総合文化財センター常設展示室の期間展示コーナーを更新しました
常設展示室に期間展示コーナーを開設しました
「早池峰の自然・文化・歴史・人」「埋蔵文化財」の二つのテーマから、企画展などで紹介した資料を展示します。
期間展示は、3か月程度で展示替えを行います。ぜひ、ご覧ください。
令和8年度の予定
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期間 |
期間展示コーナー1 早池峰の自然・文化・人 |
期間展示コーナー2 埋蔵文化財 |
|---|---|---|
| 6月から8月 | 文化財センター収蔵資料(南部凧絵) | 安俵6区遺跡(東和地区) |
| 10月から12月 | ベルンドルフ市関係資料(食器類) | 屋敷遺跡(大迫地区) |
| 12月から2月 | たばこ史料館関係資料(帳簿類) | 法領遺跡(花巻地区) |
| 3月から5月 | 山岳博物館関係資料(登山道具) |
上好地遺跡(石鳥谷地区) |
期間展示コーナー1 早池峰の自然・文化・人
ベルンドルフ市
ベルンドルフ市は、オーストリア共和国の首都ウィーンから南南西へ約50km離れた位置にある人口約9,000人の山間にある都市です。日本と同じく四季があり、気候は温暖ですが寒暖の差が大きく、冬の寒さは厳(きび)しい街です。
ベルンドルフは、12世紀頃の記録にある歴史のある都市で、築100年以上の家が多く建っており、1898年に完成したベルンドルフ市民劇場は、市の宝として愛され続けています。
代表的な産業には銀食器と松ヤニがあります。銀食器は、現在も国内外で多くの人に愛用され、松ヤニは弦楽器の弦に塗布(とふ)するために多く生産され、香料や薬品にも使用されています。
ベルンドルフの市章には、「銀のスプーンを持った熊」があしらわれています。
期間展示コーナー2 埋蔵文化財
伝説の中世の町を発見
屋敷遺跡(やしきいせき)は、早池峰山(はやちねさん)に源(みなもと)を発する稗貫川(ひえぬきがわ)が、支流の中居川(なかいがわ)と合流する大迫町(おおはさままち)の中心街(ちゅうしんがい)に隣接(りんせつ)しています。昭和62年の発掘調査において縄文時代後期末(こうきまつ)~晩期(ばんき)の多くの遺物とともに、永楽通宝(えいらくつうほう)などを伴(ともな)う中世(ちゅうせい)の竪穴建物跡(たてものたてものあと)1棟(とう)が確認されています。
平成17年、遺跡内に大迫保育園(おおはさまほいくえん)が新築移転(しんちくいてん)されることになり、事前(じぜん)の発掘調査が行われました。その結果、中世の竪穴建物跡5棟、掘立柱建物跡(ほったてばしらたてものあと)3棟などが検出(けんしゅつ)され、中世末期から近世初頭(きんせいしょとう)頃の陶磁器(とうじき)や砥石(といし)、木製品(もくせいひん)などが出土しました。掘立柱建物跡は、屋敷遺跡の中央を通る「屋敷(やしき)の中道(なかみち)」という道路に沿(そ)って並んでいましたが、この道は中世の遠野街道(とおのかいどう)といわれています。伝承(でんしょう)では、ここに「九日町(ここのかまち)」という中世の町場(まちば)があり、今から約400年前の元和(げんな)3(1617)年に南部利直(なんぶとしなお)によって現在の大迫三町に移(うつ)されたと言われています。このことは、屋敷遺跡から出土した陶磁器の多くが16世紀後半から17世紀前半のものであることなどから証明(しょうめい)されました。伝承と発掘調査の結果が一致した極(きわ)めて稀(まれ)な事例となっています。
関連情報
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このページに関するお問い合わせ
花巻市総合文化財センター
〒028-3203 岩手県花巻市大迫町大迫第3地割39番地1
電話:0198-29-4567 ファクス:0198-48-3001
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