まちの話題 平成22年12月15日号
まちの話題NEWS39
花巻市は北緯39°23’18"に位置しています。「北緯39°」をとって「ニュース39(サーティナイン)」と ネーミングし、まちの話題を紹介します。
広報はなまき 平成22年12月15日号掲載分
2年ぶりに開催 花巻市場まつり
「第33回花巻市場まつり」は11月14日、花巻市公設地方卸売市場で開催されました。
昨年は新型インフルエンザの影響で中止され、2年ぶりの開催となった同まつりには、家族連れなど大勢の皆さんが来場。サンマのつかみ取りや模擬セリ、海産物の即売などが行われたほか、生マグロの解体実演・販売コーナーには、長い行列ができていました。
訪れた皆さんは市場の雰囲気を味わいながら、お目当ての品を買い求めていました。
目の前で解体されるマグロに見入る皆さん
南城中学校吹奏楽部の皆さんによるミニコンサートも行われました
世界のプリマドンナの功績を偲ぶ
市内7つの文化施設で同時開催されている共同企画展。それに併せて、東和町小山田出身のオペラ歌手・伊藤敦子の没後25周年記念講演会が11月13日、東和総合福祉センターで行われました。
イタリアで活躍し、故郷に思いをはせつつも日本に戻ることのなかった敦子の生涯を、作家の千厩ともゑさんが語りました。
講演後は、昭和6年に敦子の歌声を収録した貴重なレコードを鑑賞。会場の皆さんは、澄んだ声に耳を傾けていました。
千厩さんは敦子を「オペラに生涯をささげた人」とたたえました
歳末たすけあい芸能大会が市内4カ所で開催
年の瀬の恒例行事「歳末たすけあい芸能大会」が市内4カ所で開催されました。皮切りとなった大迫地域の大会は12月4日、大迫交流活性化センターで行われ、会場には大勢の観客が詰め掛けました。
当日は地元の中学生・高校生やサークル、老人クラブなど幅広い世代の皆さんが出演。バンド演奏や踊り、寸劇などが次々と披露され、客席からは拍手や歓声が送られました。
入場料や募金などの収入金は、地域福祉に役立てられています。
地元の芸能団体や個人が、日ごろの練習の成果を披露しました
しめ縄づくりで世代間交流
12月1日、八重畑小学校4年生と八重畑地区老人クラブ連合会の皆さんが、八重畑振興センターでしめ縄飾りづくりを行いました。
老人クラブ代表の継枝さんが縄をよる手本を見せると、子どもたちからは「すごい」「速い」と感嘆の声が上がりました。続いて、子どもたちもしめ縄づくりに挑戦。老人クラブの皆さんに教えられながら丁寧に飾りをつけ、出来上がりを満足そうに眺めていました。
参加した皆さんは、世代を超えた交流を楽しんでいました。
老人クラブの皆さんと一緒に、しめ縄に飾りつけをする子どもたち
表情豊かな人形歌舞伎
11月23日、倉沢人形歌舞伎の定期公演が、東和町の倉沢人形歌舞伎伝承館で開催されました。
当日は、舞台を清める「三番叟」で幕を開け、最後を飾る花見踊りの「景色」まで全4演目を披露。武士道の無常を描いた「一谷嫩軍記 熊谷陣屋の場」では、哀愁を誘う三味線の音や義太夫語り、感情をあらわにした人形の演技に、会場の皆さんは魅了されていました。
大衆の娯楽として、明治27年から続く倉沢人形歌舞伎は、県の無形民俗文化財に指定されています。
母と娘の悲しい再会が胸を打つ「傾城阿波鳴門 巡礼歌の段」を鑑賞する皆さん
図書館で楽しもう
大迫図書館では毎月第一日曜日、小学校低学年以下の子どもを対象に絵本の読み聞かせを行う「おはなしでてこい」を開催しています。12月5日は、クリスマスを題材にした大型絵本「ふゆのよるのおくりもの」の読み聞かせ。子どもたちは、絵本の世界に魅せられていました。
図書館には読書のほかにも楽しみ方がいっぱい。市内4つの図書館ではコンサートや映画鑑賞会など、さまざまな催し物も行っています。皆さんも足を運んでみませんか。
親子で楽しめる読み聞かせ。読む絵本は子どもたちのリクエストにも応じています
まちづくりへの貢献に感謝
花巻市感謝状贈呈式(下期)は11月22日、なはんプラザで行われました。
今回感謝状が贈られたのは、交通指導員や保健推進委員など長年にわたり市政の運営に関する委員を務めていただいた方や、用地の提供をいただいた方など27人2団体の皆さんです。
市長は「市民の生活環境向上に努められた皆さんに感謝します。今後もそれぞれの立場から、まちづくりへの協力をお願いします」とあいさつ。各分野で貢献された皆さんに、感謝の意を表しました。
まちづくりに尽力された皆さんに、感謝状が贈られました
カメラサポーターだより
今月の取材 石鳥谷町 藤原哉千子さん
郷土の先人 大澤竹次郎を知る
大瀬川地区では、地元出身で家畜解剖学の先駆者・大澤竹次郎の調査・研究が行われています。そのきっかけは、この地に伝わる古絵図に、同地区では珍しい「大澤」という名字を見つけたことでした。
11月13日、竹次郎の生誕130周年を記念して、講師に竹次郎の孫である森田明さんを迎えた講演会が大瀬川振興センターで開催されました。東洋大学法学部教授の森田さんは、専門の「少年の保護と責任」をテーマに講演。話題は竹次郎にもおよび、会場の皆さんはその人柄を偲んでいました。
森田さん(写真左)の話を熱心に聴く地元の皆さん(写真右)。竹次郎は北海道や東京で学問を修め、日本の家畜解剖学の礎を築きました