NEWS39 広報はなまき 平成19年3月15日号掲載
まちの話題 NEWS39(サーティナイン)
花巻市は北緯39°23’18"に位置しています。「北緯39°」をとって「ニュース39(サーティナイン)」とネーミングし、まちの話題を紹介します。
広報はなまき 平成19年3月15号掲載分
宿場を彩る雛人形
2月16日から3月4日まで、大迫地域で「宿場の雛まつり」が開かれ、大勢の市民や観光客などが雛めぐりを楽しみました。
民家や商家などに代々大切に受け継がれてきた雛人形。
家々を回った皆さんは、家人やボランティアなどの説明を聞きながら、「とても風情がありますね」と感嘆の声を上げていました。
2月28日には、「九の市」の発展を祈願する「市日祈願祭」を開催。たくさんの買い物客などが、「おもてなしの心」満載の宿場まちの魅力を心行くまで堪能しました。
※ボランティアの説明を聞きながら、美しい雛人形を愛でる皆さん(大迫商工会館)
※権現舞を奉納し、市の発展を 願いました(市日祈願祭)
※和紙の雛人形展も同時開催されました(村喜本店)
温暖化を心配した「たろし滝」
石鳥谷町大瀬川にある「たろし滝」の測定会が2月11日、大瀬川たろし滝測定保存会(板垣寛会長)の主催で行われました。
この測定会は氷柱の太さでその年のコメの作柄を占う恒例の行事。市内外から約100人が参加しました。
例年にない暖冬となったこの冬は、たろし滝が成長できず測定不能でしたが、保存会会員が、昨年のたろし滝の太さを大きなメジャーで再現し、豊作を祈願しました。板垣会長は、「たろし滝が地球温暖化を敏感に察知したのだろう」とあいさつし、「不作かな よぎる思いの この風情」と恒例の川柳を披露しました。
※暖冬の影響で成長できなかった「たろし滝」。昨年の太さをメジャーで再現しました
災害時の協力体制を築く
本市と県高圧ガス保安協会花巻支部は2月26日、「災害時におけるプロパンガス及びプロパンガス施設の応急対策用資機材の調達並びに応急対策要員確保の要請に関する協定書」を交わしました。
本協定は、市内で災害が起きた際、両者が連携をとり、速やかにガスを復旧させる体制づくりを目指すものです。
災害発生時、同支部はガス供給停止地域に対し、供給器具を提供。また、応急対策要員も確保します。
災害はいつ起こるか分かりません。業界の心強い力を得て、災害への「備え」がさらに強化されました。
※協定書に調印する大石市長と三田支部長。連携し、復旧活動に当たることを確認しました
環境に優しいまちづくりのために
環境表彰式・環境講演会は、2月20日、なはんプラザで行われました。
この賞は、長年、環境の向上に貢献した個人・団体に贈られるもの。環境創造・環境保全活動や、環境美化・清掃活動(地域の環境活動推進リーダー)などの4部門で、個人12人と8団体が表彰を受けました。
表彰式終了後は、東京医科歯科大学名誉教授の藤田紘一郎さんが「ミクロ環境から考える環境問題」と題して講演。
「人間が作り出した『きれい過ぎる環境』が、結果として人体や環境に大きな負荷を与えている」と、医学的立場から微生物と共生する社会の必要性を訴えました
※環境教育・学習活動部門で表彰を受ける早池峰山愛護少年団副団長で内川目小学校6年の伊藤誠樹さん
「岩手大学花巻サテライト」を開設
市起業化支援センター内に岩手大学工学部附属複合デバイス技術研究センターの新技術応用展開部門(岩手大学花巻サテライト)を開設した岩手大学と、本市との開設協定の締結式と看板上掲式が、3月2日、同センターで行われました。
岩手大学花巻サテライトは、岩手大学の研究成果を活用して、新しい技術や製品を開発することを目的に、市と岩手大学が設置。
本市がデバイス(電子機器・部品)関連産業の拠点になるための中核施設として、客員教授など3人が常駐し、平成22年度までの5年間開設されます。
地域企業との産学連携や交流を推進し、新製品の開発に向けた共同研究や技術指導を通じた地域産業の活性化が期待されます。
※市起業化支援センターに「岩手大学花巻サテライト」の看板を掲げる、平山学長(左)と大石市長
新生「花巻市民劇場」公演
花巻市民劇場が2月24日と25日の両日、文化会館で上演されました。
郷土の文化や歴史をテーマにする市民劇場の今回の物語は、「花巻魂 ここにありー北の大地を拓いた男 佐藤昌介物語」。
佐藤昌介生誕150年を記念し、「北海道開拓の祖」「北海道大学の父」と呼ばれる佐藤昌介の功績を伝えました。
花巻・大迫・石鳥谷・東和のすべての地域から出演者、スタッフが参加した初の公演には、2日間で約1300人が来場。
市民の手づくりによる感動的なステージに、会場からは惜しみない拍手が贈られました。
※探検隊の役で市内の小学生たちも出演。 佐藤昌介の生涯を力強く伝えました
※(左から)原敬、田中舘愛橘、佐藤昌介。志を共にした3人が生涯を回想するシーンを演じる出演者
手前みそで大満足!
