NEWS39 広報はなまき平成22年1月15日号 まちの話題
まちの話題NEWS39
花巻市は北緯39°23’18"に位置しています。「北緯39°」をとって「ニュース39(サーティナイン)」とネーミングし、まちの話題を紹介します。
広報はなまき 平成22年1月15日号掲載分
熱気あふれる争奪戦で、1年の多幸を祈願
県内で行われる蘇民祭の皮切りとなる「胡四王神社蘇民祭」は1月2日、同神社で行われました。
白い鉢巻きとさらしを巻いた下帯姿の男衆は、神社ふもとの社務所で祈年祭とみそぎを行った後、たいまつを手に山頂の本殿を目指して裸参り。いてつく寒さの中、連日の雪が降り積もった参道を一歩一歩進みました。境内を清める浄火祭を終え、大勢の参拝客に力もちがまかれると、縁起物の十二支のこまが入った蘇民袋の争奪戦を開始。威勢のいい掛け声を上げ、袋を奪い取ろうと激しくもみ合う男衆の火照った体からは、湯気が立ち上りました。
降りしきる雪と寒風をものともせず、蘇民袋を奪い合った男衆。今年1年の無病息災や五穀豊穣などを願いました。
時間以上にわたり、お互いの体を激しくぶつけ合いながら蘇民袋の争奪戦を繰り広げる男衆
東和小学校 新築へ
「東和小学校新築工事安全祈願祭」は12月22日、東和町安俵地内の東和小学校建設予定地で行われました。
新設する東和小学校は、東和地域の小山田、土沢、成島、浮田、谷内、田瀬の6小学校を統合し、平成23年度に開校する予定です。
同祭には、市や学校関係者、施工業者など約70人が出席。祝詞の奏上や、玉ぐしをささげる神事が行われ、出席した皆さんは、無事故と施設の早期完成を祈りました。
「鍬(くわ)入れの儀」などを行い、工事の安全を祈願しました
花巻北高校文芸部全国コンクール4部門で入賞
「第24回全国高校文芸コンクール」の4部門で上位に入賞した花巻北高校文芸部の皆さんが12月25日、市役所を訪れました。
小説部門で最優秀賞の文部科学大臣賞を受賞した佐野結菜さん、同部門優良賞の小松樹里さん、詩と短歌の両部門で優秀賞の田村天香(はるか)さん、詩部門で優秀賞の佐藤佑吏(ゆり)さん、文芸部誌部門で優良賞の同部で部長を務める奥友優美さんが来庁。賞状や盾を手にしながら、受賞の喜びを市長に伝えました。
皆さんは今後の創作に意欲を見せながら、それぞれの目標に向かっての決意を新たにしていました。
上位入賞に輝いた文芸部の皆さん。(左から)田村さん、奥友さん、佐野さん、佐藤さん、小松さん
早池峰神楽 舞初め
世界の宝となった早池峰神楽。その舞初めは、大償神楽が1月2日に神楽の館で、岳神楽が3日に早池峰神社参集殿で行われ、どちらも市内外から大勢の神楽ファンが訪れました。
大償神楽の舞初めは「鞍馬」で幕を開け、「松迎」や「権現舞」などの演目を次々と披露。4時間以上にわたって演じられた伝統の舞を心行くまで堪能した観客の皆さんは、大きな声援と拍手を送っていました。
どちらの会場の皆さんも華麗な舞に酔いしれながら、新しい年の始まりを祝いました。
新春を告げる早池峰神楽の舞初めは、大勢の観客を魅了しました(写真は大償神楽の「八幡」)
受け継がれる伝統の舞
「青少年郷土芸能フェスティバル2009」は12月20日、文化会館で開催されました。今回は早池峰神楽ユネスコ無形文化遺産代表一覧表への記載を祝い、「わらしぇんど・KAGURAフェスティバル」と題して、神楽の競演を行いました。
当日は、市内外から児童・生徒を中心に14団体が出演し、日ごろの伝承活動の成果を披露。観客の皆さんは、子どもたちのかわいらしい舞や大人顔負けの勇壮な舞に拍手を送っていました。
土沢山伏神楽保存会から指導を受けた「おしき舞」を披露する東和高校の生徒の皆さん
「岩戸開きの舞」を披露する上根子神楽保存会の 皆さん
花火と神輿(みこし)で新年を祝う
