乳幼児(生後6か月から4歳までの人)のワクチン接種についてお知らせします(5月29日更新)
乳幼児初回接種(1回目~3回目接種)概要
接種回数・接種間隔
- 乳幼児(生後6か月から4歳まで)の初回接種は、3回接種で完了します。1回目接種日から3週間の間隔をおいて2回目を接種し、2回目接種日から8週間以上の間隔をおいて3回目の接種を行います。
例)1回目 12月1日(木曜)、2回目 12月22日(木曜)、3回目 令和5年2月16日(木曜) - 現時点で新型コロナワクチンの接種期間は、令和5年3月31日までとされており、これから接種を始める方は、接種期間内に3回目まで接種を終えることはできませんが、1・2回目の接種をすることができます。令和5年4月1日以降の接種については、国の動向が明らかになり次第、情報をホームページ等でお知らせします。(2月6日現在)
- 3回目まで接種を終えることが最も効果的ですが、1・2回目のみの接種でも一定の効果は期待されますので、可能な範囲で接種をご検討ください。
使用するワクチンの種類
乳幼児用のファイザー社ワクチン(6か月から4歳用)を使用します。
対象者
1回目の接種日時点で生後6か月から4歳までの方が対象です。
注)少なくとも1回乳幼児用ワクチンで接種した方は、2・3回目の接種を終える前に5歳になった場合でも、乳幼児用ワクチンで3回目まで接種をします。
注)乳幼児用ワクチン1回目を接種する前に5歳になった場合は、小児用ワクチン(5歳から11歳用)の接種対象となります。
接種日程・会場
個別接種日程一覧
注)花巻市では、ワクチン接種を効果的に受けていただくために、1~3回目の日程の組み合わせを指定させていただきます。
注)事情により、2・3回目接種ができなかった方は、市コールセンター(電話 0120-383-225)に日程をご相談ください。
予約方法
- 下記のいずれかの方法により予約手続きをしてください。
- なお、予約は1回目の予約が確定した時点で、2・3回目の予約も確定しますので、2・3回目の予約をしていただく必要はありません。
- 事情により2・3回目の接種が受けられなかった方は、下記市コールセンターに接種日程をご相談ください。(専用ウェブサイト等ではご予約いただけません)
市コールセンターで電話予約
電話番号 0120-383-225(フリーダイヤル)
受付時間 午前8時30分から午後5時15分まで(土曜、日曜、祝日も実施)
専用ウェブサイトにアクセスして予約
下記サイトにアクセスし、注意事項の下にある1・2回目の受付ボタンからからお手続きください。
LINE(ライン)アプリから予約
LINEアプリ内で花巻市公式アカウントを「友だち」として追加登録すると、予約機能が使えるようになります。
下記サイトにアクセスし、注意事項の下にある1・2回目の受付ボタンからからお手続きください。

接種当日の留意点
接種当日の持ち物
- 接種券一体型予診票
- 母子健康手帳(ない場合は予防接種済証)
- 健康保険証
- お薬手帳(服薬中の方のみ)
接種当日の注意
保護者の同伴と予診票への署名が必要です
ワクチン接種を受ける際には、感染予防の効果と副反応のリスク双方について、正しい知識を持っていただいた上で、保護者の方の意思に基づいて接種をご判断いただきますようお願いします。保護者の方の同意なく、接種が行われることはありません。
周りの方に接種を強制したり、接種していない人に対して差別的な対応をすることはあってはいけません。
ワクチンについての疑問や不安があるときはかかりつけ医などにご相談ください
新型コロナワクチンと他のワクチンとの接種間隔などについては、かかりつけ医などにご相談ください。同時または前後2週間は原則、他のワクチンを受けることはできません。また、お子様に基礎疾患があるときなど、ワクチンについての疑問や不安があるときも、かかりつけ医などによくご相談ください。
乳幼児のワクチン接種に関する情報
厚生労働省「生後6か月から4歳のお子様の保護者の方へ 新型コロナワクチン接種についてのお知らせ」(2022年10月24日)
新型コロナワクチンの効果
生後6か月から4歳の乳幼児に対して、ワクチンの効果や安全性を確かめる研究(臨床試験)が海外の複数の国々で行われました。
新型コロナワクチンを受けることで、新型コロナに感染しても症状が出にくくなる効果(発症予防効果)がどれくらいあるかについて、約1100人程度の乳幼児を対象に分析したところ、3回目接種後7日以降の効果は73.2%と報告されています。
