花巻市議会 行政報告 平成18年第4回(平成18年12月議会)

平成18年第4回花巻市議会定例会 行政報告

平成18年12月1日(金)
行政報告について申し上げます。

  1. フットサルチーム・AMV花巻(仮称)の全国リーグ参加について
  2. 北上中部地方拠点都市地域の変更について
  3. 消防職員の休日勤務手当の過払いについて
  4. 花巻第一工業団地テクノパークへの企業立地について
  5. ラットランド市及びベルンドルフ市の訪問について

フットサルチーム・AMV花巻(仮称)の全国リーグ参加について

 はじめに、フットサルチーム・AMV花巻(仮称)の全国リーグ参加について、御報告申し上げます。
 来年9月に開幕する全国リーグ「日本フットサルリーグ」に、同チームが北海道・東北地域から唯一参加することが決定し、去る11月22日に、日本フットサル連盟から発表があったところであります。
 全国リーグ参加は、本県のスポーツクラブチームとして初めての快挙であるほか、AMV花巻が、メーンスタジアムとして花巻市総合体育館を活動の拠点とすることは、全国に花巻市を強くアピールする絶好の機会となり、誠に喜ばしい限りであります。
 本市といたしましては、総合体育館の優先利用、設備保全とともに、チームの広報活動にも支援、協力をしながら、市民の皆様とともに強くバックアップして参りたいと考えております。

北上中部地方拠点都市地域の変更について

 次に、北上中部地方拠点都市地域の変更について、御報告申し上げます。
 去る11月21日付けで、岩手県知事から、北上中部地方拠点都市地域の指定地域外でありました大迫地域と石鳥谷地域を、拠点都市地域に含む変更について、通知があったところであります。
 これまで、同地方拠点都市地域は、平成5年2月に北上市、花巻市、水沢市、江刺市、東和町、金ヶ崎町、前沢町及び胆沢町の4市4町を構成市町として地域指定を受けたものでありますが、岩手中部地区では、旧大迫町と旧石鳥谷町が指定地域外となっていたものであります。
 そのため、平成13年度から17年度まで、国県統一要望を実施してきたほか、法定協議会である北上中部地方拠点都市協議会の活動とともに、指定地域拡大の要望をしてきたところであり、平成17年度からは、拠点都市の指定地域と合併後の市域を合致させる、拡大変更の手続きについて県との協議を開始し、今回の指定地域の拡大に至ったものであります。
なお、今回の指定地域の変更につきましては、胆江地区では、奥州市が同様に、当初指定地域外であった旧衣川村を含むこととなったところであります。
 今般の、花巻市全域への拡大は、新市の一体性確保や醸成のうえから大変うれしいことであり、今後、構成市町による広域行政の取り組みが強化されるよう、関係機関、団体と連携を図りながら、積極的に取り組んで参りますので、議員の皆様の御支援、御協力をお願い申し上げる次第であります。

消防職員の休日勤務手当の過払いについて

 次に、消防職員の年末年始における休日勤務手当の支給について、過払いがありましたので、御報告申し上げます。
 消防職員は24時間災害等に対応するため、常時、一定の職員を確保する必要があることから、本市消防本部では2交代制の勤務体制で、週40時間勤務となるよう、通常の土曜日・日曜日に当たる分を、それぞれ週休日として個々に割り振っているところであります。
 今回判明いたしました、過払いとなった部分の休日勤務手当につきましては、12月29日から1月3日までの期間において、国民の祝日である1月1日を除いた5日間に週休日であった交代勤務者について、1月4日以降の勤務日に、休日手当を支給していたものであります。
 一般職の職員の給与に関する条例で定めております休日勤務手当につきましては、「祝日法に定める休日と、祝日法で定める1月1日の休日を除いた年末年始の期間に勤務した場合」と、「祝日法に定める休日と週休日が重なった場合、直近の勤務日に休日勤務手当を支給できる。」というものがありますが、これを、「1月1日を除いた年末年始の休日に週休日が割り振られた場合でも、直近の勤務日に休日給を支給できる」という誤った解釈で支給していたものであります。
 過払いとなった手当につきましては、職員に説明のうえ、地方自治法の定めるところにより5年前まで遡って返却を求めるものであります。
 これは、平成17年12月31日に解散いたしました、旧花巻地区消防事務組合分まで遡ることとなりますが、消防事務組合の財産、債権及び債務は、新市に引継がれていることから、現在の花巻市として請求できるものであり、また、該当する旧花巻地区消防事務組合の退職者につきましても、適応されるものであります。
 現在、過払いとなった手当の額、対象職員など詳細について鋭意調査を進めており、事実の確定後は、法令の定めるところにより厳正に対応して参ります。

