【注意喚起】花巻市で発見された野生イノシシから豚熱が確認されました(9月15日掲載)

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ページ番号1017248  更新日 令和4年9月15日

花巻市を含む県内の複数の地域で発見された野生イノシシから豚熱が確認されました

令和4年9月15日(木曜)、岩手県は9月7日に花巻市で発見された野生イノシシ2頭から豚熱ウィルスの陽性が確認されたことを発表しました。また、盛岡市及び奥州市でそれぞれ9月8日、13日に発見された野生イノシシからも豚熱が確認されています。県内における野生イノシシからの豚熱ウイルスの確認は74例目から77例目となります。豚の所有者及び住民の皆様は、下記の防疫体制の徹底をお願いいたします。なお、豚熱は豚、いのししの病気であり、接触等により人に感染することはありません。

豚所有者は飼養衛生管理基準の実施を徹底しましょう

豚所有者の皆様は、本病に対する防疫体制に万全を期すため、以下のような飼養衛生管理の徹底をお願いいたします。

  1. 畜舎とその周りを「衛生管理区域」とし、その他の区域との境界がわかるようにし、区域に出入りする車・人・物は消毒を徹底すること。また、区域に立ち入った人を記録し、保存すること。
  2. 食品循環資源を飼料(エコフィード)として使う場合、生肉を含み又は含む可能性のある時は、加熱処理(摂氏70度以上で30分間、又は摂氏80度以上で3分間以上)が適切に行われたものを用いること。
  3. 畜舎にある給餌・給水設備や資料の保管場所にねずみや野鳥などの野生生物の排泄物が入らないようにすること。野生イノシシの侵入を防ぐため、防護柵設置等の措置を講じること。
  4. 定期的に畜舎の道具の清掃・消毒をすること。
  5. 毎日家畜の健康状態を確認し、39.0度以上の発熱、鼻やひづめに水ほうやびんらん、哺乳豚の半数以上の死亡などがあれば「岩手県県南家畜保健衛生所(電話:0197-23-3531)」へ通報すること。

市民の皆さんは家畜伝染病蔓延防止のために、以下のことを遵守しましょう

  1. 豚熱等の発生地域を訪問した際には、むやみに畜産農場に近づかないこと。
  2. 畜産農場に立ち入る際は、各農場で実施している車両及び靴底消毒に協力すること。
  3. 海外に渡航した場合、帰国の際には、各空港で実施している靴底消毒に協力すること。
  4. 山林等に立ち入った場合、衣服と靴、車両の消毒を徹底すること。
  5. 山林等に立ち入った場合、畜産農場へ近づかないこと。
  6. 食品残さなど、野生動物の食料となる可能性があるものは所定の方法により処分すること。

飼育豚の異常・野生イノシシの死骸等を発見した場合

飼育豚に異常が見られた場合や野生イノシシの死骸・異常個体を発見した場合は、下記のいずれかまでご連絡ください。

  • 岩手県県南家畜保健衛生所 電話 0197-23-3531
  • 花巻保健福祉環境センター 電話 0198-41-5405
  • 花巻市農林部農政課 電話 0198-23-1400

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このページに関するお問い合わせ

農政課
〒025-0052 岩手県花巻市野田335番地2(花巻農協総合営農指導拠点センター内)
電話:0198-23-1400(課直通) ファクス:0198-23-1403
農政課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。