農作業中の安全運動の徹底を心がけましょう!(9月に入ってからのコンバインによる事故について追記しました)

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ページ番号1016528  更新日 令和6年10月4日

【情報提供】9月に入ってからコンバインによる事故が多発しています。

農水省の農作業安全WEBページにおいて9月の農作業安全ワンポイントとして「コンバインによる事故」について掲載しているところですが、全国で9月8日から15日だけで6件の痛ましい死亡事故が発生しているということです。

コンバイン使用時に限らず、稲の収穫が終わった後も引き続き農作業安全を徹底しましょう。

以下、9月に発生したコンバイン事故の事例です。

  • コンバインが横転し下敷きになった男性が死亡(茨城県)
  • 軽乗用車がコンバインに追突し農家の男性が死亡(茨城県)
  • コンバインで農作業中に水路に転落して男性が死亡(秋田県)
  • 父親の運転するコンバインが倒れ男性が死亡(新潟県)
  • 夫が運転するコンバインが倒れ女性が死亡(千葉県)

農作業中の安全運動の徹底を心がけましょう!

農業機械等による事故を防止するため、農業者の皆さまには春と秋の農作業の繁忙期は特に、より一層の安全運動の徹底をお願いします。

農作業安全のポイント

  • 慣れた作業でも油断せず、安全を確認して、作業を行いましょう。
  • 必ず、作業の合間に十分な休憩を取りましょう。
  • 自分は「大丈夫」と過信せず、無理のない作業を行いましょう。
  • 一人での作業は避け、やむを得ず一人で行う場合は、家族に作業場所と帰宅時間を伝え、携帯電話を持ちましょう。
  • 家族や周りの人など、地域全体で注意を呼び掛けましょう。

刈払機(草刈機)の作業中の事故に注意しましょう。

農作業中の刈払機(草刈機)による死亡事故者数は、毎年10人前後で推移しています。

動力により高速回転する刈刃で草を刈る刈払機は、一般消費者にも広く普及していますが、使用方法に注意しないと、思わぬ事故を起こすことがあります。使用時は次の点に注意して作業を行いましょう。

  • 刈払機を使用する前に必ず取扱説明書を確認して使用方法や注意点を理解し、機器の点検を行って正しく使用しましょう。
  • 事故を防ぐために、刈払作業に必要な服装を整えてから作業を行いましょう。
  • 刈払作業中は滑りにくい作業靴を使用するとともに、ほかの作業場所に移動するときには、周囲の安全を確認し、刈刃が回転しない状態にしてから移動しましょう。
  • 刈払作業中の作業者には近づかないようにしましょう。刈払作業者に近づく必要がある場合には、視界に入るよう前方から近づくか、刈刃が届かない範囲から笛などで大きな音を立てて接近を知らせましょう。
  • キックバックを避けるために往復刈りや大振りを避け、障害物が多い場所ではナイロンコードカッターを使用しましょう。
  • 刈刃に草などが絡まって回転が停止した場合には、必ず刈刃が回転しない状態にしてから除去しましょう。
  • 人や物の近くで刈払作業せざるを得ない場合には、飛散防止ネットを使用するなど、十分な飛散防止対策を行いましょう。また、刈払作業者は15m以内に人が近づいた際には、人が離れるまで刈払作業を中断しましょう。

 

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