小児向け新型コロナワクチン接種に向けた市長メッセージをお知らせします【令和4年3月2日掲載】
小児向け新型コロナワクチン接種に向けた市長メッセージ
岩手県内そして花巻市内でも10歳未満および10代の方々の新型コロナウィルス感染が多く公表されています。岩手県によりますと、県内の感染者の内、10歳未満と10代の患者は全体の4割超を占める状況となっております。
国はこのような状況の中で、5歳~11歳の方々に対するファイザー社製小児用ワクチンの接種を進めることとし、花巻市に対しても、2月28日からの5歳~11歳の小児用ワクチン4,000人分の供給が国から示されたところであります。
市はこれを受けて、5歳~11歳の小児用ワクチンの接種を花巻市や花巻市医師会等の医療関係者をメンバーとする花巻市新型コロナウイルスワクチン接種連絡会議において協議してまいりました。
その結果、当初は小児用ワクチンの供給量が限られることから、当市においてはまずは11歳である小学5年生を対象に3月12日から集団接種の方式により接種を開始することとし、2月21日に対象者への接種券一体型予診票や予約の案内などの送付を開始しているところであります。小児用ワクチンの接種を希望する方は、予約の案内に記載されているとおり、接種日(第1回目が3月12日または3月20日)の接種を予約ください。
現時点においては、国から小児用ワクチンの追加供給の通知があったことから、5歳から小学4年生の小児用ワクチンの接種計画を花巻市新型コロナウイルスワクチン接種連絡会議において検討しているところであり、3月9日以降をめどに小学4年生以下の方々に対する接種券一体型予診票や予約の案内などの送付を開始する予定としております。
厚生労働省は「小児用ワクチンは、臨床試験等から有効性や安全性が確認されていること、海外でも広く接種が進められていること等を踏まえ、日本でも接種が進められることになっています。しかし、努力義務の適用に関し、小児については、現時点において、オミクロン株に対するエビデンス(証拠)が確定的でないことも踏まえ、小児については努力義務の規定は適用せず、今後の最新の科学的知見を踏まえ、改めて議論することが適当であるとされました。」としております。
国は小児ワクチンの接種を受ける際には、「保護者の同意と立ち合いが必要」としています。その上で、「特に慢性呼吸器疾患、先天性心疾患など、重症化リスクの高い基礎疾患を有するお子様の接種をおすすめしています。接種にあたっては、あらかじめかかりつけ医などと相談してください。」としています。
小児ワクチンに関する情報は厚生労働省のホームページ、市ホームページに記載されている情報、また市が接種券一体型予診票や予約の案内などの送付に情報を同封しています。お子様が小児用ワクチンの接種を受けるかどうかについて判断するにあたっては、そのような情報をご参考にしてください。
なお、花巻市は5歳から11歳までのお子様のワクチン接種は原則集団接種としております。これは、集団接種会場に小児科医の先生に立ち会っていただき、安全を図るということが必要と考えたところですので、ご理解をお願いします。
ワクチン接種を受けないと判断された場合も、そのお子様が、そのことにより学校生活で異なる扱いを受けることはないようにする必要があります。花巻市及び花巻市教育委員会はその観点からの対応について万全をつくしてまいります。
令和4年3月2日
花巻市長 上田 東一
主な参考リンク先
- 厚生労働省ホームページ|5~11歳の子どもへの接種(小児接種)についてのお知らせ(外部リンク)
- 小児接種(5~11歳)新型コロナワクチンQ&A(外部リンク)
- ワクチンの安全性・有効性について(外部リンク)
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