2月15日から16日にかけて、米国イースト-ウエストセンターから研究員をお迎えしました

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ページ番号1002450  更新日 平成31年1月18日

米国イースト‐ウエストセンターより、グレース・クレッグさんが調査のため当市を訪問しました

イースト-ウエストセンターって?

イースト-ウエストセンターは、米国、アジア太平洋の国々、国民の間のよりよい関係と理解の促進のため、共同研究・調査、そして対話事業を実施している組織です。1960年に米国議会によって創設され、両国・両地域の共通課題や重要な問題について、情報収集や分析を行い、解決を図る重要な役割を担っています。

今回の訪問について

今回当市でお迎えしたのは、同センターワシントンD.C.オフィスのプロジェクト及びアウトリーチコーディネーター、グレース・クレッグさんです。
クレッグさんの訪問は、米国と日本の姉妹都市交流に焦点を当てた調査を目的としたものです。米国と日本との間には、現在460を超える姉妹都市関係があり、ほかのどの国よりも多くなっています。クレッグさんは姉妹都市交流について、お互いの市民が直接顔を合わせることができ、より深い市民レベルの関係を築くことができる重要な要素だとお考えです。しかし、政治の中心地ワシントンD.C.では安全保障や貿易問題のほうが大きく取り上げられることが多く、姉妹都市交流については見過ごされることが多いそうです。
今回この研究視点に注目した米国笹川財団からの支援を受け派遣されたのが、クレッグさんです。この調査プログラムでは、米国と日本の協力関係を強化するために姉妹都市関係をどのように役立てて行けるのか、クレッグさんが研究成果をまとめることとされています。

花巻が選ばれた理由について

平成24年(2012年)、ホットスプリングス市は独立行政法人国際交流基金が支援する、国際協力関係・国際姉妹都市の「リーディングアジアプログラム」の経済的な援助を受け、当市に訪問団を派遣しました。クレッグさんはそのプログラムが与えた影響について関心を持ち、援助を受けた自治体のリストの中から花巻市を選んだとのこと。また、当市はホットスプリングス市のほかにもう一つ、バーモント州のラットランド市とも姉妹都市関係にあります。米国に2つの姉妹都市を持つ市は多くはなく、その意味で特別な市であることも選ばれた理由の一つだということです。クレッグさんは平成30年2月15日(木曜)から16日(金曜)にかけて当市を訪れ、2市内の関係施設や文化施設を訪問され、関係者から聞き取りなどを行ったほか、上田市長とも面会し、米国姉妹都市との交流に望むことなどについて聞き取って行かれました。研究結果は、イースト-ウエストセンターのホームページなどで発表されるということです。今回の調査が、将来両国の友好関係に役立つことを願っています。

写真:グレース・クレッグさん訪問

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