新型コロナワクチンの安全性
ワクチンを受けた後の症状について調べた臨床試験で、1~3回目の接種後の具体的な症状をみると、接種回数ごとの症状にはあまり変わりがなく、ほとんどの症状が軽度または中等度でした。
現時点で得られている情報からは、安全性に重大な懸念は認められません。
【接種後7日間に現れた症状】
年齢 | 症状(発現割合 1回目接種後→2回目接種後→3回目接種後) |
---|---|
生後6か月から1歳 |
易刺激性(注1)51.2パーセント → 47.4パーセント → 43.6パーセント 腫脹(注3) 3.9パーセント → 3.9パーセント → 2.7パーセント 発赤 10.6パーセント → 9.3パーセント → 7.1パーセント |
2歳から4歳 |
疼痛 30.8パーセント → 31.0パーセント → 26.7パーセント 疲労 29.7パーセント → 25.7パーセント → 24.5パーセント 発赤 8.8パーセント → 11.4パーセント →10.9パーセント 下痢 7.7パーセント → 6.7パーセント → 5.1パーセント 発熱 5.2パーセント → 4.9パーセント → 5.1パーセント 頭痛 4.5パーセント → 4.6パーセント → 4.9パーセント 腫脹(注3) 3.7パーセント → 5.7パーセント → 3.1パーセント 嘔吐 3.0パーセント → 3.4パーセント → 1.6パーセント 悪寒 2.3パーセント → 3.0パーセント → 3.3パーセント 筋肉痛 2.4パーセント → 2.6パーセント → 2.0パーセント 関節痛 0.8パーセント → 1.4パーセント → 1.3パーセント |
注1)機嫌が悪い
注2)眠たくなる様子
注3)注射部位の腫れ
よくある質問(厚生労働省Q&A、厚生労働省「新型コロナワクチン接種についてのお知らせ~生後6か月から4歳のお子様の保護者の方へ~」より)
Q1 なぜ、乳幼児(生後6か月から4歳まで)の接種が必要なのですか。
A1 乳幼児においても重症例が確認されており、基礎疾患がない乳幼児でも死亡する例があります。有効性や安全性、感染状況を踏まえ、乳幼児を対象にワクチン接種を進めることとされました。
Q2 生後6か月から4歳までの子どもにも、オミクロン株対応ワクチンは接種できるのでしょうか。
A2 現時点では、6か月から4歳までの子ども用のオミクロン株対応ワクチンは、日本で薬事承認されていないため、接種することはできませんが、従来型のワクチンによる初回接種(3回セットの接種)によって、オミクロン株流行下で70パーセント以上の発症予防効果が確認されているので、ぜひ接種をご検討ください。
Q3 乳幼児(生後6か月から4歳まで)の接種について、インフルエンザワクチンなどほかのワクチンと同時に打つことはできるのでしょうか。
A3 ほかの年代と同様、インフルエンザワクチンとの同時接種は可能です。インフルエンザワクチン以外のワクチンは、新型コロナワクチンと同時に接種できません。互いに、片方のワクチンを受けてから2週間後に接種できます。
Q4 乳幼児(生後6か月から4歳)がワクチン接種後に発熱しました。対応は小児(5歳から11歳)や成人の場合と同じでよいのでしょうか。
A4 小児(5歳から11歳)、成人の場合と同様です。ワクチン接種後の発熱に対しては、都道府県の相談窓口や、かかりつけ医にご相談ください。
強い副反応の症状がみられ、医師の判断が必要となる事例等は、小児科専門医から助言・指導を受けることができる体制を確保しています。
電話番号 0120-89-5670(フリーダイヤル)
受付時間 24時間(土日祝日を含む)
乳幼児接種の説明用リーフレット(岩手県作成)
乳幼児の接種に当たっては、本人と保護者にメリットとデメリットを十分に理解していただくことが必要なことから、岩手医科大学附属病人小児科及び一般社団法人岩手県医師会に監修いただき、岩手県が独自の説明用リーフレットを作成しましたのでご活用ください。
関連情報
- 【厚生労働省】生後6か月から4歳までの子どもへの接種(乳幼児接種)についてのお知らせ(外部リンク)
- 【厚生労働省】新型コロナワクチンQ&A一覧(外部リンク)
- 【岩手県】新型コロナワクチン乳幼児(生後6か月~4歳)接種に関する情報(外部リンク)
- 【公益社団法人 日本小児科学会】生後6か月以上5歳未満の小児への新型コロナワクチン接種に対する考え方(外部リンク)
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