花巻まつりの見どころ

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ページ番号1008045  更新日 平成31年4月25日

花巻まつりのパレード

花巻市指定無形民俗文化財である花巻まつりは、420年以上前、花巻開町の祖・北松斎公の時代に観音祭から始まり、現在では風流山車、神輿、鹿踊、神楽権現舞、花巻ばやし踊りのパレードを行っています。

風流山車

山車パレード

花巻まつりの呼び物は、何といっても各町内から繰り出す山車にあります。その始まりは、花巻開町の祖・北松斎公の時代にさかのぼります。当初は唐竹で大きな鯨をつくり、紙を張って鍋を塗り、これを車に乗せて曳き歩いたといいます。その後、京都の「やかた」に似たものを出すようになり、明治時代にその豪華さの絶頂に達しました。この当時の屋形は高さ13メートルもあり、下から見たとき見映えするものとするため、格段の手法を必要とし、祭師たちの手腕が大いに問われたといいます。

屋形様式の山車も、大正の末期になり、街に電線が張られるようになってからは、現在のかたちの風流山車に移行してきました。その風流山車の組み方は、活花(生花)を基本としており、岩山の上部に桜の花をしんとして人形と四季の花を飾りつけ、その下の周りには「重ね波」という波をつける順で、祭師によって飾りつけ、仕上げられるものであります。古来、花巻の祭師は格段の技能を有していたといわれ、ほとんど活花の心得があって教示していたと言い伝えられております。

神輿

神輿パレード

昭和の始め、町内に造り酒屋が多くあったことから、酒樽を利用して神輿を造り、意気盛んな若者達がこれを担ぎ、まつりを盛り立てたといわれております。これは花巻特有のもので、酒樽を利用したことから一般的に「樽神輿」と呼び親しまれてきました。現在では豪華な「宮神輿」が主流となっておりますが、この昔ながらの樽神輿も登場し、花巻まつりには欠くことのできない風物のなっております。

今日このように多くの神輿が参加するようになったのは、市民総参加のまつりになってから各職場や各町内の子供会の積極的な参加によるものであり、2015年には「一つの会場で披露される神輿の数」が114基の世界記録に認定されております。

鹿踊(ししおどり)

鹿踊パレード

鹿踊の起源は、奈良の春日大社の神事に由来するといわれ、村の平安を祈願し、悪霊を追い払う行事の舞踊化されたものといわれております。素朴さの中に高い風格を兼ね備えた民俗舞踊として、県の無形民俗文化財に指定されております。

県内各地で踊られる鹿踊は、踊りの様式から大別して県南地方の太鼓踊り系、県北地方の幕踊り系に分けられます。太鼓踊り系には囃子がなく、太鼓中心で、3メートル前後の長いササラを背負い、腹には太鼓を下げ、各踊り手が唄をうたい太鼓を打ち鳴らしながら踊るのが特徴です。

鹿踊は金曜日の夜と土曜日の昼、2日間登場します。金曜日の夜は、花巻市内団体によるかがり火の中での幻想的な鹿踊が披露されます。土曜日の昼は花巻市外の鹿踊団体も参加し、約150名の踊り手が一斉に鹿踊を披露します。

神楽権現舞

神楽権現舞パレード

花巻地方の神楽のほとんどは、北上山系の最高峰・早池峰山の南麓に伝承される山伏神楽の早池峰岳神楽が主です。いま花巻市内の神楽保存会のうち権現舞が保存伝承されている団体は60前後ありますが、この地方の郷土芸能としては最高の伝承数で、庶民の間の生活に密着した郷土芸能として伝承されております。

神楽の歴史は古く、その多くは修験者の山伏集団によって各地に伝承されたものといわれ、遠い旅をしてきた修験者の芸が土着して、豊作、無病息災、家内安全、地域繁栄等を願う祭事に舞う習わしとなり、今日各地域に継承されております。

花巻ばやし踊り

花巻ばやし踊りパレード

花巻ばやしは、京都祇園囃子の流れを汲むといわれ、大太鼓・小太鼓・笛・三味線で構成されております。大太鼓と小太鼓の調子を相互に出し、それに笛・三味線が調和して祇園調を漂わせ、深い情感と優雅な気品を備えております。

平成4年から、花巻開町400年を記念し制作した新花巻音頭「イーハトーブは夢の郷」をパレードの最後を飾って踊っています。作詞・たかたかし、作曲・市川昭介、歌・新沼謙治、振付・花柳糸之という豪華スタッフで、だれでも歌って踊れる音頭です。観光客や初心者の方の飛び入り参加もできますので、パレード参加者の輪に加わって一緒に踊り、花巻まつりを楽しみましょう。

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