【注意喚起】花巻市で発見された野生イノシシから豚熱ウィルスが検出されました(11月7日掲載)
花巻市で発見・回収された野生イノシシから豚熱ウィルスが検出されました
令和6年11月7日(木曜)、岩手県は花巻市で11月3日(日曜)に発見・回収された野生イノシシから豚熱ウィルスが検出されたことを発表しました。市内で豚熱ウィルスが検出されたことから、豚の所有者及び住民の皆様は、下記の防疫体制の徹底をお願いいたします。なお、豚熱は豚、イノシシの病気であり、接触等により人に感染することはありません。
豚所有者は発生予防対策を徹底しましょう
豚所有者の皆様は、本病に対する防疫体制に万全を期すため、以下のような飼養衛生管理の徹底をお願いいたします。
- 畜舎とその周りを「衛生管理区域」とし、その他の区域との境界がわかるようにし、区域に出入りする車・人・物は消毒を徹底すること。また、区域に立ち入った人・物を記録し、保存すること。
- 衛生管理区域専用の衣服、靴の設置と飼養を徹底すること。
- 飼料に肉を含み又は含む可能性のある時は、撹拌しながら摂氏90度以上で60分間以上の加熱処理を徹底すること。
- 畜舎にある給餌・給水設備や飼料の保管場所にねずみや野鳥などの野生生物の排泄物が入らないようにすること。野生イノシシの侵入を防ぐため、防護柵設置等の措置を講じること。
- 定期的に畜舎の道具の清掃・消毒をすること。豚舎周囲の清掃、整理整頓を徹底すること。
- 死亡家畜の処理までの間、野生動物に荒らされないよう適切に保管すること。
- 毎日家畜の健康状態を確認し、39.0度以上の発熱、鼻やひづめに水ほうやびんらん、哺乳豚の半数以上の死亡などがあれば、速やかに「岩手県県南家畜保健衛生所(電話:0197-23-3531)」へ通報すること。
市民の皆さんは豚熱等の家畜伝染病まん延防止のために、以下のことを遵守しましょう
- 豚熱等の発生地域を訪問した際には、むやみに畜産農場に近づかないこと。
- 畜産農場に立ち入る際は、各農場で実施している車両及び靴底消毒に協力すること。
- 海外に渡航した場合、帰国の際には、各空港で実施している靴底消毒に協力すること。
- 山林等に立ち入った場合、衣服と靴、車両の消毒を徹底すること。
- 山林等に立ち入った場合、畜産農場へ近づかないこと。
- 食品残さなど、野生動物の食料となる可能性があるものは所定の方法により処分すること。
- 野生イノシシの死骸や衰弱個体を発見した場合、近づいたり触れたりしないこと。
飼育豚の異常・野生イノシシの死骸等を発見した場合
飼育豚に異常が見られた場合や野生イノシシの死骸・衰弱個体を発見した場合は、下記のいずれかまでご連絡ください。
- 岩手県県南家畜保健衛生所 電話 0197-23-3531
- 花巻保健福祉環境センター 電話 0198-41-5405
- 花巻市農林部農政課 電話 0198-23-1400
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このページに関するお問い合わせ
農政課
〒025-0052 岩手県花巻市野田335番地2(花巻農協総合営農指導拠点センター内)
電話:0198-23-1400(課直通) ファクス:0198-23-1403
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