令和7年度「花巻市学力向上アクションプラン」についてお知らせします

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ページ番号1004598  更新日 令和7年4月1日

令和7年度「花巻市学力向上アクションプラン」

「花巻市学力向上アクションプラン」は、「学級・学年経営の充実」「学習者主体の授業改善」「家庭学習の抜本的改善」の3本柱で構成しています。「人間関係を含む教室の落ち着いた環境づくり」「学力差と複雑化する学力分布への対応」「メディアコントロール等子どもの節度ある生活学習習慣づくり」が、子どもの健全育成と学力向上に密接に関係していることが各種調査から明らかになっているからです。令和7年度「花巻市学力向上アクションプラン」では、これらを「学級力」「授業力」「家庭力」と端的に表記し、子育て、教育のさらなる充実を目指します。

「令和6年度岩手県学習定着度状況調査から見える花巻市の状況」でお知らせしているとおり、小学校5年生国語・算数、中学校2年生数学の教科調査は「1年間の成長」として過去最大幅の伸びとなり、児童生徒質問紙調査でも肯定的回答で県を上回る項目が大幅に増えました。課題解決の取組を素早く組織的に推進した学校が増えたことが主たる要因です。小学校では他学年にも効果が波及し、例えば同一集団のR5小3→R6小4標準学力検査CRT全国比は、国語100→105、算数102→108といずれも大きく伸びています。

課題解決の取組を素早く組織的に推進した学校は小5児童・中1生徒講話、全保護者講演、教員授業改善講義等を活用しつつ、児童生徒の学習意欲や行動変容を促す取組、教職員の結果を意識した授業改善と効果的な校内研究、保護者への節度と規律ある生活学習習慣づくりへの協力依頼等、子どもを取り巻く環境改善を同時に並行して推進しています。令和7年度の重点は、令和6年度望ましい変容があった学校の取組を継続し、より多くの学校に広げ定着することです。

児童生徒の学力向上策の中核は、児童生徒の学校生活の大部分を占める授業です。各学校の教職員の授業を充実するために、令和7年度は、花巻市教育研究所の「研究班研究」「教科等部会研修」「ふくろう講座」等の取組に「学力向上」の柱を設け一部拡充して推進することとしております。望ましい変容につながった令和6年度の各種取組と併せ、各学校の多くの教職員の授業改善の一助となるように努めて参ります。

子育て、教育に関わる皆様には、本ホームページ掲載の「令和6年度全国学力・学習状況調査から見える花巻市の状況」「令和6年度岩手県学習定着度状況調査から見える花巻市の状況」を併せてご覧いただき、それぞれのお立場から長期的な視点に立ってより一層のご理解、ご協力をお願いします。

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