「カビ毒」の基準値を超えた岩手県産小麦が学校給食に使用されていました

「カビ毒」の基準値を超えた岩手県産小麦が学校給食に使用されていました

食品衛生法に定めるDON(デオキシニバレノール「カビ毒」）の基準値を超過した岩手県産小麦を使用した食材が、学校給食に使用されていたことが判明しました。現在の対応状況などについてお知らせします。

市内学校給食センターにおける使用状況

学校給食センター名	提供日	献立名（食材）	提供校数	食数
花巻学校給食センター	11月20日	せんべい汁（かやきせんべい割れ）	3小中学校	1,829食
南城学校給食センター	10月13日	ひっつみ（南部小麦すいとん）	3小中学校	1,011食
湯口学校給食センター	11月24日	ひっつみ（南部小麦すいとん）	2小中学校	294食
矢沢学校給食センター	9月19日 11月6日	ひっつみ（南部小麦すいとん）	2小中学校	1,002食
石鳥谷学校給食センター	11月13日	せんべい汁（かやきせんべい割れ）	3小学校	512食
東和学校給食センター	10月12日 11月24日	ひっつみ（南部小麦すいとん）	2小中学校	1,108食
合計			15小中学校	5,756食

市内学校給食センター10施設のうち6施設で学校給食に使用し、市内小中学校27校のうち15校で提供された。

健康被害の状況

これまでに当該カビ毒を原因とする健康被害の報告は受けていない。

対応状況

• 本件を受け、保護者あて12月12日付で学校を通じ通知した。
• 12月に提供予定であった当該食材の使用を取りやめ、献立を変更した。
• 安全が確認されるまで、岩手県産ナンブコムギを原料とする食材の使用を中止する。