1月1日、花火の打ち上げと神輿の運行で新年を祝う市民有志の手づくりイベントが、鳥谷崎神社周辺で行われました。 除夜の鐘が響く中、新年の幕開けと同時に打ち上げられた色とりどりの花火。続いて、まとい振りを先頭に、花巻年会神輿連合会の皆さんが、威勢の良い掛け声を上げながら神輿を運行しました。 冬の夜空を彩った花火と神輿を担ぐ皆さんの熱気で、新しい1年が始まりました。
雪が降り積もる中、神輿を担ぎ力強く練り歩く皆さん
「花巻最高」 安藤・織田選手が感謝
12月16日、石鳥谷アイスアリーナで合宿を行っていたフィギュアスケートの安藤美姫、織田信成の両選手が市役所を訪れました。
「花巻最高」「花巻大好きです」などの感謝の気持ちが書かれたサイン色紙を、市長へ手渡した両選手。「素晴らしい環境で練習させていただき、ありがとうございました。大会ではベストを尽くして、いい結果が出せるよう頑張ります」と今後のさらなる活躍を誓いました。
市長と握手を交わす安藤選手(写真中央)と織田選手(写真右)
裸参りで新年の多幸を祈る
1月1日、東和町北成島の毘沙門山にある三熊野神社では、毎年恒例の「裸参り」が行われました。この裸参りは、昭和54年に成島地区の有志が始めたもの。新しい年の無病息災や交通安全、家内安泰を祈願します。
除夜の鐘が鳴り響くと同時に、さらしに下帯、わらじ姿の男衆が近くを流れる猿ケ石川の清水でみそぎを開始。雪の参道を一歩一歩前進し、約1時間かけて山頂の三熊野神社に到着しました。
厳寒の中を歩いた男衆と沿道で見守った皆さんは、今年も良い年になるようにと祈っていました。
雪が降りしきる厳しい寒さの中、ゆっくりと山頂を目指す男衆
事故防止を誓う 交通指導隊
1月5日、「交通指導隊初出動式」がまなび学園で行われました。
式では、隊員の皆さんの手帳や警笛を初点検。市長は「皆さんは、命を守る活動をしています。安心安全のまちづくりのため、ご協力をお願いします」とあいさつしました。
現在、82人の隊員が交通安全のための活動に尽力しています。しかし、市内では昨年、事故により10人もの尊い命が失われました。路面が凍結するこの季節、皆さんも車の運転には十分に気を付けましょう。
交通事故防止への誓いを新たに、決意表明をする菅原隊長(写真中央)
豊かな感性が賢治のまちに集う
全国高校生童話大賞の表彰式は12月20日、富士大学で行われました。9回目を迎えた同大賞は、数多くの童話を描いた宮沢賢治にちなみ、高校生を対象に童話による自由な表現の場を提供しようと開催されているものです。
今回は、全国242校から1261作品が寄せられ31点が入賞。表彰式では金の星賞(大賞)を受賞した吉澤仁衣那(にいな)さん(群馬県立高崎東高校)をはじめ、銀の星賞(優秀賞)を受賞した3人に表彰盾や記念品などが贈られました。
花巻農業高校の皆さんによる鹿踊りや、副賞として賢治記念館などの見学も楽しんだ受賞者の皆さんは、受賞を喜びながら賢治の世界を満喫しました。
「今回の受賞は、これからも童話を書き続ける大きな自信になりました」と喜びの表情を見せる受賞者の皆さん
カメラサポーターだより
今月の取材 高木 高橋清志さん
心温まるクリスマスプレゼント
「いわて花巻空港クリスマスチャリティミニコンサート」は12月23日、同空港到着ロビーで行われました。
第一部では、市内外で活動している佐藤司美子(すみこ)さんがクリスマスソングや宮沢賢治の曲をピアノで演奏。第二部では、花巻南高校合唱部の皆さんと顧問の桐田法子さんがクリスマスソングを披露しました。
会場には募金箱が設置され、寄付金は花巻市社会福祉協議会に贈られるとのこと。出演者が繰り広げる華やかなステージと、温かい慈悲の心をプレゼントされ、優しい気持ちになれた時間でした。
華麗な演奏と美しい歌声で来場者を魅了した出演者の皆さん