「教育の理想を求め、課題と向き合う」
人としての根本を培う人間づくり
平成23年4月
校長 細 川 泰 史

 校是「本立ちて、末治まる」のとおり、生徒の将来を見据え、人としての根本を培う人間づくりを本校教育の基本に据えて久しい。
 平成22年度も本校教育は社会人として自立して生きていくための生活基礎力や豊かな人間性、学習面における基礎・基本等、将来をたくましく生き抜いていくための力を身につけさせるため、全職員が一丸となって教育活動に取り組んできた。本校教職員の強い使命感や熱意が、生徒の限りない資質や能力を引き出すとともに、様々な課題の克服に向けて着実な前進を続けている。
 昨年度は学校経営の柱3項目、具体目標である「まなびフェスト」の取り組みを進めたが、学習面、運動面、生徒指導面それぞれに確かな成果があった。また、地域の環境・教育力を生かした職場体験活動やボランティア活動も、生徒の成長を促し、地域をよりよく理解できる取り組みとなった。
 学習面においては、各種検定に多くの生徒が意欲的に挑戦し、数学の少人数・TTによる指導の成果も明らかである。
 行事や部活動では、今年も生徒が目標に向かって健やかに活動する様子、学校の元気な姿を保護者・地域の方々に見ていただくことができた。各部活動の活躍・健闘は、生徒・保護者にとって大きな励みとなっている。
 不登校、学校不適応生徒には、学級や相談室を始め、全校体制の取り組みと連携、担任・担当者の努力により、これまで不登校だった生徒の登校を促すとともに、全校の欠席率を大幅に下げることができた。
 これらの成果を受け、今年度は、学校経営の充実発展を基本に据える「学校経営の柱」を基に、本校が目指す教育の理想や伸ばそうとする特色、解決すべき課題等、目標を重点化した「まなびフェスト」による教育活動を推進し、全教職員が協働で力強く前進したい。
 本校生徒を取り巻く環境は、楽観できる状況にないことは確かだが、高い専門性と指導力、教育に対する強い熱意を持った本校教職員の総力と「一隅を照らす」の心構えを持って望む。
【平成23年度の学校経営の柱】
 (1) 英語等各種検定の取組を励みとした確かな学力の育成
 (2) 豊かな心と健康な体を鍛え育む生徒指導の充実
 (3) 地域の環境・教育力を生かした特色ある教育活動の推進