ベルンドルフ・花巻市友好都市提携55周年

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ベルンドルフ市と花巻市は、友好都市提携55周年を迎えます

令和2年(2020年)はオーストリア共和国ニーダーエスタライヒ州ベルンドルフ市と、花巻市(当時旧大迫町)が友好都市提携を結んでから55年の節目の年にあたります。
これを記念して、ベルンドルフ市についてと、これまでの両市の国境を越えた交流のあゆみについて紹介します。

ベルンドルフ市をご紹介します

ベルンドルフ市ってどんなところ?

場所

オーストリア共和国ニーダーエスタライヒ州の山間部にある都市で、首都ウィーンから南南西へ約50キロメートルの位置にあります。

人口

約9000人

広さ

面積は17.57平方キロメートルで、大迫町の亀ヶ森地区よりやや小さい面積です。

距離と行き方

一例を紹介しますと、日本から空路およそ12時間でウィーン国際空港へ、さらに車で約1時間ほどです。日本との時差は8時間(夏時間で7時間)で、日本のほうが進んでいます。

気候

日本と同じく四季があり、景色の変化で季節を感じることができます。気候は温暖ですが、寒暖の差が大きく、花巻より冬の寒さは厳しいです。

特徴

12世紀ごろの記録にもその名があるほど、歴史のある都市です。現在でも、築100年以上の家が多く建っています。1898年に完成したベルンドルフ市民劇場は、当時を偲ばせる美しい劇場であり、市の宝として愛され続けています。
代表的な産業には銀食器と松ヤニがあります。19世紀半ばに、ドイツ出身のクルップ家がベルンドルフ市に金属洋食器工場を建設し、大きな成功をおさめ発展しました。現在も国内外で多くの人に愛用されています。音楽の都ウィーンと同様、ベルンドルフ市でもクラシック音楽が日常的に演奏され、松ヤニは弦楽器の弦に塗布するために多く生産されています。また香料や薬品にも使用されています。

ベルンドルフ市の街並み2

ベルンドルフ市民劇場

銀食器

ベルンドルフ市の街並み

ベルンドルフ市との交流のあゆみ

ベルンドルフ市とは、ハヤチネウスユキソウ(早池峰の花)とエーデルワイス(アルプスに咲くオーストリア国花)がよく似ているという縁で、昭和40年(1965)年に、大迫町(当時)と国際友好都市の提携を行いました。平成18年1月1日の花巻市、大迫町、石鳥谷町、東和町の1市3町の合併を受け、平成18年(2006年)11月23日に新市とベルンドルフ市は提携継続の盟約を行いました。

友好都市提携以来、留学生、親善登山隊の派遣、市内中学生や高校生のベルンドルフ市への派遣研修、ベルンドルフ市のギムナジウム校(伝統的な中等学校)生徒の受入れなど、多岐にわたる交流が行われてきました。

また、5年ごとに周年記念式典が開催され、訪問団が相互に往訪しており、50周年を迎えた平成27年(2015年)にはベルンドルフ市民訪問団とギムナジウム校の生徒が来花して様々な式典や交流会が開催されました。

友好都市提携55周年を迎える2020年は、ベルンドルフ市で記念式典が開催される予定でしたが、新型コロナウィルス感染症の影響により延期になりました。令和3年(2021年)は延期した記念式典が開催されるほか、例年通り青少年派遣研修、ギムナジウム校の受入れなどが行われる予定です。

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