麻しん(はしか)に気を付けましょう

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ページ番号1008623  更新日 平成31年4月5日

麻しんについて

流行の概要

麻しんについては、平成27年3月27日付けで、世界保健機関西太平洋地域事務局により、日本が排除状態にあることが認定されましたが、その後も海外で感染した患者を契機とした国内での感染の拡大事例が散見されております。

また、平成30年4月25日から、海外からの輸入症例を契機として、沖縄県等で麻しん患者数の増加が報告されており、主に関西圏を中心として流行が拡大しています。

今後広範な地域において麻しん患者が発生する可能性があります。麻しんの有効な予防方法は、あらかじめ麻しんのワクチンを接種し免疫を獲得しておくことです。母子手帳等を確認し、ご自身の予防接種歴を確認し、予防接種が必要かどうか、かかりつけの医師にご相談ください。

発生状況:国立感染症研究所ウェブサイトをご覧ください。

麻しんの症状

麻しんウイルスによって引き起こされる急性の感染症で、感染すると約10日から12日で発熱、鼻水、咳といった風邪のような症状が現れます。

この状態が2、3日続いた後、いったん解熱するかにみえるものの、全身性の発疹が現れ、再び高熱が4から5日続きます。麻しんにかかった場合、原因に対する治療法はなく、症状を軽減するための治療(対症療法)が中心となります。また、感染から約1か月間は免疫低下状態が続きます。

麻しんの予防法

麻しんウイルスの感染力は極めて強く、空気感染もするので、手洗い、マスクだけでは予防できません。有効な予防方法は、あらかじめ麻しんのワクチンを接種し免疫を獲得しておくことです。免疫のない人が感染するとほぼ100パーセント発症します。ワクチンは、個人を守る意味だけではなく、家族や社会を守るために必要です。まずは、母子手帳等を確認し、ご自身の予防接種歴を確認しましょう。

  1. 定期予防接種(1歳児、小学校就学前の1年間の計2回)のタイミングで必ず予防接種を受けましょう。
  2. 定期予防接種の対象でなく、予防接種歴が無い又は不明の方は、接種を受けるべきか、かかりつけの医師にご相談ください。なお、昭和47年10月1日以前に生まれた方は、麻しんが定期接種ではありませんでしたので、一度も接種していない可能性が高いと考えられます。
  3. 昭和47年10月1日から平成2年4月1日までに生まれた方は、1回のワクチン接種のみの場合が多いと思います。医療従事者や学校関係者・保育福祉関係者など、麻しんにかかるリスクが高い方やかかることで周りへの影響が大きい場合、流行国に渡航するような場合は、予防接種が必要かどうかかかりつけの医師にご相談ください。
  4. 今まで麻しんにかかったことが確実である場合は、免疫を持っていると考えられることから、予防接種を受ける必要はありません。しかし、かかったのが麻しんかどうか明らかでない場合はかかりつけの医師にご相談ください。

医療機関への受診について

麻しん患者と接触したことが明らかで、麻しんを疑う症状(発熱及び咳、鼻水、涙がたくさん出るなど)を認めた場合、医療機関を受診する前に事前に電話で相談し、指示を受けてください。大変感染力が強いので、医療機関内で他の患者さんに感染させてしまう恐れがあります。

その他、風しんについて

風しんは2000年以降の大きな流行を受け、早期に先天性風しん症候群の発生をなくすとともに、2020年度までに風しんの排除を達成することを目標として掲げており、そのために国は小児に対する風しんの定期予防接種の接種率目標(95パーセント以上)の達成・維持等が示されています。

風しんにかかることで問題になるのが、先天性風しん症候群です。妊娠初期の妊婦がかかると、胎児に先天性心疾患、難聴、白内障を3大症状とする先天性風しん症候群を引き起こす可能性が高いことが知られており、これから妊娠の可能性がある女性、あるいはそのパートナーは注意が必要です。

特に、風しん予防接種は過去の制度などにより、昭和54(1979)年4月2日以前生まれの男性および平成2(1990)年4月2日から昭和54(1979)年4月1日生まれの男女が風しんにかかりやすい可能性が他の年代より高く、より注意が必要です。

この先天性風しん症候群を予防するため、県では妊娠を希望する女性や配偶者等に風しんの抗体検査を無料でおこなっております(検査には一定の条件があります)。ご自身が風しんにかからないよう、赤ちゃんが生まれつきの病気にならないよう抗体検査を受け、免疫がない場合は予防接種を受けることをご検討ください。

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