ワクチンの交互接種についてのお知らせ

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ページ番号1015738  更新日 令和4年1月19日

3回目接種(追加接種)に使用するワクチンは、1・2回目接種に用いたワクチンの種類にかかわらず、メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチン(ファイザー社のワクチンまたは武田/モデルナ社のワクチン)を用いることが適当であるとされています。1・2回目接種において、ファイザー社、武田/モデルナ社、またはアストラゼネカ社のワクチンを受けた場合、3回目接種(追加接種)では1・2回目接種時に用いたワクチンの種類にかかわらず、ファイザー社または武田/モデルナ社のワクチンのいずれかを使用することが可能です。

追加接種(3回目接種)に使用するワクチン

1・2回目に接種したワクチンの種類に関わらず、ファイザー社または武田/モデルナ社のワクチンを使用します。ファイザー社は1・2回目の接種量と同量ですが、武田/モデルナ社は半量になります。

3回目の接種の安全性と効果(厚生労働省のホームページより引用)

安全性

ファイザー社及び武田/モデルナ社の薬事承認において、3回目の接種後7日以内の副反応は、1・2回目の接種後のものと比べると、どちらのワクチンにおいても、一部の症状の出現率に差があるものの、おおむね1・2回目と同様の症状が見られました。

効果

3回目の接種をした人の方がしていない人よりも、新型コロナウイルスに感染する人や重症化する人が少ないと報告されています。

1・2回目と異なるワクチンを用いて3回目接種した場合の安全性と効果

英国では、2回目接種から12週以上経過した後に、様々なワクチンを用いて3回目接種を行った場合の研究が行われました。

安全性

3回目の接種後7日以内の副反応は、1・2回目と同じワクチンを接種しても、異なるワクチンを接種しても安全性の面で許容されることが報告されています。

効果

1・2回目接種でファイザー社ワクチンを受けた人が、3回目でファイザー社ワクチンを受けた場合と、武田/モデルナ社ワクチン(注)を受けた場合のいずれにおいても、抗体価が十分上昇することが報告されています。

注)日本では武田/モデルナ社ワクチンの3回目は1・2回目の半量接種することになっていますが、本研究では1・2回目と同量接種した結果が報告されています

よくあるご質問

Q.武田/モデルナ社のワクチンは副反応が強いと聞いていますが大丈夫ですか

A.武田/モデルナ社のワクチンにおける3回目接種は、1・2回目接種で用いた量の半量となります。2回目接種後と比較して、発熱や疲労などの接種後の症状が少ないことが報告されています。

(注)接種後の症状のうちリンパ節症は、2回目よりも3回目の方が多く見られます

Q.ファイザー社と武田/モデルナ社のワクチンの効果に差はありますか

A.1・2回目の接種では、ファイザー社と武田/モデルナ社のいずれも、2回目接種から約半年後も高い重症化予防効果(注)が維持されています。ファイザー社と武田/モデルナ社のワクチンの1・2回目接種の効果を約半年間比較した観察研究では、武田/モデルナ社のワクチンの方が、感染予防、発症予防、重症化予防(注)の効果が有意に高かったと報告されています。

(注)重症化予防には入院予防を含みます

詳しくは下記のリンクや添付資料をご覧ください

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