寺島貞志 青春のリアリズム 展

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ページ番号1002145  更新日 平成31年1月18日

イベントカテゴリ: 歴史・文化

開催エリア:東和地域

開催期間

平成24年12月1日(土曜)から平成25年2月3日(日曜)まで

寺島貞志展のチラシ(表)

寺島貞志展のチラシ(裏)


1905(明治38)年、石川県に生まれた寺島貞志(ていし)は、大正末期に結成された急進的グループ「造型」に21歳のとき参加。その後、パリとモスクワで絵を学び、社会主義リアリズムの画家として活動します。
25歳のときに描いた女子青年共産同盟員を意味する「コムソモルカ」は、健康的な労働者の若い娘を生きいきと描き、日本プロレタリア美術が生んだ秀作とされます。さらに、太田英茂が主宰するデザイン事務所で広告美術の仕事に携わり、労働者をテーマにした優れたグラフィックデザインを世に送り出しました。
戦火が激化してきた東京を逃れ1945(昭和20)年4月、妻の実家である岩手県花巻市に移り住んだ寺島は、以来1983(昭和58)年、77歳で亡くなるまで、自然に育まれた花巻周辺の農民の生活や農村風景をテーマに描き続けました。
戦前にはプロレタリア美術の画家として、時代を映し出す作風であったものが、戦後は自然と向き合い、牧歌的風景を描きだす農村画家として歩みました。今回の展覧会では、彼の前半期にあたる戦前、戦中作品に焦点をあて、若き寺島の躍動する表現性を検証します。

展覧会名

花巻市共同企画展「ぐるっと花巻再発見!」寺島貞志-青春のリアリズム展

主催・会場

萬鉄五郎記念美術館
郵便番号:028-0114
住所:岩手県花巻市東和町土沢5-135
電話番号:0198-42-4402
ファクス:0198-42-4405

出品点数

約80点

開館時間

午前8時30分~午後5時まで(入館は午後4時30分まで)

休館日

月曜休館(月曜が祝日の場合その翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)

後援

岩手日報社、岩手日日新聞社、盛岡タイムス社、河北新報社盛岡総局、朝日新聞盛岡総局、読売新聞盛岡支局、毎日新聞盛岡支局、産経新聞盛岡支局、日本経済新聞社盛岡支局、NHK盛岡放送局、IBC岩手放送、テレビ岩手、めんこいテレビ、岩手朝日テレビ、花巻ケーブルテレビ、株式会社エフエム岩手、ラヂオもりおか、奥州エフエム、えふえむ花巻株式会社

入館料

一般400(350)円、高校生・学生250(200)円、小学生・中学生150(100)円
カッコ内は20名以上の団体料金

周辺地図

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このページに関するお問い合わせ

萬鉄五郎記念美術館
〒028-0114 岩手県花巻市東和町土沢5区135
電話:0198-42-4402 ファクス:0198-42-4405
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