農作業中の熱中症に気をつけましょう!

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ページ番号1009442  更新日 令和3年5月24日

農作業中の熱中症により全国で29名の方が亡くなりました

令和3年2月に農林水産省から公表された「令和元年に発生した農作業死亡事故の概要」によると、全国で29名の尊い命が農作業中の熱中症により失われました。これは平成30年の43名に次ぐ、調査以降2番目に多い死者数であり、近年増加傾向にあります。

農業者の方は、熱中症対策をとり熱中症を予防しましょう。

熱中症の具体的な症状が分からず、知らず知らずに熱中症にかかっている方が多くいます。特に高齢者は脱水しやすいため、こまめな水分と塩分の補給や休憩を周囲の方が協力して声かけを行いましょう。

熱中症による死亡者が増え始める30度を超えない日でも、暑さに慣れていない時期やビニールハウス内などでは死亡事故が発生しており、早めの対策で熱中症の予防を図ることも重要です。

夏の農作業で心がけること

「熱中症警戒アラート」を活用しましょう

  • 令和3年4月28日から、地域内の暑さ指数(WBGT)が最高で33以上になると予測した場合に、環境省熱中症予防サイト等で情報を提供する「熱中症警戒アラート」の運用が全国で開始されました。
  • 農林水産省では、アラートが出された地域に在住するMAFFアプリ(農業に役立つ情報を農林水産省から直接届けるアプリ)の登録者に対して、プッシュ通知により熱中症警戒アラートの警告を伝えられるようアプリの改修を行っていますので、ぜひ、この機会にアプリの登録をお願いします。令和3年5月中に「熱中症警戒アラート」との連携を開始予定です。

日中の気温の高い時間帯を避けて作業を行いましょう

  • 特に70歳以上の方は、のどの渇きや気温の上昇を感じづらくなるので、高温時の作業は極力避けましょう。

作業前・作業中の水分補給、こまめな休憩をとりましょう

  • のどが乾いていなくても20分おきに休憩し、毎回コップ1杯から2杯以上を目安に水分補給しましょう。
  • 足がつったり、筋肉がピクピクする症状がみられたら、0.1パーセントから0.2パーセント程度の食塩水(1リットルの水に1グラムから2グラムの食塩)、スポーツ飲料、塩分補給用タブレットを摂取しましょう。
    市販品を摂取する際は、必ず成分表示をチェックし、適切な量を摂取してください。
  • 休憩時は、日陰等の涼しい場所で休憩し、作業着を脱ぎ、手足を露出して体温を下げましょう。

熱中症予防グッズを活用しましょう

  • 屋外では帽子、吸汗速乾性素材の衣服、屋内では送風機やスポットクーラーなどを活用しましょう。

単独作業を避けましょう

  • 作業は2人以上で行うか、時間を決めて水分・塩分補給の声かけを行うなど、定期的に異常がないか確認し合うようにしましょう。

高温多湿の環境を避けましょう

  • 暑さ指数(WBGT)計、温度計、湿度計で、作業環境を確認しましょう。
  • 作業場所には、日よけを設ける等できるだけ日陰で作業をするようにしましょう。
  • 特にビニールハウス等の施設内は風通しが悪く、早い時期、早い時間から暑さ指数(WBGT)が高くなるため、風通しを良くしたり断熱材を活用しましょう。

熱中症が疑われる場合の処置

暑い環境で体調不良の症状がみられたら、すぐに作業を中断しましょう

  • 代表的な症状は以下のとおりですが、熱中症には特徴的な症状がなく、「暑い環境での体調不良」は全て熱中症の可能性があります。

症状

  • 手足がしびれる、冷たい
  • めまい、吐き気がする
  • ズキンズキンとする頭痛がある
  • 汗をかかない、体が熱い
  • 意識の障害がある
  • 体がだるい
  • まっすぐ歩けない

応急処置を行いましょう

  • 涼しい環境へ避難しましょう。
  • 服をゆるめて風通しをよくしましょう。
  • 水をかけたり、扇いだりして体を冷やしましょう。
  • 水分・塩分を補給しましょう。

病院で手当を受けましょう

  • 意識がない場合、自力で水が飲めない場合、応急処置を行っても症状がよくならない場合は、すぐに病院で手当を受けるようにして下さい。

熱中症症状

その他、全国の熱中症の発生状況、日常生活で気を付けること等、農林水産省注意喚起文書をご覧ください。

マスクの着用についての注意点

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、「新しい生活様式」として、一人ひとりが感染防止の3つの基本である1.身体的距離の確保、2.マスクの着用、3.手洗いや、「3密(密集、密接、密閉)」を避ける等の対策を取り入れた生活様式を実践することが求められています。

しかし、農作業中のマスクの着用は熱中症のリスクを高めることから、以下の点に注意し、屋外で人と十分な距離(少なくとも2メートル以上)が確保できる場合には、マスクをはずすようにしましょう!

厚生労働省「「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイント」からの抜粋

(1) マスクの着用について
マスクは飛沫の拡散予防に有効で、「新しい生活様式」でも一人ひとりの方の基本的な感染対策として着用をお願いしています。ただし、マスクを着用していない場合と比べると、心拍数や呼吸数、血中二酸化炭素濃度、体感温度が上昇するなど、身体に負担がかかることがあります。
したがって、高温や多湿といった環境下でのマスク着用は、熱中症のリスクが高くなるおそれがあるので、屋外で人と十分な距離(少なくとも2メートル以上)が確保できる場合には、マスクをはずすようにしましょう。
マスクを着用する場合には、強い負荷の作業や運動は避け、のどが渇いていなくてもこまめに水分補給を心がけましょう。また、周囲の人との距離を十分にとれる場所で、マスクを一時的にはずして休憩することも必要です。
外出時は暑い日や時間帯を避け、涼しい服装を心がけましょう。

熱中症予防のためのマスク着用のポイント

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