野焼きによる農作業事故に注意しましょう!
野焼きは危険な作業です!
野焼き作業の炎や煙が原因による死亡事故が県内で発生しています。安全作業を心がけましょう。
野焼きは、廃棄物の処理及び清掃に関する法律により原則禁止されていますが、農業を営むために行う稲わら等の焼却は例外として認められています。
野焼きは、死亡事故が発生する大変危険な作業です。
思いがけず炎が燃え広がり延焼に繋がったり、煙が大量に発生することで、煙が原因による視界不良が交通事故に繋がるなど、思わぬ事故を引き起こす可能性があります。
作業中は火元から離れず、火や煙から目を離さないようにしましょう。
また、風の強い日や自身の体調が悪い日は野焼きをしない、という農業者のみなさんの日々の心掛けが安全な農作業に繋がります。
消防署に届出が必要な場合があります
野焼き等は原則禁止されていますが、農業を営むために行う稲わら等の焼却は法律で認められています。
ただし、火災とまぎらわしい煙又は火炎を発するおそれのある時には、あらかじめ、その旨を消防署に届け出なければなりません。(花巻市火災予防条例第50条)
この届出は、消防署が野焼き等の行為の事実を知らなければ、火災と誤認するおそれや、あるいは市民からの通報によって消防車が出動するおそれがあるためです。
詳細は最寄りの消防署へお問い合わせください。
野焼きを始める前の注意事項
乾燥注意報が出ているとき、風の強いときはやめましょう。
水入りバケツ、消火器など消火の準備をしましょう。
火災と間違われて消防署に通報される可能性がありますので、日没までには必ず終わらせ、消火しましょう。
野焼きをしているときの注意事項
火を消すまで、その場を離れないようにしましょう。
火の粉が飛ばないように、燃やす量を調整しましょう。
衣服への着火や火傷に注意しましょう。
消火ができない場合は、安全な場所に避難し、速やかに119番通報しましょう。
野焼きが終わった後の注意事項
必ず、火が消えたことを確認しましょう。
必ず、再確認しましょう。
野焼きを行う際には、下記の点に注意して安全に作業を行ってください。
野焼き「危険のチェックポイント」
もし、自分が着ている洋服に火が燃え移ったら!?
ここでは、着衣着火への正しい対処法を学びましょう!
服に付いた火を手で消すことは困難です。
近くにいる人に助けを求め、すぐに119番通報してください。
(1) 素早く服を脱げる場合は衣服を脱ぐ!
(2) 火を消す!(水が近くにある場合はかける)
「ストップ!ドロップ&ロール!(止まって!倒れて、転がって!)」
服が脱げない!水が近くにない!など、即座に対応できない場合は、慌てずに下記の動きをしましょう。
アメリカで考案された着衣着火した際の消火方法「ストップ!ドロップ&ロール!(止まって!倒れて、転がって!)」を紹介します。
(1)ストップ!(まず、止まる!)絶対に走らない!慌てて走ってはいけません!!
火に驚いて走り回ると、風にあおられて逆に火が大きくなる危険があります。
(2)ドロップ!(次に、倒れる、地面に寝転ぶ)燃えているところを地面に押し付けます。
(3)ロール!(最後に、横向きにゴロゴロ転がる)服に付いた火が地面と接触し、広い範囲を窒息消火します。
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このページに関するお問い合わせ
農政課
〒025-0052 岩手県花巻市野田335番地2(花巻農協総合営農指導拠点センター内)
電話:0198-23-1400(課直通) ファクス:0198-23-1403
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