はなまき旬の食材PRリレー事業を実施しています

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ページ番号1001805  更新日 平成31年1月18日

事業目的

花巻市産の食材を学校給食に活用することにより、地産地消と食育の推進を図り、地域の特性を生かした食生活や、地元の食や生産に関わる人々への関心を高め、自ら望ましい食習慣を形成できる児童生徒を育成することを目的として実施しています。

9月は「茄子(大迫産)」

平成29年9月4日(月曜)、今年度6月に完成した「大迫学校給食センター」では、大迫町内の「産直アスタ」から町内で生産された茄子が納品され、「麻婆茄子」として提供されました。

大迫町内の茄子の生産者、高橋善勝さん(亀ケ森)。

写真:茄子の生産者

昨年度の大迫産業まつり茄子品評会で最優秀賞を受賞。現在、3種類の茄子(くろべえ、式部、水ナス)を生産しています。

写真:茄子

写真:生産者の方とナス畑


毎年、土壌分析等を行い、独自に管理方法を研究し、現在の品質にたどり着き、茄子が苦手な人も、髙橋さんの茄子なら食べることが出来たという経験もあったそう。

大迫小学校での給食の様子です。
給食委員が今日の献立と共に、生産者情報を全校児童の前で発表します。

写真:茄子を使った給食の様子1

写真:茄子を使った給食の様子2

写真:茄子を使った給食の様子3

写真:茄子を使った給食の様子4


実食!とろっとして、えぐみもなく、とても美味しい茄子で大好評。「家では食べないけど、今日の茄子は美味しい!」「皮まで柔らかくて最高~!」

写真:茄子を使った給食の様子5

写真:完食した食缶


食缶は空っぽです。産直アスタさん、美味しい茄子をありがとうございました。
なお、大迫学校給食センターでは9月12日にも「大迫産茄子のみそ汁」を提供しました。

大迫学校給食センターの献立表は下記のファイルをご覧ください。

食材メモ(高橋善勝さん提供)

おいしい茄子の見分け方

朝採りのものは、ヘタの境目の部分がきれいなグラデーションになっています。

おすすめの食べ方

炒め物、麻婆茄子がおすすめ。髙橋さんのご家庭では、茄子にベーコンを挟んで焼いたり、素揚げにして生姜醤油で食べているそうです。

10月は「ネギ」

ネギの旬は、お盆過ぎから3月頃までと長く、特に冬越しのネギは更においしさが増しています。
今月の生産者、東和町館迫の合澤誠一さん。

写真:ネギの生産者

合澤さんは、現在5種類のネギを45アール栽培しています。

写真:ネギ1

写真ネギ2


「ネギは脇役になることが多いが、調理方法で主役にもなる。」と合澤さん。
ネギが苦手な方にもおすすめの料理は、天ぷら。
サクラエビやツナ缶等を衣に混ぜ、千切りにしたニンジンと輪切りにしたネギを加え、かき揚げにすると、ネギの甘みが引き出された美味しい天ぷらになるそうです。

合澤さんから、子どもたちへのメッセージ

「旬の野菜から元気をもらい、丈夫な体になって欲しいと願っています。」

食材メモ(合澤誠一さん提供)

合澤さんから教えていただいたネギの豆知識です。

  • ネギの根、ヒゲの数は葉脈の数と同じ。

写真:ネギ3

写真:ネギ4


  • ネギの葉の数は、合計で28枚。最後の28枚目がネギ坊主になる。

写真:ネギ5


  • ネギの葉の寿命は、35から40日。ネギの太さは、1枚一枚の葉の厚みが丸くなったもの。

学校給食

学校給食センターでは、花巻産のネギを「かきたま汁」や「いものこ汁」に活用しました。

写真:ねぎを使った給食

11月は「米」

花巻市の学校給食では、100%花巻市産の米を使用しています。11月の給食から新米に切り替えています。
今回の生産者は、東和町鷹巣堂の小原君雄さん。

写真:米の生産者

東和町は、山や丘を削り、苦労して開田した地域で、粘土質で乾燥すると固く、雨が降ればぬかるむ土地で、大変な苦労をしたそうです。
開墾から50年経過し、先代が頑張って良い土を作ったおかげで、農作業がしやすく安定的に収穫できる環境になりました。

写真:田んぼの様子1

写真:田んぼの様子2

写真:米1

写真:田んぼの様子3


先祖の苦労があり、美味しく安全な農作物ができることを子供たちに知ってほしいいう思いを込め、毎日農作業に励んでいます。

小原さんは、「野菜等は年間を通して提供は難しいかもしれないが(冬にはない品種もあるため)、米であれば、花巻産を1年中提供できる。地産地消は、食べる人と作る人の協力が必要であり、できることからやっていきたい。」と力強くお話ししてくれました。

学校給食

花巻市の学校給食では、炊飯を委託または給食センターで炊飯し給食に提供しています。

写真:給食1

写真:給食2


どんなおかずにも合う美味しいご飯。
農家のみなさんの苦労と努力に感謝して、今日もおいしくいただきます!

12月は「りんご」

花巻市の学校給食では、毎年9月から12月の間、毎月品種を変えて提供事業を行っています。

写真:りんご1

今回の生産者は、若手りんご生産者で構成された「THE RINGO STAR」(ザ リンゴスター)のみなさん。

写真:ザ リンゴスターのみなさん

リンゴスターのみなさんは、平成27年度から市内の小学校に出向き、花巻産リンゴの美味しさとりんご農家の仕事について理解を深めてもらう「出前授業」を行っています。

代表の宇津宮邦昭さん。

写真:りんご2

写真:りんご3


花巻りんごは、涼しい気候、恵まれた土壌で育ち、農家の磨かれた技術と情熱がたっぷり詰まっています。

美味しくて、品質の高いりんごをもっと身近に感じて欲しいと願い、1年を通してりんごと向き合っているそうです。

写真:りんご畑

学校給食

湯本学校給食センターでは、花巻りんごを使った「手作りりんごケーキ」を提供しました。

農家のみなさんの愛情と、給食センター職員の真心がたっぷりのケーキは、大好評でした。

写真:リンゴを使ったケーキ1

写真:リンゴを使ったケーキ2

写真:リンゴを使ったケーキと給食

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