人・農地プランの実質化に向けた工程表の公表について

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ページ番号1010535  更新日 令和1年10月4日

人・農地プランの実質化に向けた工程表の公表について

農地中間管理事業がスタートして5年目の区切りを迎えたことから、事業を一層推進するため国により制度が見直されました。その見直しの軸とされているのが、「人・農地プランの実質化」と呼ばれる取り組みです。地域農業の発展のために、花巻市でも「人・農地プランの実質化」に取り組むこととしております。

1. 人・農地プランとは

人・農地プランとは、地域の農業者の高齢化や後継者不足、耕作放棄地の増加など「人と農地の問題」を解決するため、平成24年度から市町村が地域の話し合いを基に、5年後、10年後の地域の農地利用を担う中心的な農業経営体や将来の農地利用のあり方、近い将来の農地の出し手や地域農業のあり方を取りまとめたもので、未来の設計図とも呼ばれます。

2. 人・農地プランの「実質化」とは

地域により人・農地プランの話合いの内容に差が出てきている現状があります。人・農地プランの実質化とは、地域の農業・農地をしっかりと守るため、地域の話合いにもう一度イチから取り組むことを言います。

3. 既存プランの実質化の判断について

地区内の50パーセント以上の農地について、農地の出し手と受け手が特定されている場合は、「実質化された人・農地プラン」とみなすことができます。つきましては、「既に実質化していると判断する区域」及び「人・農地プランの実質化に向けた工程表」を以下のとおりに公表いたします。

算式

(近い将来の受け手(中心経営体)の現状経営面積+近い将来の農地の出し手の貸付予定面積)÷ 対象地区内 の農地面積 >50パーセント

  • 花巻市では、実質化の判断単位を原則、農家組合単位としました。

4. 実質化するには

  • 「既に実質化している」と判断した地域については、以下の取組を行う必要はありません。
  • 「実質化していない」と判断した地域については、以下の取組を行うことで、「実質化している」とみなすことになります。

(1)アンケートの実施

  地域の農業者の年代分布や後継者の有無といった概ね5年から10年後の農地利用等地域の状況がわかるようなアンケートを実施します。

(2)地域の現況把握

  アンケートの結果を取りまとめ、農業者の年齢階層別の就農や、後継者の有無などについて現況を地図に落とし込み、地域の状況を把握します。

(3)地域の中心経営体への農地の集約化に関する将来方針の作成

  作成した地図などをもとに、地域の話し合いにより、5年から10年後に農地を担う中心経営体に関する方針を、それぞれの地域で話し合いにより決めます。

5.人・農地プランの実質化が要件になっている事業

  1. 機構集積協力金のうち地域集積協力金、農地整備・集約協力金
  2. 農業次世代人材投資資金(経営開始型)
  3. 強い農業・担い手づくり総合支援交付金
  4. 担い手経営発展支援金融対策事業
  5. 農業経営基盤強化資金利子助成金等交付事業

6.実質化に向けた工程表、実質化していると判断する区域

 

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農政課 地域農業推進室
〒025-0052 岩手県花巻市野田335番地2(花巻農協総合営農指導拠点センター内)
電話:0198-23-1400(課直通) ファクス:0198-23-1403
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