来訪促進を図るため実施されたものであります。
大連市並びに上海市を訪問し観光説明会等の開催、旅游委員会の訪問など誘客活動を実施したところであります。
25日には、大連市の現地旅行会社5社を訪問し、花巻の観光PR、及び大連ー花巻間の将来的な定期便の運航について意見交換を実施したほか、アカシア祭り開幕式等で、本市の郷土芸能であります鬼剣舞の演舞を披露し、花巻をより強く印象付けるとともに、来訪促進を図って参ったところであります。
御案内のとおり、中国は渡航条件が緩和され、今後日本への旅行者が増加することが期待され、特にも大連市には「岩手・大連友好協会」があることから本県との縁が深く、将来の国際観光振興上、重要な外国人観光客誘致の対象地域と位置づけられるところでありますので、今後とも、積極的な誘客活動を展開して参りたいと考えているところであります。
大迫保育園の完成並びに開園について
次に、大迫保育園の完成、並びに開園について御報告申し上げます。
このたび完成いたしました新たな「大迫保育園」につきましては、大迫、及び外川目両保育園の老朽化と、園児数の減少を踏まえ、これら二つの保育園の統合による良好な保育環境を確保するため、国の交付金事業等を活用し、整備を進めて参ったところであり、本日6月9日完成に至ったところであります。
この保育園は、周辺の景観に配慮し、地元産木材をふんだんに用いた木造平屋づくりで、暖房設備にはチップボイラーを使用した「温水床下放熱暖房システム」を採用するなど、園児の安全や健康、そして地球環境に配慮した設計を取り入れております。
開園は7月1日を予定しており、低年齢児の保育や延長保育など、多様な保育ニーズに応え、次代を担う子供たちの健やかな成長、発達を支援するため、保育内容の充実に今後とも努めて参りたいと存じます。
企業の新規展開について
最後に、企業の新規展開について御報告申し上げます。
このたび、花巻市への誘致が決定いたしましたのは、兵庫県西宮市に本社を置く「株式会社エーデックス」であります。
同社は、計測機器や監視機器、モーター制御機器等の電子機器を主力とされ、このたび、これら電子機器の「企画・設計から製造までの一貫生産」という市場ニーズに対応するため、本市賃貸工場への展開による同社の東北事業所の開設を御決定いただいたものであります。
同社におきましては、市内居住者を中心に新規採用者8名で事業をスタートされ、5年後を目処に、本市工業団地への展開を視野に入れた事業の拡大を計画されております。
御案内のとおり、本市におきましては、電気・情報通信・電子等の機械系製造業が大きな割合を占めており、地域産業の牽引役を担っているところでありますが、今回の「株式会社エーデックス」様の新たな事業展開の背景として、本市におけるこれら分野の集積と、優秀な技術・開発者の存在があったと伺っているところであります。
ここで、改めまして御決定賜りました「井料(いりょう)社長」様をはじめ、関係各位に心から感謝申し上げますとともに、株式会社エーデックス様のさらなる御発展を、心から御祈念申し上げる次第であります。
以上で、行政報告を終わります。
花巻市長 大石 満雄
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