平成30年度花巻市市勢功労者の一覧

平成30年度の花巻市市勢功労者が決定しましたのでお知らせします。

平成30年度花巻市市勢功労者

地方自治功労

小田島 邦弘（おだしま くにひろ）氏（東和町舘迫）

元東和町議会議員（平成15年5月から平成17年12月）、元花巻市議会議員（平成18年1月から平成26年7月）
氏は、平成15年5月に東和町議会議員として初当選以来、連続4期11年3か月にわたり市（町）議会議員を務めた。平成22年8月から平成26年7月までの4年間は市議会副議長を務め、議会の円滑な運営及び議会体制の構築に努めた。
東和町議会在任中、教育民生常任委員会の副委員長を2年7か月務め、教育や市民生活の向上等に尽力し、町勢発展に貢献した。
合併後は、文教、総務、福祉の各常任委員会に所属して様々な分野に尽力し、文教常任委員会では副委員長を務めるなど、住民福祉の向上に尽力した。
その他、悪臭公害対策特別委員会副委員長、議会改革検討特別委員会副委員長として特定課題に取り組むとともに、北上地区広域行政組合議会議員を務めるなど、長年にわたり市勢の発展と地方自治の進展に寄与した功績は極めて顕著である。

千葉 愼夫（ちば つかお）氏（北湯口）

元花巻市統計調査員協議会会長（平成14年4月から平成30年4月）
氏は、平成3年5月に旧花巻市統計調査員協議会理事に就任以来、継続して理事を務め、平成14年4月からは同協議会会長を務めた。
平成18年の市町村合併に伴う各市町統計調査員協議会の合併の際には、各地域の役員との連絡調整を的確に行い、合併後の円滑な協議会活動に大きく寄与した。
平成18年4月、合併後の花巻市統計調査員協議会初代会長に就任し、以降、平成30年4月に会長職を退くまでの12年間、同協議会の運営に中心的に携わった。
昭和50年の岩手県農林業統計調査以来、各種統計調査に積極的に従事し、工業統計調査26回、国勢調査9回、商業統計調査9回、農林業センサス8回、事業所・企業統計調査6回、岩手県農林業統計調査6回、その他計31回、合計95回と市内の統計調査員の中で最多である。
また、長年の経験を活かし、経験の少ない調査員に対して的確な助言指導を行っており、市内全体の円滑な調査活動に寄与した功績は極めて顕著である。

教育文化功労

齋藤 政一（さいとう まさかず）氏（十二丁目）

氏は、昭和20年4月より旧日本陸軍船舶司令部通信小隊長として広島市にて勤務していたところ、同年8月6日、爆心地から1.8キロメートル離れた兵舎にて被爆。瀕死の重傷を負ったところを救出され一命をとりとめた。
以後、当時の広島の様子や自らが体験したことを通じて、平和の大切さ、被爆者救済、核兵器廃絶のため、日本国内のみならず、海外においても多数公演を行うとともに、非核平和を求める活動を行っている。
平成29年12月、ノーベル平和賞を受賞した核兵器廃絶キャンペーン（ICAN）の関連行事として、現地の平和団体が主催したパレードに被爆者20名の1人として、東北地方から唯一参加した。
また、当市の非核平和推進事業「平和教室」において、市内の小中学生を対象に、自身の体験等をもとに平和に関する講話を数多く行い、当市の非核平和の推進に寄与した功績は極めて顕著である。

民生安定功労

鎌田 嘉道（かまだ よしみち）氏（石鳥谷町北寺林）

元花巻地区保護司会会長（平成24年4月から平成28年3月）
氏は、平成3年4月に保護司に就任以来、およそ26年の長きにわたり、更生保護活動はもとより、青少年の健全育成、犯罪予防に尽力され、花巻市の民生の安定に貢献した。
平成24年4月から平成28年3月まで花巻地区保護司会会長および岩手県保護司会連合会理事、平成27年4月から平成28年9月まで岩手県保護司会連合会副会長を務め、岩手県全域の保護司活動を通じ、地域福祉の向上に尽力した。
また、平成26年7月には、保護司が地域の関係機関・団体と連携しながら地域で活動を行う拠点「更生保護花巻サポートセンター」を石鳥谷総合支所内に開設。開設を主導するとともに、拠点を基盤に更生保護への理解と協力を得るための取り組みに尽力した。
平成29年3月をもって保護司を退任したが、現在も花巻地区保護司会顧問として継続して保護司活動に対する支援を行っており、当市の福祉の向上に寄与した功績はきわめて顕著である。

表彰式

【日時】平成30年11月3日（土曜・祝日）午前11時より

【場所】花巻温泉 ホテル紅葉館