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旧新興製作所跡地の建屋解体等に関する情報

平成28年10月27日更新情報

新興製作所跡地上部平坦地の埋蔵文化財試掘調査について

平成28年9月13日から16日にかけて実施しました新興製作所跡地上部平坦地の試掘調査結果について、現時点での整理状況をお知らせいたします。
試掘調査は、本館・別館の底地などを除く支障物がない場所に12本のトレンチ(試掘溝)を設定して行いました。(試掘箇所、遺構・遺物の状況については添付の図面・写真を参照願います。)
北西部からは、柱穴・溝跡・土坑(用途が特定できない穴の跡)が検出されました。このエリアは、絵図面から花巻城の武家屋敷跡に位置しており、柱穴はこれに伴う掘立柱建物跡などの遺構である可能性があります。また、竪穴建物跡の可能性がある遺構が検出されたほか、近世の肥前産磁器(染付碗)の破片、平安時代の須恵器甕の破片が出土しています。
中央部からは、柱穴が散在する形で検出されたほか、溝跡を1本検出しました。
南東部では堀跡が1本検出されました。堀跡の総延長は20メートル以上あり、緩やかに湾曲して突端部を区画するように配置されていることが分かりました。堀跡からは遺物は出土していないため、詳細な時期は不明ですが、数種類残存する花巻城の絵図面のいずれにも描かれていないことから、それ以前の時代の遺構であると考えられます。
突端部では、柱穴と考えられる小さな土坑を1基確認しました。
これらの結果から、上部平坦地は戦前の工場建設や本館・別館建設の際にかなりの削平や破壊を受けてはいるものの、平安時代から近世までの遺構や遺物が残存していることが分かりました。昨年7月及び本年3月に開催した花巻城跡調査保存検討委員会において、試掘調査前の当該地について意見を伺ったところ、北西部の地点は削平を受けていないと考えられること、突端部周辺には古い時代の城館の遺構が残っている可能性があること、浅い遺構は削られているかもしれないが堀のように深く掘り込まれたものは残っている可能性があることなどのご指摘をいただいており、今回の試掘調査結果は、委員ご指摘の予測が裏付けられた結果でありました。
今回の試掘調査の結果は、去る10月3日に開催いたしました花巻城跡調査保存検討委員会で報告し、委員からは、本館の下にも堀が残っている可能性があることや、堀の断面形状から推定して当該地に花巻城以前の遺構が残っている可能性があることなどのコメントをいただいております。
しかしながら、同委員会としては、今回の試掘調査結果は一定の遺構の残存は確認できたものの、本館及び別館建物付近を除く断片的な情報であることから、遺跡全体についての把握は難しく、今回は試掘調査の概報の報告を受けたということにとどめ、今後、本館及び別館の基礎解体が行われる場合にはその立会調査結果も踏まえ、時代が複合して残されている上部平坦地の遺跡の分析を示して欲しいとの意見がありました。教育委員会としては、これまでの調査結果を精査した報告書を作成し、遺跡の取扱いについても方針の原案を示して、再度、同委員会と協議することといたしました。
次回の花巻城跡調査保存検討委員会は、教育委員会が11月まで実施する予定の花巻城二の丸・南御蔵跡の内容確認調査結果の報告と併せて平成29年1月頃に協議する予定としております。
なお、今回の試掘調査により遺構の残存が確認されたことから、当該地の開発に伴い遺跡が消失する場合には、文化財保護法の規定に基づく手続きを経て、開発者の負担により記録保存のための発掘調査が必要となります。
01_トレンチ位置図・上部平坦地絵図(PDF形式:322KB)
02_主要トレンチ遺構分布図(PDF形式:289KB)
03_新興製作所跡地試掘写真(PDF形式:457KB)
埋蔵文化財に関するお問い合わせについては、花巻市教育委員会教育部文化財課(0198-45-2111内線351 ) までお願いします。

