山火事、林野火災にご注意
林野火災を防ごう
平成29年釜石市で発生した山火事では413ヘクタールもの山林が焼損しました。
花巻市では平成30年中4件の林野火災が発生しております。また、過去には平成9年5月に石鳥谷町から紫波町にかけ大規模な林野火災が発生しており、山林等の焼損面積304ヘクタール、約10億円の損害が出ました。
森林は国土の保全、水源のかん養など私たちの生活に大切な役割を果たしています。また、最近では地球温暖化防止のための二酸化炭素の吸収源として期待されています。
ところが、森林は一旦火災などで失われると、その大切な機能が回復するまでには何十年もの年月と多大なコストを要することになります。かけがえのない貴重な森林を火災から守りましょう。
岩手県山火事防止運動月間
平成31年3月1日から5月31日まで
平成31年度山火事予防運動統一標語
「忘れない 豊かな森と 火の怖さ」
大切な森林をみんなで守ると共に、山火事の予防をお願いします。
(上の写真は平成9年に発生した、石鳥谷町・紫波町での山林火災の様子です)
林野火災は春先に集中しています。 年間を通じ、火災が最も多く発生するのが3月から5月です。この時期は枯れ草が積もり、下草も枯れているうえ、降雨量も少なく、空気が乾燥し、季節風が吹くなど林野火災が発生しやすい気象条件が重なる事に加え、春先の火入れや山菜取りで入山者が増えることによるものと考えられます。
山火事を防ぐためには
ハイカー等の入山者、森林所有者、林内及び森林周辺の農地及び作業現場の作業者、地域住民は下記の事に注意をしてください。
- 枯れ草等のある火災が起こりやすい場所では、たき火をしないこと
- バーベキューや、たき火等火気の使用中はその場を離れず、使用後は完全に消火すること
- 強風時及び乾燥時には、たき火、火入れをしないこと
- 火入れを行う際、許可及び届出をすること。
- 火気を使用する場合は、周囲の可燃物に十分注意し、消火用の水やスコップなどの消火用具を必 ず用意すること
- たばこは、吸いがらは必ず消すとともに、投げ捨てないこと
- 火遊びはしないこと
3月1日から5月31日までの期間中は、山火事予防ポスター等の掲示や関係団体で山火事防火広報を行い防火意識の普及活動を行ないます。また、過去に3度も大火を経験している石鳥谷町大瀬川・紫波町片寄地区では住民の自発的なパトロールが行われております。
消防署からのお知らせ
野外焼却や、基準を満たさない焼却炉での焼却は法律により禁止されています。
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このページに関するお問い合わせ
消防本部予防課
〒025-0098 岩手県花巻市材木町12番6号
電話:0198-22-6123(直通) ファクス:0198-22-5549
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