NEWS39 まちの話題 平成22年3月15日号掲載

まちの話題NEWS39

花巻市は北緯39°23’18"に位置しています。「北緯39°」をとって「ニュース39(サーティナイン)」とネーミングし、まちの話題を紹介します。

広報はなまき  平成22年3月15日号掲載分

  

地域の誇りと結(ゆ)いの心を描く

 花巻の歴史や文化、先人を伝える市民手作りの舞台「花巻市民劇場」の公演は2月20日と21日の両日、文化会館で行われました。
 「天まで翔(か)けろ!上根子神楽」と題した今回の公演は、上根子神楽の伝承に情熱を傾けた人びとの物語。伝統芸能の伝承を通じて、家族のきずなや地域の支え合いの精神などが描かれました。物語には、上根子神楽保存会の皆さんも出演。小学生から大学生までの若い世代が中心となって、神楽拍子を奏でながら3演目を披露しました。
 2日間の公演には約1000人が来場。躍動感あふれる舞と、結いの精神の大切さをあらためて実感させてくれる感動的なステージに、観衆からは、たくさんの惜しみない拍手が送られました。 


地域に大切に受け継がれている上根子神楽。人の心と心をつなぐ物語は、大勢の来場者を魅了しました

 

 

日ごろの努力で栄誉を手に

 「児童・生徒栄誉賞授与式」は2月5日、文化会館で行われました。
 この賞は、文化やスポーツなどの各分野で優れた成果を挙げた個人・団体に贈られるもの。今年は小学生240人、中学生510人の計750人が受賞しました。
 式では、受賞者を代表して若葉小学校6年の佐々木翔さんがあいさつ。支えてくれる人たちへの感謝の気持ちを忘れずに、これからも目標に向かって頑張っていくことを誓いました。 


個人・団体の代表者に教育長から表彰状が手渡されました

 

 

心一つに、長いのり巻きが完成!

 2月14日、大迫町外川目地区の世代間交流「100メートルののり巻き作りに挑戦しよう」が旧外川目小学校で行われました。
 同地区の老人クラブが主催した初めてののり巻き作りには、約250人が参加。一列に並び、卵焼きやかんぴょう、キュウリなどの具材を丁寧に並べた後、掛け声とともに息を合わせて巻き込み、完成させました。
 見事な出来栄えに拍手や歓声を上げて喜んだ皆さん。切れ目のない一本ののり巻きは、参加した皆さんの気持ちもつないでいました。 


慎重に巻きすを巻く皆さん。出来上がったのり巻きは、みんなでおいしくいただきました

 

 

この川でまた会おうね

 八幡小学校の4年生と葛丸川鮭鱒(さけます)増殖組合の皆さんは2月25日、同校近くの葛丸川でサケの稚魚を放流しました。
 この取り組みは、子どもたちにサケの生態や環境保護活動を知ってもらい、地域の自然環境について理解を深めてもらおうと、同校の総合学習の一環として行われているもの。晴れ渡った穏やかな陽気となった当日は、約40人が参加し約2万匹の稚魚を川に放しました。
 参加した皆さんは、元気良く泳いでいく稚魚を温かく見守りながら、数年後にこの川で再会できることを願いました。

 
葛丸川にサケの稚魚を放流した八幡小学校の皆さん。自然環境を守ることの大切さを学びました

 

 

宿場町を華やかに彩る

 「宿場の雛(ひな)まつり」は2月19日から3月3日まで大迫地域で行われ、市民や観光客でにぎわいました。
 大迫交流活性化センターを主会場にした同まつりでは、28カ所で享保(きょうほう)雛や次郎左衛門(じろうざえもん)雛などを展示。来場した皆さんは、家人やボランティアの解説を聞きながら伝統の雛人形などを鑑賞しました。
 期間中は、「九の市」の発展を祈願する「市日祈願祭」や紙芝居の上演なども開催。訪れた皆さんは、まちを華やかに彩った雛人形の魅力を堪能しました。

 


歴史を感じさせる雛人形を鑑賞する皆さん(写真は大迫交流活性化センター)

 


宿場町を巡る人力車と着物姿の皆さんが、まつりに花を添えました

 

