NEWS39 広報はなまき 平成21年3月15日号掲載

まちの話題NEWS39

 花巻市は北緯39°23’18"に位置しています。「北緯39°」をとって「ニュース39(サーティナイン)」とネーミングし、まちの話題を紹介します。



広報はなまき  平成21年3月15日号掲載分 

春間近、雛(ひな)人形がまちを彩る

 「宿場の雛まつり」は2月20日から3月3日まで、大迫地域の大迫交流活性化センターなど、27会場で行われました。
 民家や商家に代々大切に受け継がれてきた、古今(こきん)雛や享保(きょうほう)雛などの歴史雛から現代雛までが飾り付けられた各会場には、大勢の市民や観光客が来場。温かく迎え入れてくれる家人や案内ボランティアの説明を聞きながら、雛めぐりを楽しんだ皆さんは、風情のある雛人形や装飾品などに魅了されていました。
 期間中は「九の市」の発展を祈願する「市日(いちび)祈願祭」や、大迫の伝説を題材にした大型紙芝居の上演なども開催。華やかに彩られたかつての宿場町は、にぎわいを見せていました。

 


    各会場では、大勢の皆さんがさまざまな表情を浮かべる人形たちに見とれていました(写真は大迫交流活性化センター)

 

結成20年 響く清流田瀬太鼓

 東和町田瀬地区の清流田瀬太鼓が結成20周年を迎え、記念式典・演奏会が2月15日、同町土沢のパレスまほろばで行われました。
 演奏会には、清流田瀬子ども太鼓のほか、子ども太鼓のOBでつくる田瀬激流太鼓などが出演。地域住民など約150人が見守る中、力強い演奏を披露しました。
 平成元年に田瀬小学校の子ども太鼓として結成された清流田瀬太鼓の、さらなる飛躍が期待されます。

 


     元気いっぱいに演奏を披露した清流田瀬子ども太鼓の皆さん

 

先人の開拓魂を後世に

 石鳥谷町八重畑地区の開拓公民館前では2月7日、「開拓60周年記念碑建立・除幕式」が行われました。
 同式は、入植から60年が経過したことを記念し、開拓精神を後世に伝えようと八重畑開拓60周年記念事業実行委員会が主催。当日は住民や来賓など約60人が出席しました。
 開拓地域への入植は戦後間もなく始まり、18世帯約100人が未墾の地に住宅の建築や田畑の開墾など、生活基盤を築き上げたとのこと。地域の皆さんは先人の努力に感謝しながら、これからも人と人との交流を大切にしていきたいと話していました。

 


   住民や来賓などの代表者が「拓魂(たっこん)」の文字と入植者の名前が刻まれた記念碑を除幕しました

 

卓越した成果をたたえる

 「児童・生徒栄誉賞授与式」は2月6日、文化会館で行われました。
 この賞は、個人・団体で文化やスポーツなど、各分野で優れた成果を上げた児童・生徒に贈られるもの。今年は小学生274人、中学生427人の計701人が受賞しました。
 式では、大石市長が「受賞を心から素直に喜んで、もっと上を目指して頑張ってください」と祝辞。受賞者を代表して湯本中学校3年の小瀬川翔太さんが「周りの方への感謝を忘れず、日々努力をして、これからも力をつけていきたい」と誓いのことばを述べ、さらなる躍進に決意を新たにしていました。

 


      これまでの努力と功績がたたえられ、個人・団体の代表者に及川教育長から表彰状が手渡されました

 

賢治の世界を熱演

 市民による手づくりの舞台「花巻市民劇場」の公演は2月21日と22日の両日、文化会館で行われました。
 今回の物語は「けんじの声が聞こえる 地球をめぐる風」。市民劇場では初めてとなる本格的なミュージカルの要素も取り入れながら、宮沢賢治の作品を題材に、人間と自然との共生や命の大切さを伝えました。
 2日間の公演には、大勢の観衆が来場。出演者の熱演で彩られた幻想的で感動的なステージに、会場からはたくさんの拍手が送られました。

 


     ミュージカルの場面では、元気な歌声と踊りがステージを盛り上げました

 


   出演者の好演が、会場の皆さんを物語に引き込みました

 

彩り鮮やか つるし雛(びな)

 つるし雛などを飾った「八日市ひなまつり」は2月15日から3月2日まで、石鳥谷町の八日市いきいき交流館で行われました。
 つるし雛は地元の女性グループが中心となり、着物などの古い布を使って手作りしたもの。「姉さん人形」や「宝袋」など、縁起物の人形のほか、つるし雛にアレンジした端午の節句人形も会場を彩りました。
 訪れた皆さんは、会場いっぱいに飾られた華やかな人形に魅了されていました。

 


  つるし雛などの愛らしい人形が、訪れた皆さんの目を楽しませてくれました

 

胃袋の限界に挑戦!

