令和元年度テーマ展「チベット仏教研究者 多田等観」

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ページ番号1020680  更新日 令和6年4月1日

イベントカテゴリ: 歴史・文化

テーマ展「チベット仏教研究者 多田等観」

開催期間

令和1年6月15日(土曜)から令和1年7月15日(月曜)まで

開催時間

午前8時30分 から 午後4時30分 まで

開催期間中の休館はありません

開催場所

花巻市博物館

等観チラシ

展示会について

かつて郷里・秋田での講演会で、等観自身が語ったのは「(チベット仏教研究は)私に与えられた運命であると深く諦めなければならない」という言葉でした。

秋田市西船寺に生まれた等観は、大正時代の10年間、ダライ・ラマ13世の庇護を受けながらチベットで仏教の修行をしました。帰国後は、チベットから持ち帰った膨大な量の経典や典籍の研究を行い、世界的なチベット学者として活躍します。

しかし、戦争が激化したことを受けて、等観がチベットから持ち帰った資料は、弟が住職を務める花巻の光徳寺へと運ばれました。これらの資料は光徳寺の檀家によって大切に守られ、そのうちの約100点が博物館所蔵資料となっています。

本展覧会では、等観の生涯を振り返るとともに、ダライ・ラマ13世の遺言により贈られた「釈尊絵伝」、チベットより請来された貴重な品々、花巻に残された足跡などを紹介し、数奇な運命を辿った多田等観の人物に迫ります。

多田等観
釈迦牟尼世尊絵伝 本尊図

展示構成

  1. はるかなるチベットヘ
  2. チベットでの10年間
  3. ダライ・ラマ13世との交流
  4. 世界的なチベット学者
  5. 等観と花巻
多田等観
デルゲ版大蔵経
多田等観
文殊菩薩

入館料

常設展入館料でご覧いただけます
小・中学生:150円(100円)
高校・学生:250円(200円)
一般:350円(300円)
()内は20名以上の団体料金です
近隣各館共通券がございます

関連事業

館長講座「多田等観と宮沢賢治」

【日時】令和元年6月29日(土曜) 午後1時30分から午後3時まで
【場所】花巻市博物館 講座体験学習室

展示解説会

【日時】令和元年7月6日(土曜) 午後1時30分から
予約の必要はありませんが、常設展入館料が必要です。

 

周辺地図

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このページに関するお問い合わせ

花巻市博物館
〒025-0014 岩手県花巻市高松第26地割8番地1
電話:0198-32-1030 ファクス:0198-32-1050
花巻市博物館へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。