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花巻温泉 旧松雲閣別館を登録有形文化財に登録答申

花巻市で初となる登録有形文化財(建造物)

文部科学大臣の諮問機関である文化審議会(馬渕明子会長)は、平成29年11月17日(金曜日)に開催された同審議会文化財分科会の審議・議決を経て、登録有形文化財(建造物)として花巻温泉旧松雲閣別館を登録するよう、文部科学大臣に答申することを決定しました。

今回の答申に基づき、近日中に行われる官報告示を経て正式に登録された場合、花巻市では初めての有形文化財(建造物)登録となります。

なお、今回の答申では、県内から同館のほか、旧岩手県知事公舎洋館1棟、千田正家住宅主屋1棟、同板倉1棟(共に金ヶ崎町)、旧上有住小学校校舎1棟(住田町)も答申されており、これらの案件が登録された場合の岩手県内の登録有形文化財(建造物)の件数は、88件となります。

花巻温泉旧松雲閣別館の概要

松雲閣別館は、大正13(1924)年6月に新築された高級旅館松雲閣の別館として、昭和2(1927)年に建築・開業しました。入母屋作りの木造二階建て、延べ床面積約1,600平方メートルで総ヒノキ造り、赤色釉薬の花巻瓦葺き、手すきガラス使用、鉄くぎを一切使用していない組み立て方式による大規模旅館建築の建物です。

平成14(2002)年に老朽化に伴う閉館までの間、昭和天皇をはじめとする皇族の方々、後藤新平、斎藤實、高橋是清等の政治家、与謝野鉄幹・晶子夫妻、高浜虚子等の文人が利用するなど、岩手の迎賓館として長く愛されました。館内には、昭和36(1961)年の昭和天皇行幸啓時の貴賓室や浴室等もよく残り、背後の松林に映える堂々とした姿は往時の花巻温泉の景観を今に伝えています。

同館についてのお問合せは、花巻温泉株式会社 総務課(電話0198-37-2242)まで

旧松雲閣別館
旧松雲閣別館 正面(提供:花巻温泉株式会社)

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