ため池について
ため池とは
ため池とは、降水量が少なく、流域の大きな河川に恵まれない地域などで、農業用水を確保するために水を貯え取水ができるよう、人工的に造成された池のことです。ため池は全国に約17万箇所存在し、特に西日本に多く分布しています。
ため池に関する法律
近年、全国的に大規模地震や豪雨によるため池の決壊やそれに伴う人的・物的被害が続発しています。このような中、ため池の所有者等(所有者、管理者)や行政機関の役割分担を明らかにし、ため池の適正な管理及び保全が行われる体制を整備することを目的として「農業用ため池の管理及び保全に関する法律(令和元年7月1日施行)」が制定されました。この法律により、所有者等は都道府県へのため池情報の届出を義務付けられました。
ため池ハザードマップとは
ため池の中には、下流に住宅や公共施設等が存在するものがあります。このようなため池を対象に、万が一ため池が決壊したときに備えて、被害想定区域や避難場所等が表示された「ため池ハザードマップ」の作成を進めています。
ため池ハザードマップは、防災訓練等に活用して地域住民の自主防災意識の向上を図ったり、ため池の防災対策や災害時の被害軽減に役立てるものです。
関連情報
花巻市内の各地区のハザードマップ等の情報は下記のリンク先からご覧ください