 

そばをめぐる熱い戦い

 「わんこそば全日本大会」は2月11日、文化会館で行われました。
 大会には、5部門に全国から150人の胃袋自慢が集合。食士たちは給仕と息を合わせながら、それぞれの食べ方でお椀(わん)に投げ入れられるそばを次々と平らげていきました。
 第52代横綱の座に就いたのは、史上初の3連覇を達成した青木貴孝(よしのり)さん(大分県別府市)。歴代最高の254杯を記録した見事な食べっぷりは、会場を大いに沸かせていました。 


会場の声援を受けながら、夢中でそばをかき込む食士の皆さん

 

 

農業振興への貢献をたたえる

 2月13日、「花巻市農業振興大会」がJAいわて花巻総合営農指導拠点センターで開催され、農業賞が授与されました。
 同賞は農業の各分野で活躍し、市の農業振興に大きく貢献された個人・団体を表彰するものです。今回は、4部門で5人11組4団体が受賞。地域の農業の模範となる功績がたたえられました。
 受賞者の皆さんの努力と情熱は、これからも本市の農業を支えていきます。 


市長から賞状と記念品を贈られる受賞者の皆さん

 

 

米粉パンづくりに挑戦!

 「米粉パンづくり教室」は2月21日と3月7日、東和町の町井地区活性化施設で行われました。
 谷内振興センターが主催した同教室は、地域の皆さんの交流を深めようと初めて開催されたものです。当日は、谷内地区の子どもからお年寄りまで約20人が参加。ひとめぼれの米粉を使い、パン作りに挑戦しました。
 慣れない作業に苦労しながら一生懸命に生地をこね、焼き上がりを楽しみに待った皆さん。会場には、参加した皆さんの笑顔とパンの香ばしい香りが広がっていました。 


パン生地をこねる参加者の皆さん。思い思いの形のパンを作りました(写真は2月21日の様子)

 

 

直前の崩落を惜しむ

 つららの太さでその年の米の作況を占う「たろし滝測定会」は2月11日、石鳥谷町大瀬川地内で行われました。
 大瀬川たろし滝測定保存会の主催で行われた同測定会には、約200人が来場。今年は計測日の前につららが崩落したため、昨年に続き「計測不能」となりました。
 同保存会の板垣会長は「崩落は残念だが、落ちている氷は過去にないほど大きい。気持ちを引き締めて農作業に励みたい」とあいさつ。「直前の崩落心揺れ動き」と恒例の川柳を披露し、つららの崩落を惜しみました。

 
過去最高の8メートルを計測した昭和53年のつららをメジャーで再現する皆さん

 

 

大好きな雪と友達になる

 笹間第二小学校の子どもたちと地域の皆さんが雪遊びを楽しむ「雪っこ祭り」は2月14日、同校校庭で行われました。
 当日は約150人が参加し、かんじき大玉転がしリレーや雪玉入れ、スノーフラッグなど、雪の中ならではの7種目に挑戦。約30センチメートルの積雪という絶好のコンディションの中、寒さにも負けず思いっきり雪と戯れました。
 市内でも降雪の多いこの地域。参加した皆さんは、自然環境を生かした冬のイベントを楽しみながら、世代を超えて交流も深めました。


雪の中に差し込まれたフラッグ目掛けて、雪上を駆ける子どもたち 

 

 

カメラサポーターだより

今月の取材 東和町北成島 菅沼緑さん

 

春の訪れに喜びを感じる

 弥生3月です。降る雪の力もめっきり弱くなってきました。ふんわり綿化粧は朝日にきらめくしずくとなり、下で待っているかたくなな雪に「ここはこんなに明るいよ、みんなも透き通った水の粒になって春を呼ぼうよ」と呼び掛けています。
 おひな様を片付ければ、入れ替わるようにバッケも膨らんで、春の日差しを喜ぶことでしょう。桜の花芽も褐色だったものがかすかに赤みを増して春の準備、おさおさ怠りありません。
 おひさまありがとう。 


萬鉄五郎記念美術館前の桜の木。穏やかな春の日差しを浴びながら、花開くその時を待っています