NEWS39(広報はなまき平成20年3月15日号掲載)

まちの話題NEWS39

   花巻市は北緯39°23’18"に位置しています。「北緯39°」をとって「ニュース39(サーティナイン)」とネーミングし、まちの話題を紹介します。 

広報はなまき  平成20年3月15号掲載分

観客を魅了した手づくりの舞台

郷土の文化や歴史をテーマにした市民による手づくりの舞台、「花巻市民劇場」が2月23日と24日の両日、文化会館で上演されました。
 今回の物語は、「バッケの夢 小十郎の愛」。家族と平和に暮らしていた小十郎が、何者かに家族の命を奪われ自分を見失いながらも、バッケ(フキノトウ)に生まれ変わった家族の愛で、生きる希望を見つけるまでを描きました。物語は、幕末の花巻を舞台に、市内の昔話やわらべ歌、祭りなども織り込まれ、幻想的な雰囲気の中で進みました。
 演出や舞台裏の準備など、すべてが手づくりの市民劇場。2日間行われた公演には、約1,200人が来場し、出演者の熱演で感動に包まれた会場からは、惜しみない拍手が送られました。
花巻市民劇場の様子
※緊迫感のあるシーンやユーモア溢れるシーンでの出演者の好演が、観客を物語に引き込んでいました

作品を通じて防火を呼びかける

 2月23日~26日までの4日間、「第25回大迫消防作品展」が大迫総合支所市民ホールで開催され、大迫地域の小・中学生や高校生の書道197点とポスター43点が展示されました。会場には作品展と同時に、大迫地域の保育園児が描いた消防自動車や救急車などの絵も56点展示され、訪れた皆さんの目を楽しませていました。
 最終日には、優秀作品の表彰が大迫総合支所大会議室で行われ、書道の部30人、ポスターの部9人が表彰を受けました。
大迫消防作品展の様子
※力作がそろった作品展。皆さんの防火への気持ちが伝わってきます

厳寒の中、蘇民袋を争奪

 2月13日、石鳥谷町五大堂の光勝寺では、800年以上続く伝統行事「五大尊蘇民祭」が行われました。毎年、旧暦の1月7日に行われる同祭は、市の無形民俗文化財です。
 五穀豊穣や家内安全、無病息災を祈願する御神火奉納や護摩法要が行われた後、境内に集まった観客にはミカンや縁起袋、護摩火もちなどが投げ込まれました。続いて、下帯姿の男衆約80人が蘇民袋の争奪戦を開始。いてつく寒さの中、「ジャッソー、ジャッソー」の掛け声を上げながら、激しくお互いの体をぶつけ合いました。
 大勢の観客が訪れた境内は、壮絶な争奪戦を繰り広げた男衆の熱気に包まれました。
五大尊蘇民祭の様子
※大勢の観客が見守る中、板札が入った蘇民袋をめぐり、激しくもみ合う男衆

おいしくなーれ

 2月23日と24日の両日、東和町谷内にある旧小原家住宅では、「味噌づくり体験」が行われました。今年で12回目を迎えるこの催しには、市内外から、2日間で62人が参加。地場産の黒豆や大豆、玄米麹などを使用し、昔ながらの手作業でみそづくりに挑戦しました。 
 参加者の中には、毎回参加している方もいて、「手づくりみその味は格別」と評判も上々。皆さんは、半年後の出来上がりを楽しみにしながら、みそづくりに精を出していました。
 みそづくりの後は、臼ときねを使ったもちつき体験や郷土芸能の観賞も行われ、参加した皆さんは、さまざまな体験を通して地元の皆さんとの交流を深めていました。
味噌づくり体験の様子
※ゆでた大豆をつぶす皆さん。会場の旧小原家住宅には、木づちで豆をつぶす音が鳴り響いていました

宿場町が華やぐ雛まつり

 2月15日~3月3日まで、大迫地域では「宿場の雛まつり」が行われ、多くの市民や観光客でにぎわいました。
 期間中は、大迫交流活性化センターをメーン会場に、29カ所で歴史雛から現代雛までを展示。雛めぐりを楽しむ皆さんは、家人やボランティアなどの説明を聞きながら、趣のある表情豊かな雛人形に魅了されていました。
 まつり期間中は、「九の市」の発展を祈願する「市日祈願祭」や高校生が作った紙芝居の上演なども開催。訪れた皆さんは、彩られた宿場町の魅力を満喫していました。
宿場の雛まつり
※味わい深い雛人形。歴史を感じます
宿場の雛まつりの様子
※大迫の伝説を題材にした大型紙芝居。大勢の観客が詰めかけました
宿場の雛まつりの様子
※雛壇の前で説明を聞く皆さん。和やかな雰囲気に包まれていました

