総合文化財センター常設展示室の期間展示コーナーを更新しました

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ページ番号1023201  更新日 令和7年9月3日

常設展示室に期間展示コーナーを開設しました

「早池峰の自然・文化・歴史・人」「埋蔵文化財」の二つのテーマから、企画展などで紹介した資料を展示します。
期間展示は、3か月程度で展示替えを行います。ぜひ、ご覧ください。

令和6年度の予定

開催期間・開催内容

期 間

期間展示コーナー1

早池峰の自然・文化・人

期間展示コーナー2

埋蔵文化財

6月から8月 早池峰山植物関係資料 滝大神1遺跡(東和地区)
9月から11月 ベルンドルフ関係資料 久田野1遺跡(花巻地区)
12月から2月 たばこ史料館関係資料 小田遺跡(大迫地区)
3月から5月 山岳博物館関係資料

田屋遺跡(石鳥谷地区)

期間展示コーナー1 早池峰の自然・文化・人

ベルンドルフ市
ベルンドルフ市との交流を紹介
ベルンドルフ市との友好都市締結
ベルンドルフ市との友好都市締結関係資料
ベルンドルフ市との60周年のあゆみ
ベルンドルフ市との60年のあゆみ

花巻市とオーストリア共和国のベルンドルフ市との交流は、早池峰山(はやちねさん)に咲くハヤチネウスユキソウと、アルプスに咲くエーデルワイスが植物学的に姉妹関係にあることをきっかけに始まりました。
「二つの花を対面させたい」という想いから交流が生まれ、1965年(昭和40年)10月12日には旧大迫町とベルンドルフ市で友好都市締結(ゆうこうとしていけつ)の記念式典(きねんしきてん)が行われました。この日はのちに提携(ていけい)記念日となりました。
2006年(平成18年)11月には、市町村合併により新たに誕生した花巻市とベルンドルフ市との間で、提携継続(けいぞく)の調印(ちょういん)が行われました。友好都市締結以来、留学生や親善登山隊(しんぜんとざんたい)の派遣(はけん)、市内中高生の研修訪問、ベルンドルフ市のギムナジウム校「伝統的(でんとうてき)な中等学校」生徒の受け入れなど、教育・文化を中心とした交流が続いています。また5年ごとに記念式典が行われ、両市の訪問団が互いに行き来しています。
2025年(令和7年)は、交流開始から60周年を迎える節目の年であり、ベルンドルフ市を訪問する市民ツアーの実施(じっし)や、10月12日の提携記念日にベルンドルフ市で記念式典が開催(かいさい)される予定です。

期間展示コーナー2 埋蔵文化財

花巻市高木の久田野1遺跡から出土した遺物を紹介します
花巻市高木の久田野1遺跡から出土した遺物を紹介
1号住居跡 完掘状況です
1号住居跡 完掘状況
2号住居跡 複式炉 検出状況です
2号住居跡 複式炉 検出状況
久田野1遺跡について説明です
久田野1遺跡について

市内でも数少ない複式炉をもつ遺跡

久田野1(きゅうでんのいち)遺跡は市内東部(とうぶ)、北上川とその支流(しりゅう)・猿ケ石川(さるがいしがわ)にはさまれた台地上(だいちじょう)にあります。周辺(しゅうへん)には縄文(じょうもん)時代中期(ちゅうき)の大きな集落跡(しゅうらくあと)として知られる久田野2遺跡などの遺跡が密集(みっしゅう)しており、一帯は市内でも有数(ゆうすう)の縄文遺跡群(ぐん)となっています。
これまでの発掘調査(はっくつちょうさ)では、今から約4,500~4,000年前の縄文時代中期後半の竪穴住居跡(たてあなじゅうきょあと)3棟(とう)や陥(おと)し穴状遺構(いこう)11基(き)ほかが見つかっており、特にも北西向(ほくせいむき)の斜面部(しゃめんぶ)から見つかった住居跡には複式炉(ふくしきろ)とよばれる特徴的(とくちょうてき)な炉跡(住居内部の壁際(へきぎわ)近くに石敷(いしじき)の掘込(ほりこみ)と土器を埋めた炉が続くもの)があり、注目されます。

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このページに関するお問い合わせ

花巻市総合文化財センター
〒028-3203 岩手県花巻市大迫町大迫第3地割39番地1
電話:0198-29-4567 ファクス:0198-48-3001
花巻市総合文化財センターへのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。