わんこそば
わんこそばの歴史
わんこそばの歴史は、380年程の昔にさかのぼります。
南部家第27世利直公が江戸に上られる途中、花巻にお立ち寄りになられたおり、旅のつれづれをなぐさめようと郷土名産のそばを差し上げたところ、利直公はその風味をたいへんお気に召され何度もおかわりをされたと伝えられ、その際、そばを上品に椀に盛って差し上げたところから「わんこそば」と称されるようになったといわれております。
わんこそばと言うと、大食いのイメージがありますが、元々はお客様にたくさん召し上がっていただきたいというもてなしの食文化です。
大会の始まり
第1回大会は昭和32年12月に、わんこそばの「嘉司屋(かじや)」の2階で開催されました。嘉司屋の宣伝・販売促進と共に、わんこそばを花巻名物として広めようとの企画で始めたものでした。
ただの大食い大会ではつまらないからと趣向をこらし、当時の農閑期の楽しみだった相撲になぞらえて、大会の名称を「わんこそば相撲冬場所」と名付けました。相撲ならば行司も必要だと行司衣装まで用意し、食べる選手は力士ならぬ「食士」と呼び、四股名として「満腹山」などと書いた前掛けをかけさせるなどの凝りようで、そのアイデアの甲斐あって初回からたくさんの参加者があり大成功だったようです。
歴代記録
歴代最高記録は第52回大会(平成22年)の254杯です。第48回大会までの記録241杯を破り大記録が誕生しました。
初の女性横綱は第44回大会、翌年も女性横綱が誕生し、2人ともその華奢な体つきとは裏腹に豪快な食いっぷりで会場は大いに沸きました。
大会の日時
第22回大会からは開催日を毎年2月11日(建国記念の日)に固定し、広く全国から食士を募集しました。会場も何度か変更されましたが、第30回記念大会から花巻市文化会館で開催しています。
わんこそばあれこれ
わんこそばの“ワンコ”とはどういう意味?
丼ではなく、お椀で食べるところからこの名前がついたのですが、岩手県の方言の特徴として名詞の最後に“コ”をつけることが挙げられます(親しみを込めた柔らかな表現になります)。童謡「どじょっこ ふなっこ」と同じように、馬は「馬っコ」、牛は「べごっコ」、お風呂は「湯っコ」といい、お椀も「椀コ」と呼ぶのです。
そばの量ってどれ位?
大会では1玉10gに統一しています。市内のわんこそば4店舗で食べるときは、これと同じかやや多めになっています。大体わんこ10杯でかけそば1杯といわれています。
沢山食べるコツは?
概ね次のような事が言われています。
1噛まずに飲む。
2リズムよく食べる。
お椀にそばを入れる給仕さんとの呼吸を合わせることも大事です。
3 つゆは飲まない。
そばは熱いそばつゆに通してから出されるため、お椀にほんの少しつゆが入ります。それは飲まずに、つゆが溜まってきたらテーブルに置いてある“汁あけ”に捨てます。
4 必要以上にお椀を動かさない。
早い人の動きを見ていると、椀は口の前に固定し、無駄な動きがありません。
| 店名 | わんこそば料金 | 電話番号0198 | 住所 | 営業時間 | 定休日 |
| 嘉司屋 | 3,200円 | 22-3322 | 花巻市東町2-19 | 11時から14時20分 17時から21時 | 水曜日 |
| やぶ屋総本店 | 3,000円 | 24-1011 | 花巻市吹張町7-17 | 11時から21時 | 第1、第3月曜日 |
| 金婚亭 | 2,400円から | 26-4982 | 花巻市西宮野目11-88 | 9時から17時30分 | 年中無休 |
| 山猫軒駅前店 | 2,500円から | 31-2013 | 花巻市胡四王1-3-3 | 10時から18時 | 年末年始 |
年齢により料金が違う場合がございますので、各店にお問い合わせください。