花巻第一工業団地テクノパークへの企業立地について

 次に、花巻第一工業団地テクノパークへの企業立地について、御報告申し上げます。
 今回、同工業団地に立地いたしましたのは、花巻市起業化支援センター入居企業である「株式会社 三協東北(さんきょう とうほく)」であります。
 同社は、宮城県黒川郡大和町に本社を置く、プラスチック成形品・電子部品用包装容器「エンボスキャリアテープ」の製造加工を主力とする企業であり、同社の前身である「コスク株式会社」として平成11年8月から本市起業化支援センターに入居いただき、着実に事業を拡大されてこられたところであります。
 今般、取引量の拡大に対応するため、同工業団地への立地展開を御決定いただいたものであります。
 用地面積は3,300平方メートルで、約990平方メートルの工場建設が予定されており、既に建設に着手され、今月末には新たな工場での生産が開始される予定であります。
 株式会社三協東北につきましては、本市起業化支援センター入居企業として2番目となる工業団地への自立展開であり、本市が進めて参りました内発型工業振興策の大きな成果として誠に喜ばしく、同社「杉本展夫(すぎもと  のぶお)」社長様の御決断に対し、心から敬意と感謝を申し上げるとともに、同社の更なる社業御発展を、強く御期待申し上げる次第であります。

姉妹都市「ラットランド市」と友好都市「ベルンドルフ市」の訪問について

 次に、姉妹都市であります「アメリカ合衆国バーモンド州ラットランド市」と、友好都市「オーストリア共和国ニーダーエステライヒ州ベルンドルフ市」の訪問について、御報告申し上げます。
 新市の施行に伴い、旧市町で姉妹都市等の関係にありました海外の都市との交流につきましては、再度調印の手続きが必要となっておりましたことから、去る10月22日から27日まで「ラットランド市」を、11月21日から26日までは「ベルンドルフ市」をそれぞれ訪問し、調印式を執り行ったところであります。
 ラットランド市との調印式は、10月23日、バーモンド州のデュービー副知事の御臨席のもと、キャッサリーノ市長との間で執り行いました。また、今年は旧石鳥谷町が同市との交流を開始して20年の年でもあり、記念の式典を併せて開催し、今後の末永い交流を誓い合ったところであります。
 また、ベルンドルフ市との調印式は、11月23日、在ウィーン日本大使館の坂本秀之公使の御臨席のもと、コツリック市長との間で執り行ったところであります。
 今回訪問した両市では、市長を始め行政関係者、多数の市民の温かい歓迎をいただき、これまでの旧市町での実りある交流の成果を感じたところであります。
 なお、旧花巻市の姉妹都市である「ホットスプリングス市」とは、去る4月25日に再調印を終えており、今般のベルンドルフ市との再調印により、旧市町からの姉妹都市等の引継ぎを完了したところであります。
 御案内のとおり、姉妹都市等とは、教育・文化等の分野で幅広く交流を続けており、市民の国際感覚を養う上で大変意義深いものと考えておりますので、今後とも、積極的に事業の推進に努めて参りたいと存じております。

以上で、行政報告を終わります。

  花巻市長 大石 満雄

 

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