学校紹介

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ページ番号1014998  更新日 令和3年9月2日

大迫中学校学校紹介

神楽

本校は岩手県花巻市の北東部に位置し,大迫町外川目地区にあります。学校は高山植物で有名な霊峰「早池峰山」の麓に広がる緑豊かな町の中心部にあります。大迫町は全域に早池峰山を含む北上高地から湧き出る水を活用した,広大なぶどう畑が広がっており,「ワインの里」として知られています。また,町内には早池峰神楽(大償と岳の2つの神楽座の総称)を代表に郷土芸能が多く継承され,長い歴史文化を感じる町であります。早池峰神楽は昭和51年に国の重要無形民俗文化財の指定を受け,更に平成21年にはユネスコの無形文化遺産として登録されました。大迫町は人類共通の遺産として世界に認められた神楽の里であり,特にも平成29年には宿場町として400年目という節目の年を迎えました。

学校創立は昭和42年4月,旧町内の5中学校を統合して発足し,今年で55年目を迎えました。学区は旧大迫町全域で,大迫小学校・旧内川目小学校・旧亀ケ森小学校の3校から児童が入学してきます。本校では平成29,30年度の2年間,国立教育政策研究所の研究指定を受け,『大迫学』という伝統文化を学ぶ教育研究実践を進めてきました。地域の歴史や文化を地域の方々から学ぶ,いわば地域学です。今後もこれまでの研究実践で得ることができた成果や財産を大切にしながら,地域を知り地域を誇りに思う生徒の育成に努めて参りたいと思います。

本校の特徴的な活動の一つに,体育祭における「表現」があります。男子は,地域の方々から指導を頂きながら衣装を着けて伝統の「神楽(しんがく)」を舞い,女子は風呂敷を手に,地域の歌である「岳川(たけ)にうたう」に合わせた創作ダンスを踊ります。また,特色ある教育活動に自主的・主体的な生徒会活動があります。生徒会では,心を鍛える「日常の四実践」として“心を開くあいさつ”,“心を耕す読書”,“心をつなぐ合唱”,“心を磨く清掃”に取り組んでいます。この四実践を基本として豊かな心を育み,自ら考え行動し,地域の宝『迫中生』の育成に努めていきます。

近年,教育環境の整備も進み,生徒や保護者,地域住民が熱望していた校舎(平成29年7月),体育館(平成30年8月)そして外構工事(令和2年3月)が完成し,新しい施設での学校生活が行われています。令和2年度は,グランド整備が行われ,新しい校庭(グランド)が完成しました。

終わりに,本校生徒が地域の宝として,保護者や地域の皆様に育まれ,将来の大迫を担う人材となり得るよう全教職員で支援して参りますので,益々のご支援,ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

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このページに関するお問い合わせ

大迫中学校
〒028-3202 岩手県花巻市大迫町外川目第27地割22番地1
電話:0198-48-2221 ファクス:0198-48-2216
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