百日せきの感染にご注意ください

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ページ番号1023251  更新日 令和7年3月11日

百日せきの感染者が増加しています

現在、花巻市を含む中部圏域において百日せきの感染者が例年に比べて急増しています。

インフルエンザなどの感染症も流行していますので、今一度感染対策に取り組みましょう。

中部保健所管内 百日咳 年次別報告数
  2020年度 2021年度 2022年度 2023年度

2024年度

(2月末現在)

報告数(人) 0 2 3 0 15

 

百日せきとは

百日せきは、百日咳菌によって発生します。
名前のとおり激しい咳をともなう病気で、1歳以下の乳児、特に生後6か月以下のこどもでは亡くなってしまうこともあります。

感染経路と潜伏期間

病原体は百日咳菌です。
感染している方の咳やくしゃみなどのしぶきに含まれる細菌によって感染します(飛まつ感染)。
潜伏期間は、7日から10日程度です。

百日せきの症状

風邪症状から徐々に咳が強くなっていきます。
乳幼児では、咳によって呼吸ができなくなるために全身が青紫色になったり、けいれんを起こしたり、脳症を引き起こしてしまう場合もあります。また、窒息や肺炎等の合併症が致命的となることがあります。
成人では、咳が長期間続きますが、比較的軽い症状で経過することが多いです。そのため、受診や診断が遅れやすいのですが菌は排出しているため、感染源とならないよう注意が必要です。

感染を予防するために

  • 百日せきの予防には、予防接種が有効です。定期予防接種として五種混合ワクチン(または四種混合ワクチン)があります。予防接種により、罹患リスクを80パーセントから85パーセント程度減らすことができると報告されています。
  • マスクの着用が可能なお子さんやご家族は、状況に応じてマスクを着用しましょう。
  • 咳エチケット(ティッシュなどで口や鼻をおおう、咳やくしゃみが続くときはマスクをする、とっさのくしゃみなどは袖などでカバーする)も実施しましょう。

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健康づくり課
〒025-0055 岩手県花巻市南万丁目970番地5
電話:0198-23-3121 ファクス:0198-23-3122
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