毘沙門
毘沙門山
兜跋毘沙門天立像の鎮座する毘沙門堂と成島三熊野神社のあるのが毘沙門山。 猿ヶ石川の左右に広がる田園風景と遠野市の境である砥森山、その奥に広がる北上山系を 遠くまで望むことができる。
所在地: 花巻市東和町北成島5-1
交通: 釜石自動車道、東和インターチェンジから車でおよそ5分
連絡先: 毘沙門堂 0198(42)3921
毘沙門天立像
兜跋(とばつ)毘沙門天立像(国指定重要文化財)は高さ4メートル73センチの、ケヤキ(欅)一本彫の成仏としては日本一のもの。その威厳ある姿は見る者を圧倒する迫力です。
平安時代に朝廷がこの地方に勢力を伸ばした時期に、北方の守護のために作られたものであると伝えられます。
地天女の両掌の上に支えられて立ち、左右に藍婆(尼藍婆)と毘藍婆の二鬼を従えて火焔を背に毅然と立つ姿は威圧感を与えます。
地天女のおだやかな表情と対照的に毘沙門天および左右の二鬼の形相はすさまじく、独特の雰囲気を醸す空間を形作っています。
近年までこの立像が納めてあった毘沙門堂(国指定重要文化財)は寄棟造でやや大型のお堂。柱も太く、室町時代の大らかな建築様式を残しています。
現在、兜跋毘沙門天立像はお堂から宝物庫へ昭和63年に遷座されております。
毎年ゴールデンウィークには三熊野神社と毘沙門堂境内で毘沙門まつり・全国泣き相撲大会が開催されます。
拝観時間: 午前9時30分から午後4時30 分まで
料金: 400円
毘沙門堂: 電話番号 :0198(42)3921
毘沙門まつり・全国泣き相撲大会
第19回全国泣き相撲大会の様子 第20回全国泣き相撲大会の様子
泣き相撲は、毎年9月19日に成島三熊野神社の大例祭で行われるユニークな神事です。大例祭には氏子の男児しか参加できませんが、氏子のお子様もでなくても(ただし、6ヶ月から1歳6ヶ月の男女)参加できるのは5月のゴールデンウイークに行われる全国泣き相撲大会です。
大会には全国からお子様が参加し、土俵の上で親方が豆力士(参加しているお子様)を抱き、「ヨッヨッ」というかけ声をかけあいます。
健やかな成長を祈願するもので、泣いたり笑ったりして勝負します。先に泣いた方が負けです。
全国各地から集まる800人の豆力士が、日本一の毘沙門さまに元気な泣き声をひびかせます。