原告が仙台高裁の判決を不服として提起していた土地売買契約書作成等請求訴訟の上告が棄却されました

花巻市在住の方が原告となり、花巻市を被告として、土地売買契約書の作成・締結及び道路拡幅舗装工事再開を求めていた訴訟に関し、仙台高等裁判所の令和2年3月26日付控訴審判決を不服として、原告（控訴人、上告人）から上告の提起がなされていましたが、最高裁判所は、令和2年10月23日付で上告を棄却しましたのでご報告いたします。今回の判決により、原告の請求が全面的に退けられたことが確定しました。

内容

本訴訟は、原告が市道湯本上川原2号線の拡幅舗装工事に伴う土地売買契約書の作成・締結及び道路拡幅舗装工事再開を求めていたものです。

これまでの経過は以下のとおりです。

令和元年9月20日 盛岡地方裁判所において原告の請求を棄却する旨の判決

同年11月26日 仙台高等裁判所から原告（控訴人）の控訴状（同年10月3日付）の送達

令和2年3月26日 同裁判所において原告（控訴人）の控訴を棄却する旨の判決

同年4月10日 同裁判所により原告（控訴人、上告人）から上告提起通知書の送達（同月1日付上告状による）

同年10月23日 最高裁判所において原告（控訴人、上告人）の上告を棄却する旨の判決（確定）