 「わんこそば全日本大会」は2月11日、文化会館で行われました。
 大会には、今回から新設された「高校生の部」を含む5部門に全国から150人の早食い・胃袋自慢が参加。食士たちは給仕と息を合わせながら、一口大のそばをめぐり熱い戦いを繰り広げました。
 第51代横綱に輝いたのは、前大会の横綱でもある青木貴孝(よしのり)さん(大分県別府市)。5分間で218杯を平らげた見事な食べっぷりに、会場は大いに盛り上がりました。

 


  おわんに投げ込まれるそばを次々に平らげる食士の皆さん

 

地域をつなぐ、綱引き大会

 「花西地区100人綱引き大会」は2月15日、花巻中学校体育館で行われました。
 花西地区まちづくり協議会が主催したこの大会は、綱引きを通してこれまで交流の少なかった同地区内の親睦(しんぼく)を深め、まちづくりに生かそうと、初めて開催されたものです。当日は行政区単位でチームを編成。力強く綱を引き合う選手たちの掛け声と応援団の声援が飛び交い、会場は活気に満ちていました。
 住みよいまちづくりの原点はお互いを知ることから。参加した皆さんは、綱引きを楽しみながら交流も深めました。

 


  1チーム30人の選手と応援団の皆さんが、一体となって綱引きを楽しみました

 

伝統の舞で観衆を魅了

 県の無形民俗文化財に指定されている土沢神楽の「新春舞初め」は2月11日、東和町土沢の鏑(かぶら)八幡神社社務所で行われました。
 この舞初めは、今年1年の五穀豊穣や無病息災などを願うとともに、日ごろの練習の成果を発表する機会を設けようと、同神楽後援会と保存会の共催で毎年2月11日に行われています。
 当日は土沢神楽に舞を伝えた大償神楽も出演し、「三番叟(さんばそう)」「山の神舞」など、10演目を披露。会場に訪れた約150人の皆さんは、次々と演じられる伝統の舞を楽しみました。

 


  1年の多幸を願いながら、日ごろの練習の成果を発揮しました(写真は土沢神楽の「鳥舞」)

 

地域の産業振興に期待

 本市130番目の誘致企業となる(株)パルタックKSと本市の企業立地協定書調印式が2月26日、市内のホテルで行われました。
 日用品や化粧品、一般用医薬品など各種商品卸売り大手の同社。さらなる業務拡大を目指し、北東北の拠点となる大規模物流センターを花巻流通業務団地内に建設し、平成22年1月の操業開始を予定しています。
 厳しい経済社会情勢の中、新たに100人規模の雇用が予定されており、地域経済の活性化も期待されます。

 


 しっかりと握手を交わす(写真左から) 保和衛(たもつかずえい) 県企業立地推進課総括課長、守護陽慈(しゅごようじ) 代表取締役副社長執行委員、大石市長

 

カメラサポーターだより

今月の取材 東和町北成島 菅沼緑(すがぬまろく) さん

いつでも街かどギャラリー

 東和町の土沢商店街にある洋品店のウインドーを「街かどギャラリー」として利用してもらいたいという話が、この店のご主人から持ち上がり、今年1月から月替わりで美術作品を展示しています。
 今月は盛岡市の三河渉さんの作品。ビールの王冠540個を使い、それぞれに三河さんがこよなく愛する「プリン」を題材にした小さな絵が描かれています。
 商店街の皆さんは、このようなウインドーギャラリーを少しずつ広げ、この街に来ればいつでも作品が見られる「美術のまち」にしたいと考えているようです。

 


 個性的な作品が、訪れる皆さんを楽しませてくれています