奈知安太郎展

―色彩と躍動感の交響詩― 奈知安太郎展

岩手県出身の奈知安太郎(1909-1986)は、カラリストと呼ぶにふさわしい豊かな色彩表現で、実在感あふれる裸婦たちや躍動感に満ちたリオのカーニバルを題材に多くの逸品を残しています。

1909(明治42)年、盛岡に生まれた奈知は、1931(昭和6)年に独立美術協会第1回展の入選を機に画家として歩み出します。以後、フランス、中国、ブラジルの滞在生活を通じシャガール、マルセル・グロメール、マナブ・マベなど多くの海外の画家と交流を重ねると同時に、異国の地に身を置きながら豊饒な色彩と奔放なデフォルマションによって独自の表現形態を確立してゆきました。

この度、萬鉄五郎記念美術館の収蔵品を中心にブラジル時代以降の明るい色彩と躍動感あふれる裸婦群像による「色彩と躍動感の交響詩 奈知安太郎展」を開催します。

会期  平成22年1月5日(火)~平成22年4月11日(日)

奈知安太郎の制作風景 カルナバルの女たち