定例記者会見 平成20年8月

定例記者会見 平成20年8月

開催日時  平成20年8月7日(木)、午後2時~2時35分
開催場所  花巻市役所3階303会議室

8月7日、定例記者会見を行いました。会見項目は次のとおりです。

(1)ユネスコリスト登載記念「神楽大会」開催について(担当:観光課)
(2)地震風評被害対策 花巻型3つの対策について(担当:収納課、観光課)
(3)「ユメセン花巻」事業の開催について(担当:経営企画課)
(4)国際通訳サービス「花巻SGGクラブ」発足について(担当:生涯学習交流課)
(5)「地域づくり円卓会議」について(担当:広聴広報課)

  

平成20年8月記者会見資料( PDFファイル ,36KB)

 

記者会見説明内容

 ユネスコリスト登載記念「神楽大会」開催について

 すでに発表されておりますが、このたびユネスコの第1回無形文化遺産登録の国内候補として、本市の、国指定重要無形文化財第1号であります「早池峰神楽」がリストに登載されました。
 改めての審査はないものと聞いており、日本政府がユネスコへ候補を提案し、来年9月のユネスコ委員会で登録が決定される運びとなっております。無形文化遺産としての価値をユネスコが認めてくれるということは、非常に大きなことですので、まず日本のリストに載ったことを記念して神楽大会を開催いたします。
 日本全国に発信し、首都圏はもちろん、全国から花巻に来ていただいて開催したいと考えております。
 ユネスコの無形文化遺産に登録された際にも開催したいと考えています。

 

地震風評被害対策 花巻型3つの対策について

 地震の風評被害が深刻となっていることから、市では3つの対策をセットで考えています。
 一つめは事業者に対する市税の納税猶予であります。7月27日現在1万6千百人位のキャンセルがあり、概算ですが1億6千万円以上の被害が出ている状況であり、一時的に収入がなくなることに対する対応として実施するものであります。
 税目は、固定資産税、法人市民税、入湯税が考えられます。申請があった時点で詳しくお話を伺い、猶予することになった場合は、猶予期間は1年間ですので、納期から1年以内に支払っていただくことになります。
 二つめは、市の管理する観光施設の無料化であります。
 市内宿泊施設に予約、宿泊した観光客に対し、市内観光施設の無料券を提供することとしました。無料とする観光施設は、宮沢賢治記念館、花巻市博物館など市内12施設です。キャンセルが相次ぎ、宿泊予約がなかなか回復しないと見込まれる8月11日から9月30日までの秋の行楽シーズンの前半の時期に集中的に行います。
 宿泊日を含めて3日有効な無料券を提供、発行することで、花巻市へ誘客するきっかけとしてピーアールしていきたいと思います。
 三つめは、先ほども述べましたが神楽大会であります。これも大きな誘客手段となりますので大きくピーアールし、地震の話は忘れてしまうような、早池峰神楽一色に染めるような事業展開をしていきたいと思います。
 平泉の世界文化遺産登録が延期ということになり、再登録は3年後ということですので、ユネスコの文化遺産として、まず今年と来年は「早池峰神楽」を世界の無形文化遺産として前面に出し、その後平泉の再登録ということで盛り上げていければいいと考えています。

 

「ユメセン花巻」事業の開催について

 次に、財団法人日本サッカー協会が平成19年度から取り組んでいるプロジェクトの「ユメセン花巻」事業を実施することとなりました。
 これは、子どもの心身の健全な発達に対して関与し貢献するため、Jリーガーやスポーツ界で活躍する現役、OBやOGが「夢先生」として「夢の教室」となる小学校で授業を行い、自らの体験をもとに「夢を持つことの大切さ」、「夢をかなえることの素晴らしさ」などを講義と実技を通じて子どもたちに伝えるというものです。財団法人日本サッカー協会よりステラミーゴいわて花巻を介して事業開催の打診があり、検討した結果花巻小学校で開催することを決定いたしました。内容は、総合学習の時間を活用し、前半は体を動かすことを通じて子どもたちの緊張をときほぐしながら相手を思いやる心や、フェアプレー精神を教え、後半は、教室の中で夢先生の体験談を聞くという構成です。
 日時は、平成20年8月21日(木)の3・4時間目、開催校は、花巻市立花巻小学校で、5年生1・2組の41名を対象に、ステラミーゴいわて花巻の水上玄太選手を先生に迎えて行います。

 

国際通訳サービス「花巻SGGクラブ」発足について

 次は、国際通訳サービス「花巻SGGクラブ」発足についてであります。基本的には、ボランティア通訳でありますが、英語だけに限らずできるだけ多くの外国語の通訳を考えています。国際交流センターを拠点とし、無償のボランティア通訳者を募集し、「花巻SGGクラブ」として組織化を図り、外国人訪問者が当市を訪問したときに通訳をしていただきます。観光においては、観光ボランティアがありますので、将来的に観光ボランティアガイドの知識も持っていただき、単に国際交流、親善というだけではなく、花巻市の観光施策の一つとして行うものです。
 国土交通省の外郭団体「国際観光振興機構」が行っている善意通訳がありますので、そちらに登録することでいろいろ情報を得ることができ、それも有効に活用していこうと考えています。
 さらには国際交流協会の機能の充実させることにつながると考えています。

 

「地域づくり円卓会議」について

 次に「地域づくり円卓会議」についてでありますが、今年度「まちづくり基本条例」が施行されました。これによって、本当の意味での参画と協働のまちづくりが走り出すこととなりますが、すでに小さな市役所構想の中で、市民参画と協働のまちづくりということで市民の方々が各地域のことを考え行動しております。こうした自らの取り組みの中から、自分たちでできること、自分たちではできないことが見えてきて、改めて行政に対する要望という形となります。この要望について、市役所に来て提出していただいくのではなく、市も地域の中に入って一緒に考える、協働のまちづくりの観点から、今年度から直接振興センターに出向き、要望をお聞きし、回答可能のものはその場で回答する話し合いの場「地域づくり円卓会議」を開催することとしました。
 すでに笹間振興センターで開催しており、今後においても開催予定がありますので順次開催していきます。

 

主な質問

質問:神楽大会の開催はいつごろを予定していますか

答:11月末を考えています。首都圏から来ていただくようにエージェントを通じて募集することを考えており、また、市民と一緒にお祝いするということから市民も大勢参加いただくように考えています。

 

質問:風評被害について、宿泊施設以外の観光施設について入場者数への影響等はどうなっていますか

答:少なくなっており、宮沢賢治記念館では例年と比較して6月が15%、人数にして約2000人、7月が約30%、人数にして約5,000人減少しています。

 

質問:納税猶予について、風評被害があったとの判断はどのような基準でするのですか

答:税法では、「損失額が過去3年間の平均収入の1/3を超える」という基準がありますので、それをもとに個々に判断することとなります。

 

会見項目以外の質問

質問:8月10日にボートの北京オリンピック日本代表の予選があるのですが、市として応援する予定はあるのですか

答:有志を募ってテレビの前で応援したいと思います。

 

※発言内容については、読みやすくするために広聴広報課で編集しています