花巻市公共施設マネジメント実施計画における維持管理コスト縮減の取り組みについて
維持管理コスト縮減の取組
花巻市公共施設マネジメント実施計画(以下「実施計画」という。)が策定された、令和2年度から令和5年度までの4年間の建物施設に係る維持管理コストは、年平均で22.5億円となっています。
維持管理コストの縮減については、更新費用の縮減や、施設総量の縮減などハード面の改善を図る必要があります。施設総量の縮減については、新たな建物施設があったものの、解体や譲渡を進めたことにより、令和2年度が629施設でありましたが、令和5年度では620施設となっており、施設総量の縮減を図りました。(▲9施設)
光熱水費などコスト削減が可能なものについては、エネルギー消費量を削減するためにLEDなどの省エネ型設備の導入を進めてきたとともに、電気料金の見直しについても取組んでいます。
第1次実施計画期間中においては、電力の自由化により発電所を持たない新電力会社等の参入により、電力市場はかつてない競争が繰り広げられ、当市においても令和3年度、令和4年度において、条件付き一般競争入札を行い、従前より低価格での契約を締結し、電気料金の削減に取り組みました。
しかしながら、燃料費調整額がマイナスからプラスに転じ、更にはロシアのウクライナ侵攻等により燃料費調整額が急上昇し、電気料金はこれまでにない金額となりました。
これにより、当初見込んだ入札実施による削減効果は薄れ、結果として、▲23.2百万の削減額、削減率は▲1.0%にとどまりました。
第2次実施計画では、高圧電力導入施設のうち、その施設にとって最適な料金プランを見直しするなど、令和6年度においては、▲2.3百万円の削減額が見込まれています。
電力削減への取組及び削減効果については、下グラフ・下表のとおりです。


令和7年度においては、上記のほか、次の施設のLED化を進め、運営コストの削減を図っていきます。
市内小中学校、東和給食センター、文化会館、ビジネスインキュベータ、市内保育園、花巻保健センター、各総合支所花南・笹間振興センター、大迫体育館、賃貸工場、青少年ホーム、シルバーワークプラザ
電気料金は経営環境の変化等に伴い都度、改定されるものであり、今後においても、常に動向を注視しながら、最適な条件で電力を調達できるよう「公共施設」維持管理コストの縮減について取組んで参ります。
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