飼料穀物価格の高騰への対応について(6月4日掲載)
飼料穀物価格が今後高騰することが見込まれています
飼料穀物を巡っては、昨年以降、とうもろこし及び大豆油かすの国際価格が高騰している状況にあることから、国内において配合飼料価格が大きく上昇しています。このため、今後も飼料穀物の需給はひっ迫基調で推移することが見込まれることから、農林水産省は、飼料費を可能な限り低減し、畜産経営への影響を緩和する方策を実施するよう、呼びかけています。
飼料費低減のための対応をとりましょう
農林水産省は、飼料費低減のため以下のような対応をとるよう呼びかけています。
- 給餌は1度に行うのではなく、朝晩の涼しい時間帯に1日数回に少量ずつ分けて給餌し、飼料の食べこぼしが減るよう努める。
- 乳用牛については、青刈りとうもろこしなどの良質な粗飼料の給与により、飼料穀物の給餌量を低減させる。
- 肉用牛については、個体ごとの増体の状況に応じて、肥育期間の短縮に努める。
- アニマルウェルフェアに配慮した飼養管理を行い、乳房炎などの疾病予防や家畜の死亡率低減等を図り、畜産物の生産性の向上に努める。
- 比較的安価な食品残さ等を活用したエコフィードを活用する。その際、飼料安全性の確保及び品質の改善に関する法律(昭和28年4月11日法律第35号)等関連法規に適合していることを確認する。
- 取引先飼料メーカーとの話し合いにより、とうもろこしと比べて価格面でメリットのある原料(最近の飼料用麦、飼料用米等)の比率を高めた配合飼料を利用する。
- 飼料の適切な保管に努め、損耗を防止する。
- フィーダーの破損等がないかこまめに確認するなど、設備の管理を徹底する。
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