味噌づくり体験が2月24日と25日の両日、東和町谷内にある旧小原家住宅で行われました。
この催しは、東和町グリーンツーリズム運営協議会が平成9年から始め、今年で11回目。
市内外から、2日間で55人が参加し、地場産の黒豆や大豆、玄米麹などを使ったみそづくりに挑戦しました。
参加した皆さんは、「豆をつぶす作業がひと苦労ですが、1年後の出来上がりを楽しみに頑張ります」と、いきいきとした表情で、みそづくりを楽しんでいました。
※昔懐かしい南部曲がり屋で、交流を深めながら、みそづくりを楽しみました
芳醇なワインを楽しみました
「おおはさまワインプローベ2007」は3月2日、大迫ふるさとセンターで開かれました。
会場には、36園地の新酒と参考出品された4品種が並び、各地から訪れた大勢のワイン愛好家が新酒の味と香りを堪能。
ぶどう生産者と直接ふれ合いながら、個性豊かな新酒を飲み比べていました。
ステージでは、ワインアドバイザーの行川裕治さんによるワインの紹介や、アマチュアジャズバンド「大迫インパルス」の演奏なども行われ、訪れた皆さんは、楽しいひとときを過ごしました。
※ワイン愛好家とぶどう生産者がともに楽しみました
勇気ある人命救助活動をたたえる
2月19日、消防協力者表彰が市役所本庁で行われました。
昨年12月29日に市内で発生した火災で、人命救助に協力した佐々木博さん、藤井正昭さん、菅沼緑さん、谷藤綾香さんに、大石市長から人命救助功労の表彰状が贈られました。
大石市長は「皆さんの活躍により人命が救われました。ありがとうございました」とあいさつ。
火災を確認し、現場に駆けつけ連携して人命救助を行った四人は「当たり前のことをしただけです。協力しあって無事に救助できて良かった」と胸をなで下ろしていました。
※人命救助功労表彰を受けた(右から)佐々木博さん、藤井正昭さん、菅沼緑さん、谷藤綾香さん
カメラサポーターだより
交流から生まれる「きずな」
【今月の取材:菅原亀三さん(東和町田瀬)】
1月から、マレーシア人のノリダさんとクリスさんが、電気機械検査技術の習得のため、東和地域田瀬の企業で研修しています。
二人は、日本文化や地域の方々とのふれあいにも意欲的で、郷土芸能などにも参加しています。
2月25日は、和服に挑戦。二人が下宿する民宿を経営している渡辺智磨子さんが、自分の着物一式を提供し、友人の美容師と一緒に、頭から履き物まで、和装姿を実現させました。
二人は、集まった皆さんに「きれい」と言われて大はしゃぎ。互いに写真を撮り、早速母国へメールしていました。
隣人でさえもコミュニケーションの難しい日本で、積極的に地域に溶け込もうとする二人に感心しました。
※着付けしてくださった皆さんと一緒にニッコリ(前列右・ノリダさん、後列中央・クリスさん)
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