平成28年10月21日更新情報

旧新興製作所跡地の建物解体工事請負業者の株式会社光より、解体工事を中止することを岩手県県南広域振興局花巻保健福祉環境センター環境衛生課に報告し、同社従業員は今週中に現場から引き上げるとの口頭報告を受けましたので、お知らせします。
株式会社光は、岩手県に対して解体工事に伴い発生したコンクリートガラを敷地内に野積みしたままにすると報告したとのことです。また、同社によると敷地内に保管していたPCB廃棄物は、メノアース株式会社が上部平坦地に隣接する空き家に移動したとのことです。
市としては、現地の建物上部の解体は終ったものの、手つかずの状態である基礎部分の解体と、現地に残されたコンクリートガラの処理、取得した場合必要となることが見込まれる擁壁の改修工事に多大な費用が必要であることから、株式会社光の申し出を受けての土地の買い取りはできないとの考えについては変更がありません。
今後については、岩手県に対し法令及び県条例に基づきコンクリートガラ及びPCB廃棄物の適正処分について排出責任者に指導するよう要請しながら、当面推移を見守ってまいりたいと考えております。

平成28年6月7日更新情報

1号ビルから5号ビルの花巻城時代の推定地形について

現在建物の解体が行われております1号ビルから5号ビルが立地する場所は、花巻城当時は「下堀(しもほり)」とされておりますことから、当時の堀の形状を把握するため、同じく下堀跡であります5号ビル北側の旧花巻東高校グラウンド跡地の試掘調査を5月16日に行いました。

調査は、図1のA(堀の東縁付近)、B(堀幅の中央付近)、C(堀の西縁付近)、D(A地点の約30メートル南)、E(B地点の26メートル南)の5か所について実施いたしました。
A地点とD地点では、堀の東側の掘込み面は、側溝により破壊されておりましたが、壁面と底面を確認することができました(図2)。B地点、C地点及びE地点は、堀の底面を確認することができました。(図3)
調査の結果、堀は約48度の角度で掘り込まれていること、堀の底面は現在の地表から約2.7~2.9メートルの深さであることがわかりました。このことから、当時の堀は、幅が約33メートル、深さが約2.5メートルであったと推定され、図4の断面図のような堀の形であったと考えられます。

1号ビルから5号ビルの場所も試掘調査を行った場所と同じ堀の形と考えられますので、今後、建物基礎が解体される際には、この推定図を念頭に工事立会を行い、状況を確認してまいります。

 6月7日図1

6月7日図2

6月7日図3

6月7日図4

6月7日図参考

平成28年5月18日更新情報

メノアース株式会社より土壌汚染対策法第4条第1項に基づき「一定の規模以上の土地の形質の変更届出書」が5月12日付けで提出され、これを受理しましたのでお知らせいたします。
届出内容によると、6月13日から基礎解体等に伴う土地の形質変更に着手する予定であるとの報告を受けております。
なお、建築物の建築を目的とした土地の区画形質の変更を行おうとする場合は、別途、都市計画法に基づく開発許可申請手続きが必要となりますが、本日現在開発許可の申請書は提出されていません。
また、以前、株式会社新興製作所が行った土壌調査結果により土壌汚染が存在するおそれが比較的多いと認められる区域について、メノアース株式会社が土壌汚染対策法に基づく指定調査機関に依頼し行った土壌調査結果報告書も5月12日付けで提出され、旧新興製作所跡地内の土壌汚染が存在するおそれが比較的多いと認められる区域の全ての調査において、土壌汚染対策法で定める特定有害物質による土壌及び地下水の汚染はないとの測定調査結果の報告を受けております。

平成28年4月8日更新情報

建物の解体工事請負業者の株式会社光より、3月3日から着手する予定であった4号ビルの解体については、4月11日以降準備が整い次第着手し、その後、順次3号ビル、2号ビル、1号ビルと解体作業を進める予定であるとの報告を受けております。

文化財保護法に基づく発掘届出について(1)

公共汚水桝に接続している本館、別館、1号ビル、3号ビル、4号ビル、5号ビルに係る排水設備の撤去について、埋蔵文化財の発掘届が3月7日付けでメノアース株式会社より提出がありました。工事個所はいずれも花巻城の「下御堀(しもおほり)跡」内であることから、工事への立会を3月14日に行いました。(5か所のうち3か所)
掘削規模は1か所あたり1メートル×1メートル、深さ50センチメートルから120センチメートル程で、立会箇所のいずれにおいても、排水管設置当時に掘られた範囲内での工事であったため、遺跡に関わる遺構や遺物は確認されませんでした。
このため、残り2か所についても埋蔵文化財が確認される可能性は低いと判断し、慎重に工事を実施するよう施工業者へ指導を行いました。 
工事個所地図工事箇所
採掘状況(3号ビル西側)掘削状況(3号ビル西側)

文化財保護法に基づく発掘届出について(2)

