外出先での地震の対処

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ページ番号1000906  更新日 平成31年1月18日

地震が発生したとき、被害を最小限におさえるには、一人ひとりがあわてずに適切な行動をすることが極めて重要です。そのためには、皆さんが地震について関心を持ち、いざというときに落ちついて行動できるよう、日頃から地震の際の正しい心構えを身につけておくことが大切です。
今回は、特に外出先での地震への対処について取り上げてみます。

住宅地

強い揺れに襲われると、住宅地の路上には落下物や倒壊物があふれます。

  • 住宅地の路地にあるブロック塀や石塀は、強い揺れで倒れる危険があります。揺れを感じたら塀から離れましょう。
  • 電柱や自動販売機も倒れてくることがありますので、そばから離れましょう。
  • 屋根瓦や二階建て以上の住宅のベランダに置かれているエアコンの室外機、ガーデニング用のプランターなどが落下してくることがあります。頭の上も注意しましょう。

オフィス街・繁華街

中高層ビルが建ち並ぶオフィス街や繁華街では、窓ガラスや外壁、看板などが落下してくる危険性があります。

イラスト:オフィス街からの避難イラスト

  • オフィスビルの窓ガラスが割れて落下すると、広範囲に拡散します。ビルの外壁や貼られているタイル、外壁に取り付けられている看板などが剥がれ落ちることもあります。鞄などで頭を保護し、できるだけ建物から離れましょう。
  • 繁華街では、店の看板やネオンサインなどの落下・転倒物の危険が特に高くなるため、強い揺れに襲われた際には十分注意しましょう。

海岸・川べり

海岸や川べりで強い揺れに襲われたら、一番恐ろしいのは津波です。避難の指示や勧告を待つことなく、直ちに避難しましょう。

  • 強い地震を感じたとき、または弱い地震であっても長い時間ゆっくりとした揺れを感じたときは、直ちに海岸や川べりから離れ、急いで高台や津波避難場所、津波避難ビルなどの安全な場所へ避難しましょう。
  • ラジオなどを持っている場合は、津波情報を聞きましょう。

マーク:津波避難標識

山・丘陵地

落石に注意し、急傾斜地など危険な場所から遠ざかりましょう。

イラスト:急傾斜地・山際からの避難イラスト

  • 山ぎわや急傾斜地では、山崩れ、がけ崩れが起こりやすいので、早めに避難するほか、市町村の避難指示等に従い、直ちに避難しましょう。

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