「いわて中部ネット」と「未来かなえネット」の連携が始まっています

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ページ番号1009099  更新日 令和5年6月27日

岩手中部医療圏(花巻市、北上市、遠野市、西和賀町)で運用されている「岩手中部地域医療情報ネットワーク」(いわて中部ネット)と、気仙医療圏(大船渡市、陸前高田市、住田町)及び両磐医療圏(一関市、平泉町)で運用されている「未来かなえネット」。
この異なる医療圏で運用されている2つのネットワークが平成31年3月に接続し、参加申し込みをした住民の医療や介護に関する情報を、お互いのネットワークで共有することが可能になりました。

「いわて中部ネット」と「未来かなえネット」

「いわて中部ネット」とは

岩手中部医療圏内にある医療機関や介護事業所の間で、病名・投薬内容・検査結果等の情報を共有し、医療・介護サービスに活用するコンピューター・ネットワークです。

いわて中部ネットに参加している施設や参加者数など、くわしくは、いわて中部ネットを運営している特定非営利活動法人岩手中部地域医療情報ネットワーク協議会のホームページをご覧ください。

「未来かなえネット」とは

気仙医療圏と両磐医療圏にある医療・介護・保健福祉関係施設間で、病名・投薬内容・検査結果等の情報を共有し、医療・介護サービスに活用するコンピューター・ネットワークです。

未来かなえネットに参加している施設や参加者数など、くわしくは、未来かなえネットを運営している一般社団法人未来かなえ機構のホームページをご覧ください。

ネットワークで共有されるのは、いわて中部ネットか未来かなえネットに参加申し込みをした方の医療や介護に関する情報です。

2つのネットワークが連携

連携するとはどういうこと?

いわて中部ネットと未来かなえネット

これまでは、いわて中部ネットに参加申し込みをした住民の医療や介護に関する情報は、いわて中部ネットに参加している施設の関係者により情報共有されてきました。
今回、未来かなえネットと新たに連携した(2つのネットワークシステムが接続した)ことにより、例えば以下のようなことが可能になりました。

 

  1. いわて中部ネットに参加申し込みをした住民が、未来かなえネットに参加している医療機関を受診した際に、いわて中部ネットに蓄積された医療や介護に関する情報を、医師等が未来かなえネットから閲覧することができます。
    もし、ご自身やご家族がこれまでの病歴などを説明できなくても、安心して医療サービスなどを受けることができます。
  2. いわて中部ネットに参加申し込みをした住民が、気仙医療圏や両磐医療圏にある市町に観光に出かけた際、未来かなえネットに参加している医療機関に救急搬送されても、受け入れ先の医療機関がこれまでの医療情報を把握することができます。
    つまり、受け入れ後に迅速な処置を行う手助けとなります。

連携により、災害時にも医療や介護の情報が守られます!

例えば、岩手中部地域で災害が発生し、気仙医療圏や両磐医療圏の医療機関にいわて中部ネットに参加申し込みをした住民が搬送された場合、受け入れ先の医療機関で医師等がこれまでの医療情報を確認することができます。

医療や介護に関する情報がデータとしてネットワークに蓄積され、異なる医療圏でも医療や介護に関する情報を閲覧できることは、災害が発生したときにも、継続して医療や介護サービスを受けられる助けとなります。

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このページに関するお問い合わせ

健康づくり課地域医療対策室(花巻保健センター)
〒025-0055 岩手県花巻市南万丁目970番地5
電話:0198-41-3586 ファクス:0198-41-3606
地域医療対策室へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。