本館、別館、1号ビル及び2号ビルの基礎解体に伴う発掘届が3月7日付けでメノアース株式会社より提出があり、3月14日付けで受理いたしました。
今後、基礎解体に合わせて工事の立会を実施し、遺跡の状況を確認する予定としております。

埋蔵文化財に関するお問い合わせについては、花巻市教育委員会教育部文化財課(0198-29-4567) までお願いします。

平成28年2月26日更新情報

花巻市下水道条例に基づく排水設備計画確認申請(撤去)について

花巻市下水道条例に基づき、公共汚水桝に接続している本館、別館、1号ビル、3号ビル、4号ビル、5号ビルについて、排水設備の撤去申請が2月22日付でメノアース株式会社より提出されました。
排水設備の撤去作業は、建物ごとに順次着手する予定との報告を受けております。 

排水設備計画確認申請(撤去)に関するお問い合わせについては、建設部下水道課(0198-24-2111)までお願いします。

騒音規制法に基づく特定建設作業実施届出について

建物の解体工事請負業者の株式会社光からバックホウなどの重機を使用した本格的な解体工事を開始する旨の届出(騒音規制法の特定建設作業の実施の届出)が2月24日付けで提出され、これを受理しましたのでお知らせいたします。
届出内容によると、3月3日から4号ビルの解体に着手する予定であるとの報告を受けております。
騒音の規制基準を遵守するよう指導しておりますが、騒音等に関するお問い合わせは、市民生活部生活環境課(0198-24-2111)までご連絡ください。

平成28年2月23日更新情報

花巻市城内および御田屋町に所在する旧新興製作所跡地について、所有者のメノアース株式会社、建物の解体工事請負業者の株式会社光から、本年3月上旬に解体工事に着手するとの情報がありましたのでお知らせします。
なお、解体工事にあたりましては、関係法律等に基づく届出等が必要となりますが、現時点で提出されている届出状況は次のとおりです。

大気汚染防止法に基づくアスベスト除去作業に関する届出について

大気汚染防止法に基づき特定粉じん(アスベスト)が使用されている本館、別館、5号ビルのアスベスト排出等作業実施届出書が、1月15日付でメノアース株式会社から提出されました。
アスベストの除去作業は、別館、5号ビル、本館の順に着手する予定とのことであり、2月15日には別館2階部分について、市職員による立ち入り調査を実施し、養生の状態などアスベスト除去にかかる作業基準が遵守されていることを確認しました。 
今後も、アスベストの除去作業の準備が整った作業現場については、メノアース株式会社からその旨の報告がある予定ですので、その報告を受けて順次立ち入り調査を実施し、作業基準が遵守されているかを確認してまいります。

アスベスト除去作業に関するお問い合わせについては、市民生活部生活環境課(0198-24-2111)までお願いします。

文化財保護法に基づく発掘届出について

旧新興製作所跡地は遺跡(花巻城跡)であることから、メノアース株式会社より文化財保護法に基づき旧新興製作所跡低地にある3号ビル及び4号ビルの基礎解体に伴う発掘届が平成28年2月16日付けで提出され、これを受理いたしました。
教育委員会では、発掘届に基づき、基礎解体時の工事立会などを行い、遺跡の状況を確認する予定としております。
今後、確認を行った遺跡の状況等につきましてもお知らせしてまいります。
また、残る各棟の基礎撤去につきましても、同様に発掘届が必要になります。その届出状況につきましても、順次お知らせしてまいります。

埋蔵文化財に関するお問い合わせについては、花巻市教育委員会教育部文化財課(0198-29-4567) までお願いします。

発掘届出関係

今後につきましては、解体工事に実際に着手する前に騒音、振動規制法に基づく特定建設作業の実施届が必要となり、また作業の進行状況によって土壌汚染対策法に基づく土地の形質変更届、花巻市下水道条例に基づく排水設備計画確認申請(撤去)等の手続きが必要となります。また、いわゆる上部平坦地を取り崩す前に、開発行為の許可の取得、更には、上部平坦地に関わる文化財保護法に基づく発掘届の提出等が必要となります。その申請届出状況につきましても、順次お知らせしてまいります。

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01_トレンチ位置図・上部平坦地絵図(PDF形式:322KB)
02_主要トレンチ遺構分布図(PDF形式:289KB)
03_新興製作所跡地試掘写真(PDF形式:457KB)

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