韓国で口蹄疫が発生しました(5月16日掲載)
韓国の肉牛農場で口蹄疫が発生しました
5月15日(月曜)、韓国の肉牛農場で口蹄疫が発生したことが、農林水産省より発表されました。韓国では緊急防疫措置を講じることとしています。韓国での口蹄疫の発生は、2019年以来4年ぶりの発生となります。このことから農林水産省は、地理的に近く人的交流も多い同国での発生を踏まえ、国民に対し、以下のことを呼びかけています。
1 口蹄疫発生国に渡航した際には、むやみに畜産農家に近づかないこと。
2 帰国の際は、各空港で実施している靴底消毒に協力いただくこと。
口蹄疫とは
口蹄疫とは、口蹄疫ウイルスの感染による偶蹄類動物(牛、豚、羊、山羊等)が感染する伝染病です。
「家畜伝染病予防法」における家畜伝染病に指定されており、発生した場合、防疫措置がとられます。
伝染力が極めて強く、罹患した動物の生産性の低下が見られることから、感染した個体は殺処分されます。
口蹄疫の症状は発熱やよだれ、口の中や蹄の付け根などに水疱(水ぶくれ)ができたりするなどがあります。
なお、口蹄疫にかかった牛などの肉を食べて人が病気になることは無いとされています。
家畜伝染病対策を徹底してください
国内では昨年度までに、高病原性鳥インフルエンザと豚熱(CSF)が流行している状況です。家畜飼養者の皆様は下記のような防疫対策を講じ、家畜伝染病への防疫対策を徹底してください。
- 毎日健康状態を入念に観察し、異常が見られた場合には、最寄りの獣医師または家畜保健衛生所まで連絡しましょう。
- 野生動物の侵入を防ぐため、飼育施設の破損部位を修繕し、柵・防鳥ネット等で覆う。餌箱は常に飼育施設内に置き、散乱した餌の清掃をこまめに行いましょう。
- 飼育施設の周囲は消石灰(1平方メートルあたり1キログラムを目安)を散布するなど、消毒に努めましょう。
- 飲み水には水道水を使用し、野生生物が利用する池や川の水を使用を控えましょう。
- 家畜に触れる際は、手指をよく洗浄しましょう。また、飼育施設に入る際は、靴の消毒。外出時に着用した衣服や靴を着替えましょう。
家畜に異常が見られた場合の通報先
1 花巻市農林部農政課畜産振興係
電話 0198-23-1400
ファクス 0198-23-1403
2 花巻保健福祉環境センター・中部保健所
電話 0198-41-5405
ファクス 0198-24-9240
3 岩手県県南家畜保健衛生所
電話 0197-23-3531
ファクス 0197-23-3593
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このページに関するお問い合わせ
農政課
〒025-0052 岩手県花巻市野田335番地2(花巻農協総合営農指導拠点センター内)
電話:0198-23-1400(課直通) ファクス:0198-23-1403
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