白銀のゲレンデに挑む

 「市民スキー大会」は2月24日、鉛温泉スキー場で行われました。
 大会には、小学校低学年から70歳代までのスキーヤー約120人が出場。年代別・男女別にジャイアントスラローム(大回転)に挑戦し、タイムを競いました。スタートの合図と同時にコースに飛び出した選手たちは、コース上に設置された旗門を次々と通過し、果敢にゴールを目指しました。
 日ごろの練習の成果を発揮した選手たちに、観客からは大きな声援が送られました。
市民スキー大会の様子
※鋭いターンで次々と旗門を通過し、ゴールを目指します

子どもたちが熱演!芸能まつり

 「躍動する芸能まつり」は2月24日、東和総合福祉センターで行われました。このまつりは、東和地域の子どもたちに郷土芸能に携わる自信と誇りを持ってもらうことで、郷土芸能の伝承活動を発展させようと開催されたもの。今回は、郷土芸能や創作太鼓などに取り組む14団体が、日ごろの活動の成果を発表しました。
 舞台では、各地区に伝わる神楽や百姓踊り、田植踊りなど14演目を次々と披露。大人顔負けの演技や舞に、会場からは大きな声援や拍手が送られていました。
 地域の文化を大切に受け継ぐ子どもたちは、とても頼もしく見えますね。
躍動する芸能まつりの様子
※鮮やかな衣装を身にまとい、舞を披露した「倉沢子どもサンサ踊り」の皆さん

怖かったけど、上手にできたよ

 石鳥谷善隣館保育園では3月4日、春の火災予防運動週間にあわせ、園児送迎用バスの火災防御訓練を実施しました。
 「登園途中のバスが乗用車と衝突し、乗用車から火災が発生」との想定で行われた訓練には、日ごろバスを利用している園児24人や、消防署石鳥谷分署員などが参加。訓練では、先生と運転手による園児の避難誘導訓練や、救助隊による園児の救出訓練などが行われました。
 子どもたちは緊迫した雰囲気の中、真剣に訓練に取り組み、万が一、事故や火事が発生したときの行動を学びました。
火災防御訓練の様子
※バスの非常口から避難する子どもたち

大迫を一望! 向山森林公園

 大迫町大迫にある「向山森林公園」は、大迫地域が一望できる自然豊かな公園です。
 向山森林公園へは、大迫小学校校庭の脇にある階段を上るコースのほか、向山の中腹までは車で入ることもできるので、体力に自信のない方などでも安心して行くことができます。四季折々の草木と出会い、森林浴を楽しみながら遊歩道を歩き展望台へ。そこからは、大迫の町並みや稗貫川などの素晴らしい景色が眼下に広がり、天気の良いときには遠くに早池峰山を眺めることもできます。
 さあ、皆さんも早春の木々を楽しみ、鳥の鳴き声を聞きながら向山森林公園を散策してみませんか。
 詳しくは、大迫総合支所産業部担当(TEL48-2111内線163)へお問い合わせください。
向山森林公園の展望台から見える風景
※向山森林公園の展望台から見える風景。自然を満喫しながら、大迫を展望することができます

カメラサポーターだより

満員の会場にあふれる笑顔
【今月の取材:菅沼緑さん(東和町北成島)】 
  「いのちの落語講演会」が2月17日、東和総合福祉センターで開かれました。
 500人以上が訪れた会場では、講師の樋口強さんが「生きているだけで金メダル」と題して講演。その後、舞台には高座がしつらえられ、樋口さんは自分が体験したがんとの戦いを創作落語にして披露しました。樋口さんは満場に笑いの渦を巻き起こしながら、病気と明るく付き合う生き方を見せてくれました。
 この講演会は、浮田地区コミュニティ会議が樋口さんの素晴らしさを少しでも多くの人々に知ってもらおうと企画したものです。会場に入りきれなかった方は、ホールでモニター鑑賞となるほど大盛況でした。
講師の樋口さん いのちの落語講演会の様子
※講師の樋口さん(写真上)の落語に笑いが絶えない皆さん(写真下)